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May 2016

スノーホワイト 氷の王国 

Sunow2 邪悪な女王ラヴェンナの妹フレイヤは、氷を自在に操る魔力に目覚め北の地で新たな王国を築く。そこでは各地から集められた子供たちを鍛えて最強の軍隊を作り上げていた。たくましく育った戦士のエリックとサラは互いに惹かれ合うが、王国では愛は禁じられていた。

 グリム童話の『白雪姫』をアレンジした映画『スノーホワイト』の前後を描いた続編です。前作では奇想天外な白雪姫の物語でしたが、今回はスノーホワイト(白雪姫)さえ登場していません。だいぶ話が膨らんでいるようで、もはやオリジナルのファンタジー作品のようです。
 前作からの繋がりとして、女王ラヴェンナを倒したエリックの過去があきらかになっています。子供のときにフレイヤの王国に連れ去られたというわけで、厳しい訓練を受けて屈強な戦士になったんですねぇ。もっとも、女王ラヴェンナに妹がいたというのも強引な展開ですが、恋人に裏切られて氷の魔力に目覚めたという。愛を信じないゆえに王国では愛を禁じています。しかし、戦士のエリックとサラが愛し合っているのがバレてしまい、二人は引き離されています。
 それからラヴェンナが倒されたりして7年後の話になります。魔法の鏡が奪われたってことでエリックの出番です。フレイヤの仕業ではないかと北の王国へ向かいますが、すでにラヴェンナは復活してしまい再びエリックたちと対決することになります。ここはスノーホワイトにも再登場してほしいところですね。
愛とは何か?この作品でのテーマなのでしょう。フレイヤの悲しい過去に同情するところですし、心の片隅では愛を信じているようです。しかし、愛を誓ったエリックとサラが7年ぶりの再会を果たすも、思いはすれ違っているあたり複雑なものですねぇ。
 何だかいろんなおとぎ話がミックスされた感じです。ラヴェンナとフレイヤが衝突してしまう魔女バトルもありますし、もう何でもありのよう。結局のところ、《愛は勝つ》てことで纏まります。めでたし、めでたし・・・ (´,_ゝ`)プッ

評価:moon2

海よりもまだ深く

Umiyorimo 小説の為の取材として探偵事務所で働きながら、作家で成功することを夢見る良多。いまだに離婚した元妻の響子への思いを捨てきれずにいた。母親の家に偶然集まった響子と良多と息子。その日、台風が襲い一夜を過ごすことになる。

 ある家族の日常を淡々と描いています。夢を追いかける男に愛想を尽かした妻、その間で戸惑う息子。ありがちな家族の話ですが、壊れた家庭のなかに切っても切れない絆が見えてくるようです。
 良多は作家として身を立てたいと夢見ています。しかし、息子の養育費を滞納しているあたり生活に困窮している様子。15年前に文学賞を受賞しているゆえに、諦めることができないのでしょうか。それでも月に一度の息子と過ごす時間を心待ちにして、無理をしてでもプレゼントを買ったりしています。しっかりと父親をしているようにも見えるけれど、妻に愛想を尽かされるのもうなずけるところですね。良多を演じる阿部寛が役にハマっています。
 いっぽうで元妻の響子は恋人がいて、新たな人生を歩もうとしている。もはや良多との関係は昔に戻ることはないわけです。未練タラタラの良多と次の人生を模索している響子。対照的な二人の間で、小学生の息子は意外と冷静だったりします。
 そんな微妙な関係の家族が偶然同じ屋根の下で一夜を過ごすというお話しです。どこかぎこちなくも、ほのぼのとした雰囲気が家族の関係を映していて面白いところです。壊れていても、これが絆かなって思えます。過去は過去で変わらないし、一度壊れた関係も元に戻らないのに繋がっているものです。
 ここでは、それぞれが描いていた未来の姿とは違ってしまったようです。人生とはそんなもの・・・。元妻に未練を残している良多ですから、いったい何を優先するべきなのかは明白な気もするのだけれど。海よりも深いのは、家族への思いなのか?自身の夢なのだろうか? もっとも家族って何だろう。考えると深いですね。
┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~


評価:moon2

64-ロクヨン-前編

Rokuyonzenpen 昭和64年の7日間に起きた少女誘拐殺人事件。ロクヨンと呼ばれる事件は未解決のまま14年がたち時効が近づいていた。当時、ロクヨンの捜査に携わっていた三上は、県警の広報官となり再び事件の被害者と会うことになる。

