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海よりもまだ深く

Umiyorimo 小説の為の取材として探偵事務所で働きながら、作家で成功することを夢見る良多。いまだに離婚した元妻の響子への思いを捨てきれずにいた。母親の家に偶然集まった響子と良多と息子。その日、台風が襲い一夜を過ごすことになる。

 ある家族の日常を淡々と描いています。夢を追いかける男に愛想を尽かした妻、その間で戸惑う息子。ありがちな家族の話ですが、壊れた家庭のなかに切っても切れない絆が見えてくるようです。
 良多は作家として身を立てたいと夢見ています。しかし、息子の養育費を滞納しているあたり生活に困窮している様子。15年前に文学賞を受賞しているゆえに、諦めることができないのでしょうか。それでも月に一度の息子と過ごす時間を心待ちにして、無理をしてでもプレゼントを買ったりしています。しっかりと父親をしているようにも見えるけれど、妻に愛想を尽かされるのもうなずけるところですね。良多を演じる阿部寛が役にハマっています。
 いっぽうで元妻の響子は恋人がいて、新たな人生を歩もうとしている。もはや良多との関係は昔に戻ることはないわけです。未練タラタラの良多と次の人生を模索している響子。対照的な二人の間で、小学生の息子は意外と冷静だったりします。
 そんな微妙な関係の家族が偶然同じ屋根の下で一夜を過ごすというお話しです。どこかぎこちなくも、ほのぼのとした雰囲気が家族の関係を映していて面白いところです。壊れていても、これが絆かなって思えます。過去は過去で変わらないし、一度壊れた関係も元に戻らないのに繋がっているものです。
 ここでは、それぞれが描いていた未来の姿とは違ってしまったようです。人生とはそんなもの・・・。元妻に未練を残している良多ですから、いったい何を優先するべきなのかは明白な気もするのだけれど。海よりも深いのは、家族への思いなのか?自身の夢なのだろうか? もっとも家族って何だろう。考えると深いですね。
┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~


評価:moon2

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