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November 2015

コードネーム U.N.C.L.E

Ancle 東西冷戦中の1960年代。アメリカとソ連はスパイ戦を繰り広げていた。そんな折、ナチスの残党と国際犯罪組織が手を組んだ核兵器によるテロ計画が明らかになる。この事態に、敵同士だったCIAとKGBのエリート・エージェントが手を組むことに。

 1960年代の人気TVシリーズが映画として復活です。ドラマのことは分りませんが、敵同士で立場も性格も異なる敏腕エージェントがコンビを組んで難敵に挑みます。コメディ調ながら当時は東西冷戦真っ只中ですから、CIAとKGBが手を組むなんて、なかなか皮肉った内容かもしれませんね。
 舞台は東西分断中の60年代のドイツから。CIAのナポレオン・ソロとKGBのイリヤ・クリヤキンが失踪した科学者の娘をめぐって攻防を繰り広げています。どちらも凄腕ゆえ息詰まるスパイ・アクションを見せています。そんな因縁の二人が何の因果かコンビを組むことになります。この二人、時代背景が60年代ということもあってハイテクを駆使していてもアナログな感じです。かえってリアルなスパイに見えるかもしれません。
 互いに張り合いながら微妙な距離を保っています。腹を探りつつ、でも互いの能力は認めているようです。プレイボーイのソロとクソ真面目なクリヤキンのかけ合いが面白いところ。犯罪組織への潜入を試みるも、科学者の娘を含めて騙し騙され二転三転する展開でした。途中でシュールな演出もあって退屈させないところですね。
 やがて任務完了で二人はどうなるのか?まさか、殺し合いになるのではないかと緊迫の場面でした。まぁ、今回は友情も見えて新組織U.N.C.L.Eの誕生といったところですね。ほどよいコメディはかえって新鮮でした。はたして次の任務はあるのだろうか。(○゚ε゚○)


評価:moon1

ラスト・ナイツ

Last_n 帝国では政治が腐敗し、領民たちは圧政に苦しめられていた。強欲な大臣から賄賂を要求されたバルトーク卿は、それを拒み刃を向けたことから反逆罪に問われてしまう。主君が処刑された後、配下の騎士たちは剣を捨て散り散りになっていたが・・・

 主君の仇を討つ騎士たちを描いた物語。この作品は「忠臣蔵」を題材にしているということです。中世ヨーロッパ風の世界観のなか、多様なキャストのためか無国籍な感じもします。何しろバルトーク卿を演じるのは名優モーガン・フリーマンですから、彼が出ているだけで重厚な雰囲気がします。忠臣、大石・・ではなく騎士団隊長ライデンを演じるのはクライヴ・オーウェンですね。シブイです。
 さらに今作は、あの『CASSHERN』の紀里谷監督のハリウッド・デビュー作ということで注目です。そこはCG満載のファンタジー作品になるのかと思っていたら、意外にも正統派の作品でした。ストーリーは完全に異国に移して、武士道から騎士道へと代わっています。それでも、物語の大筋は同じですから馴染みやすいところでした。忠臣蔵を観てから見返すと面白いかもしれません。
 こうして舞台を変わって見ると、よくできた話なのだと思えます。主君を失い飲んだくれていたライデンは、監視の目を欺きつつ密かに復讐の機会を伺っていたわけです。他の騎士たちも剣を捨てたように見せかけて、密かに計画を練っています。そして決行の日、この逆転劇がいいですね。城への侵入やソードバトルと見ごたえがあるアクションが続きます。ハリウッドでよくあるアクション映画にも見えますけど。まぁ、復讐劇ですからねぇ。でも、ヒーローのままで終わらないのが忠臣蔵なのです。そう、大臣を討ち取ったあとは、どう責任を取るかです。どこか現実に引き戻されるようなところです。騎士道では切腹はありませんが、ライデンが一人で責任を負うというものでした。忠義といった和の要素が加わって余韻の残る作品になっているようです。;:゙;`(゚∀゚)`;:゙


評価:moon1

エベレスト3D

Everest 1996年、登山ガイド会社のロブ・ホール率いる登山隊がエベレストの登頂に挑む。入念な計画のもと順調に行程をこなして、遂に頂上へのアタックを開始した。しかし、思わぬトラブルが続いてスケジュールが遅れ、さらに嵐の接近で天候が急変してしまうことに。

 1996年のエベレストで起きた遭難事故を描いています。経験豊富なガイドに世界の山々を制した者たちが集っていたはずですが、世界最高峰は人間の生存に過酷な環境ということなのでしょう。こんな山には登ったことはありませんが、登山経験者にとって興味深い内容になっています。
 なんたって、この作品は3Ⅾとなっていて彼らと共に登山を疑似体験するかのようです。臨場感のある映像は、山の険しさとともに雄大な景色を映しています。物語はツアーに参加しているような感覚で、多様なメンバーが合流して登山がはじまります。ゆえに個々の事情もよく分からないまま物語は進んでゆきます。ドキュメンタリー風ですね。ベースキャンプから順に行程を進めていきますので実際の登山のように地味なシーンも多いです。
 そして運命の頂上アタックです。極寒と低酸素、そこでの過酷な行程には息苦しさまで伝わってきますねぇ。頂上到達では、できれば実際の頂上からの眺めを見せてほしいところです。折角の3Ⅾですから、そこが一番見たいところなんだけど・・・。
 ツアーの参加者にはそれぞれ登頂への想いがありますし、家族とのドラマがあります。ロブの妻は出産が間近に迫っていたりするわけです。必ず帰ると約束していますしね。しかし、いろんな要因が重なって隊長のロブを含めた複数の遭難者が出てしまいます。嵐に阻まれて他の登山隊が救助に行けないあたりやるせないところです。なんでこうなるのか・・・、そこは一つの判断ミスが生死を分ける極限の世界なのだと実感します。
 この映画では遭難の悲劇と山の怖さが描かれていて教訓として捉えることができるでしょう。でも相反する一面として、山を制する達成感と地上とは別世界の魅力も伝えてほしいところです。(ノ_-。)


評価:moon2

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