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September 2015

進撃の巨人 ATTACK ON TITANエンドオブザワールド

Singeki2 突然、巨人化したエレン。理由を知る由もないまま、エレンは自分を信じる仲間たちとともに破壊された壁を塞ぐ作戦に向かう。ところが、そこに全滅したはずの調査兵団が現れ、彼らの目的と壁に閉ざされた世界の真実を知ることとなる。

 実写版「進撃の巨人」後編です。前編は前ふり的な内容から多くの謎を残したままでしたので、モヤモヤの残る部分はどう決着がつくのか気になるところです。今回は一変して物語は大きく動いていて内容としては楽しめました。原作で云うところの鎧の巨人に超大型巨人の登場です。原作とは違った展開から何とか納得できるエンディングにつながってゆきます。
 今作は巨人化した後、人に戻ったエレンが囚われてしまったところから始まります。どうして巨人化できるのかとか、巨人たちの秘密も明らかになってゆくわけです。原作と同じで支配する側の都合ということですね。まあ、謎は解けても、今ある現状はどうなるのだろう?エレンたちには、とりあえず壊れた壁を塞ぐことが先決らしい。巨人の侵入を止めなければ住人たちが脅かされてしまいます。一方で調査兵団は巨人を引き入れて体制の転覆を図ろうとしています。ここでは隊長の正体は鎧の巨人でしたからねぇ。原作で登場するキャラに映画オリジナル・キャラも入っていますから、噛み合わないところも感じます。最後のほうは何で?ってな感じもしなくはないですねぇ。いろいろドラマが入って、ちょっとバタバタした展開が気になります。ヒロインのミカサの存在感も薄くなっているような・・・
 もっとも、それぞれが壁の真実を知ってどう行動するのか?この世界で象徴的な壁ですが、ここで云う壁とは・・・。心の壁であったり、支配者と一般人との壁、いろんな意味での壁が見て取れます。結局、この世界の真実は如何に・・・。何だか曖昧なエンディングです。原作は長編ゆえにまとまらない印象をうけました。

評価:moon2

ピクセル

Pikuseru 1982年、NASAは宇宙に向けて「友好」のメッセージとともにゲーム映像を乗せた探査機を送った。30年後、メッセージは誤解されゲームキャラに姿を変えた異星人の攻撃をうける。全てをピクセル化する奴らに対抗するため、1982年のゲームチャンピオンたちが立ち上がる。

 またしても異星人の侵略をうける地球。異星人とのコンタクトを夢見て探査機にメッセージを乗せていたはずが・・・。どこかで見た展開ですが、相手はなんとビデオゲームのキャラに扮して攻撃してきます。流行していたビデオゲームで友好のメッセージを送ったはずが挑戦状と誤解されてしまったというわけです。確かに「ギャラガ」や「インベーダー」なんて宇宙戦争のゲームですもの。
 相手がピクセルでは軍隊もお手上げ状態。しかもリアルなビデオゲームで勝負を挑んできます。ニューヨークの街で「パックマン」が大暴れですから。そこで、かつてのゲームチャンピオンたちの出番です。80年代はビデオゲームの流行した時代で、ゲームの上手い奴はヒーローでしたね。時代はかわってしまい、ゲーマーの立場はオタク扱いです。ここで82年世界大会2位のサムは、さえない中年になっていました。その能力を何も活かすことができずにいます。その他、当時のチャンピオンたちが集められたものの、ハッカーや犯罪者になっていますからイメージはそんなものなのだろうか。
 とはいえ、人類の存亡をかけた戦いは彼らに委ねられたわけです。サムたちのビデオゲームの腕は健在で、相手の攻撃パターンを読んでの対応なんて当時のゲームの攻略法ですね。何だか懐かしさに笑えます。サムは面目躍如の活躍で再びヒーローとなります。
 これは異星人との戦争なのだけれど、ゲームの世界が現実となるというコメディ風の作品です。ピクセルでできた当時のゲームキャラを見ていると郷愁をさそいますね。そのなかにもゲームに侵略されるあたり風刺的に思えますし、バーチャル・リアリティ化している現代のゲーム事情への意趣返しのようでもあります。ヽ(○´3`)ノ フッ


評価:moon3


カリフォルニア・ダウン

Kariforunia  カリフォルニアで巨大地震が発生。救難ヘリのパイロットを務めるレイは、ヘリを移送中の出来事だった。倒壊寸前のビルから妻を救助したもつかの間、さらなる激震が娘のいるサンフランシスコを襲う。

