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September 2014

ジャージー・ボーイズ

Jerseyboys ニュージャージーの貧しい地区で生まれ育った4人の若者たち。いつか街を出てビッグになることを夢見る彼らは音楽で瞬く間に栄光を掴みとった。しかし、その栄光とは裏腹に様ざまな困難と挫折に見舞われることに。

 かつて一世を風靡したアメリカのポップス・グループ「ザ・フォー・シーズンズ」の栄光と挫折を描いた作品です。そうはいっても、かなり昔のグループゆえにピンと来ないところですが、劇中では聞き覚えのある曲がでてきます。今でもBGMに使われていたりするわけで、名曲なのだと納得ですね。
 物語として彼らの生い立ちなど知る由もないのですが、ニュージャージーの貧困地区で不良の若者というあたりからはじまります。それでバンドをやっているというのも定番?でしょうか。リードボーカルのフランキーを中心に物語は進んでゆきます。彼の加入で一気にメジャーデビューを果たし一躍トップ・スターへと駆け上がってゆくというサクセスストーリーです。そういえば、フランキー役のジョン・ロイド・ヤンクはミュージカル版の『ジャージー・ボーイズ』でも同役を演じているらしく本人顔負けの歌声ですね。
 順風満帆、ところが・・・、グループではよくある展開でしょうか。メンバー間のいざこざや金銭トラブル、人気者ゆえに家庭を犠牲にしてしまうなどの問題に悩まされています。ついにフランキーの家庭は崩壊してしまいましたね。メンバーの一人は脱退してしまうし、人気絶頂にも関わらずグループ存亡の危機が訪れます。何だか、この手の話は昔からあるんですねぇ。教訓めいて見えます。
 そしてバラバラになってしまったわけですが、フランキーは歌い続けて数十年。再びメンバーが集まる日が来たんですねー。よかった、よかったって感じのお話しでした。時代が変わって人の心も変わってゆく。いい方向に変われれば何よりですね。それ以外に意味を見いだせなかったのですが、歌って古くてもよいものは良いってところでしょうか。
 ちなみにこの作品の監督はクリント・イーストウッドでして、まだまだ健在なのですね。ちょっと顔をだしてほしいものです。(゚ー゚)


評価:moon2


猿の惑星:新世紀〈ライジング〉

Sarunowakusei 猿たちが反乱を起こして10年、人類はウィルスによって絶滅の危機に瀕していた。いっぽう森ではシーザーが猿のコミュニティを作り平穏に暮らしている。ある日、ダムを再稼働させようとする人間と遭遇したことから、猿たちと人間との争いが起きてしまう。

 科学の進歩がもたらした驚愕の未来。ウィルスの拡散を暗示したエンディングが気になった前作の創世記〈ジェネシス〉から10年後の世界を描いた作品です。人類は抗体を持った僅かな者だけが生き残っていたようです。文明は崩壊して人間のコミュニティ同士が連絡を取る手段もない様子。サンフランシスコのコミュニティは燃料も尽きかけていて追い詰められた状況です。そこで人間たちは電力を求めてダムのある森に入っていきます。人間と猿の遭遇が新たな争いを生むことになるのが今回の物語でした。
 森で暮らすシーザーたち進化した猿はコミュニティをつくり仲間を増やしています。新たな文明社会を築いているともいえますね。そんな平穏な生活を脅かす人間が現れたわけです。もっとも言葉を話す猿と遭遇したわけですから人間としても驚くはず。いやはや脅威とみなすのでしょう。人間をよく知るシーザーは戦いを避けたいけれど、シーザーの意に反して偶発的な衝突から大きな争いへと発展してしまいました。かつて実験用の猿だったNo.2コバの反乱という事態です。人間がシーザーを殺したと見せかける悪知恵を身に着けています。人間を憎む心は仲間を犠牲にすることもいとわない。これも進化なのでしょうか。武器を奪ったり、何だかやることも人間っぽくなっていますね。
 それにしても、ここで登場する猿たちは表情豊かで感情移入してしまいました。猿なんだけど、CGなのだけど・・・・。もはや人間と変わらぬ存在として見てしまいます。でも、始めてしまった戦争ゆえ仲間を守るためには人間との戦いは避けられないのでしょう。ついに武器を持った猿たちです。もとは人間の武器なのだから皮肉なものですね。このあと猿の惑星となってしまうのでしょうけど、穏健派のマルコムとは分かり合えただけに違った未来も見たいものです。((ノ)゚ω(ヾ))


評価:moon1


フライト・ゲーム

Flightgame ニューヨークからロンドンへと向かう旅客機。警備を担当する航空保安官ビル・マークスのもとに異様な犯行予告メールが届く。1億5000万ドルを指定の口座に入金しなければ乗客を20分ごとに殺害するという。ビルが犯人捜査を始めるなか予告どおりの事態に・・・

