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October 2014

グレース・オブ・モナコ

Grace オスカー女優グレース・ケリーとモナコ大公との世紀の結婚から6年。宮殿での生活になじめず女優復帰を考えていた矢先、夫の進めていた政策にフランス大統領シャルル・ド・ゴールが激怒し、国境を封鎖されてしまう。たちまちモナコは国家存亡の危機に陥る。

 モナコ公妃となった女優グレース・ケリーの半生を綴った物語です。ここでは自伝のなかから国家の危機を救う為、彼女が一役買ったという知られざるエピソードが描かれています。ケリーを演じるのはオスカー女優ニコール・キッドマンで、女優を演じるとは不思議なめぐり合わせです。メイクもあって似ていますね。
 昔の話はよく分からないけれど1960年代前半、モナコの税金法案改正問題でフランスとの間に緊張が走ります。フランスは国境封鎖に禁輸、さらに軍の侵攻も持さない構えです。軍隊も持たない小国モナコは、たちまち存亡の危機に陥ってしまうわけです。
 その頃、結婚から6年たってもアメリカ人のケリーが王室のしきたりに馴染めずいます。自分らしさを保っていた為かもしれません。そんなおり舞い込んだヒッチ・コックからの映画出演オファー。夫も反対しませんし初めは乗り気だったものの、フランスとの外交問題が勃発して気持ちが揺れています。国家の一大事に国外に出ることは裏切り行為かもしれません。しかし映画オファーの件がリークされてしまい立場が危うくなります。敵は内部にもいるようです。夫との関係も危うくなり、家族を守るため、モナコの為に彼女が取った行動はケリーらしいものかもしれません。すでに女優に戻ることができないことを悟ったのでしょう。
 彼女が決断したのは理想の公妃を演じることだったわけですね。政治に口出しできない立場だけれど、国民に慕われメディアに注目されることで世界を見方につけたってわけです。観ていて誰しもが何かの役を演じている気がしてきますね。ちょっと美談になってますし、大公が悪く描かれているとの批判もあるようですけど、ケリーの心境を映した興味深いエピソードでした。(^-^;


評価:moon1


複製された男

Fukusei 大学の講師アダムは同僚から勧められたビデオを鑑賞してみると、そこに自分と瓜ふたつの端役の俳優を見つけた。驚いたアダムはアンソニーという名の俳優を探しだし会うことになる。対面した二人は、なんと顔や声、生年月日や傷痕まで同じだった。

 ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの同名小説を映画化です。もしも自分と同じ人がいたなら・・・。似ているなら自ずと興味を惹かれるわけですが、全てが同じとあっては恐怖を感じるところですね。どうして同じなのかは後に明らかになるけれど、精神的な部分を表現しているあたり分かりにくいところでした。見方によっては色んな解釈ができそうで、気になる場面を見返したいものです。
 そこで同じ姿の二人が出会ったことで互いの生活も変化していきます。アダムは大学の講師をしていて恋人がいます。でも、質素な暮らしで地味な性格のようです。いっぽうアンソニーは端役の俳優で妊娠中の妻がいるという。仕事はあまり無いようですが暮らし向きはよさそうです。少々ワイルドな感じですし、二人は姿が同じとはいえ性格は違うのでしょう。
 互いの存在が気になりだして互いを調べるうちに混乱してゆきます。観ていても謎が深まるばかりで理由がわかりませんね。ときおりアンソニーが妻や周囲の人たちと話が噛み合わないあたり何でかなーって場面があって、観ていて引っかかります。アンソニーが浮気をしているとか・・・。何で・・・って展開も答えを導くヒントが散りばめられているわけです。
 まぁ、いかにもミステリー作品といったところでした。抽象的な表現や何処か違和感のある映像に不安を煽るBGMも加わって、最後まで緊迫した雰囲気を楽しめますね。それと度々挿入される蜘蛛の映像、ときに擬人化していたりと不気味で意味を考えてしまいます。全ての出来事が蜘蛛の巣のように繋がっているって暗示でしょうか。結末を知ってしまっては「そういうことか・・」って感じですが、どこまでが現実なのだろうと思えてきます。(゚0゚)


評価:moon1

プロミスト・ランド

Promisedland_2 大手エネルギー会社の幹部候補スティーヴは、農場しかない廃れた田舎町マッキンリーを訪れた。それは不況にあえぐ農場主からシェールガスの採掘権を安く買い取るため。街の財政再建を真剣に訴えるスティーブだったが思わぬ障害にぶつかることに。

 久しぶりにマット・デイモンが脚本、主演を務める作品です。舞台になるのは農場しかない田舎町で、不況の煽りを受けて将来の展望が望めない状況。そこで目をつけたのが新しい地下資源。今現在、開発盛んなシェールガスってわけです。 大手エネルギー会社から派遣されたスティーヴは町の財政再建を真剣に訴えています。自らの苦い経験から住民の生活を豊かにしようって・・・。それは住民の為なのか?会社の為?はたまた自分の出世の為なのかは微妙な感じですね。まぁ、仕事に熱心ですし、正しいことだと信じていますから、会社にとってはある意味イイ人なのでしょう。確かに農場経営よりも多くの収入を得ることができるし、スティーヴの話には説得力があります。ただ、どこまで本当かは怪しくもあります。そのあたりのことがあって多くの契約をまとめていた矢先、反対派の訴えで町の行く末は住民投票で決めることになってしまいます。さらに環境保護団体のメンバーがやってきて、ネガティブなイメージが広がってしまう。うまいことばかり言ってリスクを語らなかったスティーヴは一転して住民に敵視され、荒くれ者に殴られたりもします。
 まぁ、結局この環境保護団体が言っていることが嘘だと明らかになって投票はスティーヴに有利に運ぶはずなんだけど、この後いろいろと騒動が起こることは必至です。実は環境保護団体のメンバーはエネルギー会社の差し金だったとは・・。観ている側も騙されました。もう、何が真実なのか?スティーヴは会社に都合よく使われていたにすぎないのですね。
これではやってられませんねぇ。投票前のスティーヴの行動も頷けます。
 開発の最前線では何がおこなわれているのか・・・、これが現実だとしたら怖いですね。難しい問題だけれど将来を決めるのは住民の意思でなければなりません。劇中では分かりませんでしたが投票の結果が気になります。┐(´д`)┌ヤレヤレ


評価:moon1


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