バイオ・ハザード: ザ・ファイナル
世界に蔓延したTウィルスによって48時間後に人類は滅びるという。この危機を救う鍵は、始まりの地ラクーンシティの地下施設ハイブにあった。クレアたちと合流したアリスは最後の戦いに臨む。
大ヒット・ゲームからスピンオフした映画シリーズも遂に6作目。今作で最後というわけで、ミラ・ジョボビッチ扮するアリスの物語も核心に迫ります。何だかシリーズが進むにつれて謎が深まり、どう終わらせるのか気になるところでした。前作Vのラストからどうなったのか?ゲーム・キャラが多数登場した前作との繋がりは曖昧です。今回は敵対しているウェスカー。そしてアリスに味方する人工知能レッドクイーンと分かりにくいところですね。ウェスカーとクレア以外のキャラたちはどうしているのかも気になるところです。でも、ウィルスがなぜ蔓延したのか?アンブレラ社は何をしようとしているのか?アリスの過去とは?シリーズの謎が次第に明らかになってゆきます。
今作の舞台となるのは1作目と同じラクーンシティにあるアンブレラ社の地下施設でした。そこにはTウィルスへの抗ウィルス薬があるというわけですね。そもそもバイオ・ハザードが起きたのはアンブレラ社の陰謀だったらしい。増えすぎた人口を減らすって・・・、そりゃ人類の大半を死滅させるとはやりすぎでは・・・・。かなり強引な展開ですけど、これまでの辻褄を合わせて纏めています。
ハイブを目指すアリス、そこにたどり着くまでにゾンビ軍団が怒涛の如く襲ってきます。ゾンビ犬や地下施設の棒御システムとの攻防など、シリーズで描かれてきたシーンの総決算といったところです。ゲーム的な展開といい、アクションも程よく入っていて楽しめました。そして、アリスは何者なのかが明らかになっています。「ああ、そういうことか!」と納得の展開です。まぁ、うまく纏めたようでスッキリ、ゲームをクリアした気分です。(^-^;
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