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April 2016

レヴェナント 蘇りし者 

Revenant  1823年、アメリカ北西部の未開拓地では毛皮を求めて大規模な狩猟が行われていた。狩猟チームのヒュー・グラスは探索中に熊に襲われ瀕死の傷を負う。しかも極寒の中、敵意を抱く仲間に見捨てられ、息子も殺されてしまう。だが、グラスは復讐の為に生き延びていた。 

 レオナルド・ディカプリオがアカデミー賞主演男優賞を獲得した作品です。監督賞と撮影賞もこの作品ですね。さすがにディカプリオの鬼気迫る演技が見られますし、広大な自然をバックに繰り広げられる物語もいいです。
 舞台となるのは西部開拓時代のアメリカです。白人たちは未開の地でシカの毛皮を大量に搾取しているわけで、先住民とも敵対しています。そんなわけで、グラスたちの部隊は先住民に襲われて逃げる最中でした。そこでグラスが熊に襲われることになります。何ともリアルな映像ですねぇ、グラス(ディカプリオ)が喰われるのではないかってくらい。そして瀕死の傷を負ってしまい誰もが助からないと思いますよ。極寒の山中ですから。
 あろうことか最後を看取る役目のフィッツジェラルドがグラスの息子を殺害して逃亡してしまいます。それにしてもグラスは不死身なのか?熊と戦っても、崖から落ちても川で流されても死にません。決死のサバイバルには鬼気迫るものがあります。復讐するまでは死ねないというところでしょうか。最後は非情な罠も仕掛けていますし、復讐のためなら何でもありなのでしょう。
 なぜかグラスとは仲の悪いフィッツジェラルドでした。そういえばグラスの息子は先住民ポーニー族との間の子ということですし複雑な事情がありそう。しかしグラスの過去については、あまり語られていません。けっこう長めの映画なんだけど・・・。そのあたりも描いてくれたら復讐の意味も深くなりそうですね。よくある復讐劇にしか見えないのがもったいない。(;;;´Д`)ゝ

評価:moon1

孤独のススメ

Kodokunosusume オランダの田舎町で毎日を規則正しく生きるフレッド。家族を失って久しい彼のもとに、突然、言葉も過去も持たない男テオが現れた。帰る家さえ分からないテオを泊めたことから、奇妙な共同生活が始まる。しだいにフレッドの日常も変わってゆくことに。 

 全てを失った男と何も持たない男が出会ったなら・・・。何かが起こる予感がしますが、どこかシュールな雰囲気の作品です。最後は邦題から想像する内容とは違うかもしれません。
 この作品の主人公フレッドの日常は呆れるほど規則正しい毎日です。孤独を忘れる為なのか?それは家族を失う前と変わらないようです。一人になっても過去に縛られているのかもしれません。そんな彼のもとに現れたのは、自分の名前も過去も分からない男でした。何も語りませんし、何を考えているのかもわかりません。後に事故にあってそうなったらしいことが分かりますが、何を失ったかもわからない、いわば何も持たない男です。
 そんな二人が共同生活をするわけですから、フレッドの日常は乱されてゆきます。町の住人とのトラブルや好奇の目で見られることにも。ゆるい展開でしたが次第に何かが壊れてゆくようです。テオのように自らを縛るしがらみを捨ててしまったなら・・・。フレッドの日常に変化が訪れます。町を出て人と交流したりと世界が広がってゆきます。それはテオにとっても同様かもしれません。まぁ、二人で芸をするとは飛躍していますが、違った一面をみつけたようで楽しいかも。ただし、それは今までの自分を失うことにもなるのではないか・・悩ましいところですねぇ。
 ここまでは二人の出会いから生まれる奇跡のようで、ちょっといい話のように感じられます。しかし、しがらみを捨てるという行為を抽象的に描いているようですね。現代の世相を映していているようで悩ましい。あとは、ほのぼのとした話から最後はゲイの話にまでいってしまうあたり、物語としては行き過ぎなところもあって笑えませんねぇ。邦題は皮肉でしょうか。二人の行く末が心配になりますよ。( ̄Д ̄;;


moon2

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