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June 2018

『空飛ぶタイヤ』の感想

Soratobutaiya 運送会社のトラックが起した交通事故。走行中にタイヤが外れ、歩道を歩いていた一人の主婦が亡くなったという。整備不良を疑われ、世間やマスコミのバッシングを受け追い込まれるなか、自動車会社の説明に納得できない社長の赤松は独自に調査を始める。

 自動車会社のリコール隠しを題材にした作品です。大企業内部の闇を見るようですが、「ある、ある!」と思えてしまうのは根深い問題だからでしょうか。ここでは社長の赤松だけが調査結果に疑問をもって戦っています。自分の会社と社員の生活が懸かっていますからねぇ。とはいえ、大企業を相手に一人で戦っても相手になりません。正論を言ってみても追い込まれてゆくあたり苦しい。
 結局のところ、自動車会社の内外から疑問に思った者たちによる蜂起という展開でした。
それぞれに事情があってのことですが、大きな力の前に苦境に立たされています。企業とは・・コンプライアンスとは何か?釈然としないですし、組織が変われるのか疑問をなげかけています。ここで企業内部の闇が明るみになり、赤松たちは救われたけれど立場が大逆転とまではいかないでは・・・。そう思えてしまう。

『メイズ・ランナー 最後の迷宮』の感想

Meizuran3 仲間の裏切りから謎の組織WCKDに捕らわれたミンホ。彼を救いだす為、トーマス達は輸送列車を襲撃するが、そこにミンホはいなかった。ミンホはフレアウィルスの抗体を作る実験台にされているという。トーマスはWCKDの本部ラスト・シティへ決死の潜入を試みる。

 3部作の完結編です。全ては繋がったストーリーだけど、それぞれ違う作品のような印象でした。1作目の迷路脱出から2作目のゾンビ世界、そして今回はハードアクションといったところでしょうか。ゆえに強引な展開も感じつつ、どういう結末を迎えるのか気になるところです。
 そして観終えて「最後の迷宮」ってサブタイトルが意味深ですね。1作目の迷路が象徴的に思えます。ここではウィルスによって人類が存亡の危機に立たされているわけで、生き残る選択肢のようです。レジスタンスはウィルスのいない孤島をめざし、WCKDはワクチンの為に人体実験を繰り返しています。しかも、全ての人を救おうと思っていないのは問題ですね。やがて、トーマスは抗体を持った希少な存在ということがわかるけど、事は遅し・・・。まぁ、それは彼の心の内に秘めておくのだろうか?もはや混乱した世界に出口は見い出せません。
 


『デッドプール2』の感想 

Deddopuru2 恋人とお気楽な日々を送っていたデッドプール。ある日、未来からやって来たマッチョな機械男ゲーブルが現れて、大きな事件に巻きこまれてゆく。そこで、特殊能力を持った奴らを集めた激ヤバチーム“Ⅹフォース”を結成して立ち向かう。

 お気楽で相変わらずのノリで戦うヒーロー?デッドプールの2作目です。前作はどうだったのか?ストーリーを忘れてしまいましたが、最早どうでもいいのかもしれません。何せブラックユーモアとパロディ満載の映画ですから。とはいえ、今作では恋人を殺され傷心のデッドプールです。自らも死を望むけれど、死なないのが彼の能力ですからねぇ。
 そこで使命感に燃え、ミュータントの少年を救うべくⅩメンに対抗してⅩフォースを結成しています。かなり特殊?な能力を持った面々を集めたものの、やっぱり・・・といった展開です。やりすぎ感も笑って流すくらいでないと楽しめませんね。ヒーローが活躍する昨今、シリアスな中に、こんな、おバカでお気楽なヒーローがいても、いいのかもしれません。仲間も増えたし、次もあるのか・・・


『万引き家族』の感想 

Eafletimg_r_l 高層マンションの谷間に佇む古い一軒家。治たちの家族4人が転がり込んで暮らしているものの、頼りはこの家の持ち主、初枝の年金だ。生活で足りない物は万引きで賄う日々。そんな社会の底辺にあっても笑いが絶えず、口は悪くも仲良く暮らしていた。

 カンヌ映画祭でパルムドール受賞作品です。ニュースにならなければ見過ごしてしまいそうな地味な作品ですが、現代社会の影を描いています。はじめは単なる社会の底辺にいる家族の話かと思っていたら違いました。物語が進むにつれて分かるのだけれど、彼らには血のつながりがないということ。それでいて本当の家族より絆が強く、貧しくとも笑いの絶えない理想的な家族の姿があります。
 まぁ、やっていることは犯罪ゆえに許されないけれど、彼らをこの境遇に追い込んだものは何か考えさせれます。底辺の生活から逃れることができず、もっとも訳ありで普通の生活は出来ないのかもしれません。それぞれに理由はあって家族との絆を無くした者同士なのでしょう。しかし、ずっと続けられる関係ではないわけで終わりも突然に訪れます。何だか釈然とせずに切なさだけが残る作品でした。

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