 舞台はカリフォルニア、巨大地震の恐怖を描いたディザスター・ムービーです。災害を題材にした作品は多いけれど、ここではレスキュー隊員の父親と、その家族を中心に見ることになります。父親のレイを演じるのはマッチョなドウェイン・ジョンソンですから、もう何も心配いらない感じですね。空から海から超人的な行動力で家族の元へと駆けつけます。凄すぎて笑ってしまいそう・・・。
 こういった作品では自ら体験するような感覚で、映像として確かに被災するシーンは恐怖を掻き立てるところです。もしも大都市を巨大地震が襲ったなら・・・。サンフランシスコでは倒壊するビルに逃げ惑う人々・・・もはや身を守るのも困難です。そんな中でも娘のブレイクは父親譲りの対処力で逃げ延びています。あとは父親と合流できれば救われそう。だけど、刻一刻と状況は悪化してゆきます。地震のあとは津波ですね。そのあたりは巨大地震を体験しているゆえ、映像を冷静に見てしまいます。次は津波がくるぞーって。
 いまではスーパー親父のレイですが、水難事故から娘を助けることができなかったという過去を引きずっています。それが原因で妻とは離婚寸前という状況でした。しかも妻は富豪と再婚間近(オイオイ!)という家族のドラマがあります。そんなところで娘の危機ですから、レイはブレイクを何としても助けたいわけです。過去のトラウマとの決別や家族の絆を再構築という展開です。もっとも、こんな状況では些細な問題は全てが吹っ飛んでしまいそう。ツッコミどころも関係ありませんねぇ。
 見た感じでは相当な犠牲者がでていると思えるけれど、レイの家族は無事でなにより・・・!?ここでは地震予知の研究者も絡めて描いていて、これからは巨大地震を予知できてしまうようです。それは現実になればいいなと思いつつ、震災の日が思い出されました。ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ


評価:moon2

クーデター

Kudeta 東南アジアのとある国へ支援事業で赴任したジャック。妻と娘とともに新たな一日を迎えようとした朝、政府と外国人を標的にクーデターが勃発した。ジャックは理由も分からないまま、迫りくる暴徒から妻子を護り逃避行することに。

 もしも旅先でクーデターに撒きこまれたら?そんな事態を疑似体験するような映画です。ここでは東南アジアの某国ということだけれど、何所かありえそうな内容です。外国企業への不満がくすぶっているなかクーデターが起こります。クーデターというよりは暴動かもしれません。全てが暴徒に飲み込まれて国家の機能を停止してしまいます。
 そんなことになるとは予想もしていないジャックと家族たち。赴任したばかりで、この国のことは何も分らないわけです。滞在中のホテルが襲われて、外国人が標的とされては一刻の猶予もありません。とはいえ街中には暴徒があふれていて恐怖を感じますね。妻子を連れての逃走という危機的状況が続きます。けっこうヒヤヒヤする場面が続いていきますが、ビルの屋上を飛び移るあたりが見どころなのでしょう。生き伸びる為に命がけです。
 さすがにダメかもってピンチに、時おり現地で知り合った謎の男ハモンド(ピアース・ブロスナン)が助けてくれるのは心強いです。なんてったってスパイのようですもの。せっかくだから、もう少しドラマがあったらいいですね。主人公は逃走するだけですから感動も何もあったもんじゃないです。自分を殺そうとする暴徒たち、彼らから身を守るには相手を殺してしまうことにも。ごく普通の男ジャックも追い込まれれば一線を超えてゆきます。まぁ、暴徒の追跡も執拗すぎるかもしれませんねぇ。ヘリや戦車まで登場とは・・・これでは逃げられないでしょう。
 そもそも暴動の原因は?いったい誰が悪いのか?ジャックの知らない事実が明かされます。でも、それが分かったとて混沌とした状況ではもはや無意味なものでしょう。知らないほうがよいこともあるのかもしれません。……(ノ゚ο゚)ノミ(ノ _ _)ノ


評価:moon2

十字架

Jyujika 同じクラスの14歳の少年、通称フジシュンが死んだ。学校で酷いいじめにあっていた。遺書に出ていた名前は4人。その一人、真田祐には「親友になってくれてありがとう」と遺されていた。いじめを見ているしかできなかった祐。幼馴染みだが親友だった覚えはない。

 重松清の長編小説『十字架』を映画化です。『いじめ』という重いテーマゆえ、観ることに躊躇するところです。今作は地元の茨城での撮影と地元の中高生から選んだキャストということ、限定先行上映ということで観てみました。
 真田祐を演じるのは小出惠介で、中学生から20年後までを演じています。現役中学生と一緒では、ちょっとキツイところもあるでしょうか。でも、20年の心の葛藤を描いていますので、後半はそれも良いのではと思えます。クラスメイトの死。親友とされてしまった彼にとっては全く思いがけずに背負わされた荷物というわけです。
 とてもテーマ性の強い作品です。「いじめ」は昨今の問題として注目されていますが、何だか昔を思い起こさせます。いじめる側いじめられる側、傍観する側。もちろんいじめる者が悪いのだけれど、フジシュンの遺書には「ぼくは、みなさんのいけにえになりました」と書かれていて、いじめられる側の悲痛な想いがにじんでいます。根の深い問題の本質を突いているようですね。
 物語はフジシュンの死によって、残した想いは家族や祐のその後の人生に重くのしかかります。何年も彼らを苦しめるけれど、劇中からはそれも含めて人生なのだと語っているようです。日々、いろんな想いや出来事を背負って生きているわけで、けして戻ることは出来ませんもの。
 いじめと一人の少年の死をとおして、思いがけず人生を考えさせられる内容です。「生きることとはこんなこと」そう思える作品でした。(u_u。)

筑西市限定先行上映会にて鑑賞
2016年2月ロードショー


評価:moon2

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