 横山秀夫の小説『64(ロクヨン)』の映画化です。今作は前編、後編の二部作になっていて、前編では警察組織内の対立や記者クラブとの揉め事などが主に描かれています。続けて後編を観たいところですが6月公開とのこと。前編の出来事を整理してから見ると楽しめそうです。
 ある交通事故の加害者を匿名としたことから記者クラブと対立してしまい、上司からの命令で三上が板挟みの辛い立場に立たされることになります。警察は不都合な事実を隠しているのか?ってことですね。合わせて報道とは何かってことも訴えているようです。また、時効まで1年となったロクヨン事件の広報の為、再び被害者とあうことになるわけです。そこで心を開かない被害者をみて、当時の捜査に疑問を抱き始めます。
 何だか主人公の三上の苦悩が続くのですが、娘が家出していて散々な様子。警務部と刑事部の間で疎まれていますしねぇ。仕事とはいえ辛すぎです。そこで再びロクヨン事件に関わり、当時の捜査ミスを隠蔽した事実を知ることになります。犯人の声を録り損ねたことで捜査が難航していたわけです。やがて担当者たちは自責の念から、仕事を変えたり引きこもっていることが明らかになります。
 今作は何れも苦悩する人たちばかりを見ているようです。後悔してもどうしようもないことだっり、理由はいろいろ。ゆっくりとしたテンポで物語は進んでゆくなか、なかなか核心部分には迫っていかないです。今回は前ふりとして、いくつもの伏線が張られているようで、すべては後編で繋がってゆくのでしょう。そして物語が大きく動くのは最後でした。ロクヨンを模倣した事件が起きて、これから・・・ってところでend。
昨今、二部作モノが多いのが気になりますが、早く続きがみたいところです。 (・_・)エッ....?


評価:moon1

シビル・ウォー /キャプテン・アメリカ

Sibiru  アベンジャーズとして世界を股に戦ってきたヒーローたち。しかし、戦いの中で甚大な被害も及ぼしてしまう。強大な力を制御しようと国連の管理下に置かれるアベンジャーズ。これに反対するキャプテンたちと、賛成するトニーらの間に溝ができてしまう。 

 アメコミ・ヒーロー『キャプテン・アメリカ』の3作目の作品です。前作で登場したウィンターソルジャーことバッキーをめぐってヒーローたちは対立してしまいます。キャプテン・アメリカことスティーブにとって親友のバッキーですから、何とか助けたいと思っているわけです。しかし前作のこともあるし、今作でもテロの首謀者となっています。おまけにキャプテンたちの行動で甚大な被害もでてしまいます。そこで政府は独自の正義感で行動するヒーローたちを制御しようというわけです。まぁ、これだけヒーローがいたら収拾つかないかもしれませんねぇ。
 ヒーローの独自性は重要だけれど、チームを二分することになったところで新たにブラックパンサーやアントマン、スパイダーマンまでスカウトされています。一連のシリーズで初登場となったブラックパンサーや新スパイダーマンには感情移入しにくいところ。お馴染みのエンドロール後の映像では次回の単独作を期待させるところです。
まぁ、ヒーロー大集合といったところで盛りだくさん。全員参加のバトルロイヤルは見ごたえのあるアクションの連続です。でも、ヒーロー同士が戦うのは辛いですね。今回はアイアンマンことトニーが、ずーっと苦悩しています。仲間同士で戦いたくはないけれど、それぞれの掲げる正義ですから譲れません。
 何だか今作はキャプテンの話というよりもアベンジャーズの続編といった趣です。キャプテンが話をこじらせているような・・・。それでもってヒーロー同士の対決は決着がつきそうにないですからねぇ。
 それにしても、しだいにヒーローそれぞれの物語がつながって複雑な構図になってきました。お浚いしないと、ついてゆけなくなりそうです。 ┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

評価:moon2

追憶の森

Tuioku 人生に絶望したアーサーは、終焉の地として青木ヶ原の樹海へやってきた。森の奥深くで死を決意したとき、出口を求めてさまよう日本人男性タクミと出会う。アーサーは怪我をしたタクミを放っておけず、二人で出口を探すことになる。

 日本を舞台にした作品ですが、青木ヶ原とはこれ如何に。アメリカ人のアーサーが人生の終焉の地として選ぶとは、ここは海外でも有名なのだろうか。マシュー・マコノヒーと渡辺兼の共演に注目するところです。
 物語は冒頭からなんの説明もなくアーサーがアメリカから樹海にやってきます。空港に乗り捨てた車や片道キップ等々、彼の目的や理由がわからないままですから不気味な緊張感が漂います。妻の薬の瓶や妻宛ての郵便を持っているあたり事情を悟ることができますが、タクミとの会話や回想のなかで次第に明らかになってゆきます。
 そして樹海をさまようタクミとの出会いが、アーサーに死を思いとどまらせることになります。タクミを助けようと必死に出口を探すのですがねぇ。それが行き止まりばかり。自らも大怪我を負ってしまいますし、豪雨に見舞われて死を覚悟したのではないでしょうか。もっとも、互いに死ぬために来たはずなのだけれど・・・・。
 物語はアーサーが回想するなかで、夫婦間のトラブルや妻の病気、そして死別などが明らかになってゆきます。けしてうまくはいっていない夫婦でしたが、自らの至らなさを後悔しているよう。妻の好きな色や季節、そして仕事についても詳しくは知らなかったらしい。互いに心残りになっているのでしょう。
 最後は動けなくなったタクミを置いて助けを求めにゆくアーサーでした。その後、タクミは見つかることがなかったわけで、彼が何者だったのか?といったところが、世にも奇妙な・・・、不思議でちょっと心温まる物語です。どこかで見たような物語だけれど、人生での迷いと樹海を重ねているあたり深い意味も感じられます。(ρ_;)


評価:moon1

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