 飛行中の旅客機という密室での事件を描くサスペンス。乗客のなかに犯人が紛れていることで、誰が信用できるのか疑心暗鬼に陥る主人公のビルです。演じるのはリーアム・ニーソンで、アクションも見せますし演技もシブイですね。
 この作品では、ほとんどが旅客機の中での出来事です。犯人は同乗しているってことなのでしょう。ビルは警官を退職してから航空保安官になったようで、アル中ですし何やら家庭に問題があるようです。このあたりは後に明らかになるけれど、深くは語られていないですね。物語の背景には9.11以降に増員された航空保安官にたいして否定的な風潮があるようです。楽な仕事って思われているのでしょうか?確かに事件がなければ乗っているだけですからね。
 犯人の予告通りに乗客が一人づつ殺害されてゆくなか、間接的にビルが関わってしまうなど巧妙な罠によって、ハイジャック犯に仕立て上げられてしまします。指定口座がビルのものって・・・分かりやすいし本部も簡単に疑いすぎでは・・・。航空保安官にたいする信頼はそんなものなのでしょうか。こうなっては捜査も進まずに、乗客の反発にあってしまうわけです。
 隣に座ったジュリアン・ムーア演じるジェンの協力もあって次第に乗客の信頼をとりもどしてゆきます。でも犯人は分らず誰もが怪しく思えてきますね。事態は爆弾まで仕掛けられていて切迫した状況になってゆく。よく考えればどうやって犯行を実行したのかツッコミどころもありますが、緊迫の展開に注目してしまいました。密室ゆえの怖さが伝わりますね。いろんな人たちを乗せたフライトですし、もう少しドラマがあってもよいのではないでしょうか。ι(´Д`υ)アセアセ


評価:moon1

ルパン三世

Lupin 大盗賊団ザ・ワークスの次期リーダーが発表される日、世界中の泥棒が老盗賊ドーソンのもとに集まっていた。しかしルパンのライバル、マイケルの裏切りで組織は壊滅してしまう。ルパンたちは奪われた宝を取り戻す為、究極のセキュリティ・システムに挑む。

 人気アニメ『ルパン三世』がついに実写化です。アニメの個性的なキャラを再現するのは難しいところですが、ルパンをはじめ雰囲気が出ていて次第にイメージが重なってきます。その他、舞台をアジアにしているということでジェリー・イェンら多彩なキャストが登場していますね。楽しいですけど、何所かぎこちなさも感じるところでした。唐突にいろんなキャストが出すぎかもしれません。 
 そんな物語は『ルパン三世』らしい展開です。アニメでお馴染みのメンバーが集結、チームを組んでの初仕事というわけです。究極のセキュリティ・システムを破ってお宝を盗みだす流れですが、ライバルのマイケルとの過去の因縁を絡めてドラマがあったりします。始めはぎこちないけれど次第にテンポよく進行してゆきます。そして、敵の本拠地に乗り込むという展開は、クライマックスに向けて一気にヒートアップしてゆく。そこには随所にルパンらしさが出ています。もちろんアクションも魅せてくれます。次元や五エ門にも見せ場があっていいですね。そのあたりアニメ的な表現もあって面白い映像になってますが、五エ門には車を真っ二つにしてほしかったですねぇ。
 どうしてもアニメとは違和感がでてしまいますけど楽しませてくれる内容でした。お約束の展開もそのままに良くも悪くも実写版ならでわ。ストーリーとして面白かったゆえ、これをアニメで見たいと思ってしまった・・・それじゃあ本末転倒ですね。(´,_ゝ`)プッ


評価:moon2

ケープタウン

Zulu 南アフリカのケープタウン。少女が惨殺された事件を捜査している刑事のブライアンとアリは、事件に危険な薬物が関係していることを突き止める。捜査を進めるなか、ホームレスの子供たちの失踪と、ある陰謀にたどりつくが二人にも危険がせまっていた。

 南アフリカを舞台にしたサスペンスです。何故ここが舞台になっているかといえば、原題は『zulu』ということで刑事のアリはズールー族でした。かつてアパルトヘイトで悲惨な少年時代を過ごしたわけですが、解放後に刑事となって白人と共に仕事をしているんですね。フォレスト・ウィテカーが演じていて、赦すことを学んだ人格者ということです。捜査を進めるなかで麻薬の売人もズールー族でしたし、さまざまな境遇の人たちを見ることになります。皆あまり恵まれた境遇ではありませんが、南アの現実を垣間見るようです。
 いっぽう、オーランド・ブルームが演じるもう一人の刑事ブライアンは、ダメ人間です。カッコいいけど、酒に女にだらしのない男。すでに家庭は崩壊してしまったようです。元妻や息子との関係は修復できそうにないけれど、どうしてこうなったのかは描かれていないゆえ最後のシーンもよく分からないものになっていますね。彼の役どころは何なのか?肉体美?露出し過ぎかも・・・。いろんな意味でアリとの対比になっているのでしょう。
 物語は麻薬組織から製薬会社の陰謀へと繋がってゆくあたり引き込まれるところです。けっこうバイオレンスもはいってますし、凄惨なシーンもあって緊張感のある展開でした。
 そして南アの過去から現在に至ってのさまざまな問題を浮き彫りのしながら物語は進んでゆきます。赦しと復讐の狭間に揺れるのはアリだけではないのかもしれません。同僚を殺された時も冷静だったアリが母親を殺されたとき、感情を抑えられずに復讐に突き進むあたりが何とも虚しくもあります。意味の分からないところもあって雑な展開でしたが、人の抱える根源的な問題を考えさせられる作品になっています。( ̄○ ̄;)!


評価:moon2

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