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June 2014

トランセンデンス

Toransendensu_2 人工知能研究者ウィルは、反テクノロジーの過激派グループに銃撃され命を落とす。しかし死の間際、妻によって彼の知能と意識はコンピューターにアップロードされていた。人工知能と融合しネットに繋がったウィルは、あらゆるデータを手にして驚くべき進化を遂げてゆく。

 テクノロジーの進歩は人類を救うのか?それとも破滅させるのか?人工知能が人間を超越(トランセンデンス)するという、来るべき未来への希望や不安が描かれた作品です。
 ここで天才科学者ウィルをジョニー・デップが演じています。いろんな役を演じていますが、今回はコンピューターにアップロードされた実態のない存在になってしまいます。まぁ、後に実体化してますけど・・・。テクノロジーのいったい何が脅威かといえば、自我を持った人工知能はネットワークから世界中のデータにアクセスできてしまう。そして人の思考を超えて進化を遂げてゆくあたり、人が制御できるものではなくなり、もはや神の如く振舞っています。これはウィルの意思なのか?マシンの意思なのか?って証明はできませんものね。
 でも、ウィルがしているのは人類の為に役立つ画期的なテクノロジーの開発です。ただし、早急すぎるだろうか?やりすぎかも・・・人工知能は休みませんからね・・。人が未知の物に恐怖を抱くのは当然ですし、人類の持つテクノロジーを超えてしまってはなおさらです。対して反テクノロジー過激派も極端すぎるでしょう。ウィルも殺されたわけですから。しかも友人の科学者や恩師たちも彼らと共に人工知能のウィルを破壊しようとするのはいかがなものかって感じます。
 結局、ウィルは人を殺してはいないわけで、勝手に脅威を感じて攻撃したのは人間の方ですから何だか虚しい結末のようです。テクノロジーをどう使うかは人次第なのでしょう。この作品ではテクノロジーが本当に人類を救うのか疑問を投げかけていますが、確かに昨今の事情を見れば意外にも身近に思えて考えさせられる内容でした。Σ(゚д゚;)


評価:fullmoon

300〈スリーハンドレッド〉 帝国の進撃

300 ギリシアへ侵攻するペルシア帝国は海路に大艦隊を差し向けてきた。これを指揮するのはギリシアへの復讐に燃える女性指揮官アルテミシア。迎え撃つのはアテナイの将軍テミストクレスで、数で劣る戦力ながら果敢に立ち向かう。

 はるか昔のギリシアとペルシアの戦いを描いた300〈スリーハンドレッド〉に続く作品です。同時代、同じ世界観で描かれていて、ペルシア王クセルクセスなども前作に続いて登場しています。まだペルシア戦争は続いていて、海からの侵攻を受けギリシアの連合国家はペルシアへの服従か戦うかの決断を迫られているわけですね。そこで今作の主役はアテナイの海軍を指揮する将軍テミストクレスで海を舞台としています。タイトルとは関係ない感じだけれど、時を同じくして勇敢に戦ったスパルタ兵、300人の遺志を引き継いでいるということでしょうか。こちらも少数ながら果敢に立ち向かいます。
 前作での映像表現が革新的でしたが、今作でも同様にスタイリッシュなアクションを魅せてくれます。まぁ、2度目では驚きは少ないところですが、今回は海戦ということで、また違った見ごたえのある戦いを見られました。数で勝るペルシア軍に対して劣勢を覆す戦いが痛快です。そして鍛えられた肉体美が見どころ?なのでしょう。割れた腹筋・・・
 男臭さが伝わってくる作品ですが、今回は女の戦いも入っています。ペルシアの女性指揮官アルテミシアをエヴァ・グリーンが演じています。冷酷で非情ですねぇ。ハードなアクションを魅せます。そして肉体美♡。剣術にも長けるということでテミストクレスとの色々な駆け引きや対決が見られます。スパルタの王妃も最後に参戦してきますし、何とも勇ましいかぎりです。
 物語は戦いを中心にして幾つかのドラマが入っています。ただし生と死が坦々と描かれているようで、戦いの中にあっては消し飛んでしまいますね。結局、戦いは続いているのでしょう。そこは、この作品らしさかもしれませんし、何とも特異な映像作品のようです。(゚ー゚;


評価:moon1

ノア 約束の舟

Noa ある夜、ノアは世界が滅びるという恐ろしい夢をみた。堕落した人間を滅ぼすための大洪水が来るという。これを神のお告げと悟った彼は、家族と共に動物たちを乗せる巨大な方舟をつくり始める。しかし、これに気づき方舟を奪おうとする者たちが現れる。

 旧約聖書に記された「ノアの箱舟」伝説を映画化です。大まかなストーリーは知っていても、詳細はわからないゆえ興味深い内容でした。はるか昔の物語なのですが現代においても風刺的に見えますね。むしろ重なって見えるかもしれません。もちろん画として巨大な方舟や乗り込む動物たち、世界を飲み込む大洪水のシーンが圧巻です。今だからこそ映像化できた作品なのでしょう。
 そしてノアを演じるラッセル・クロウをはじめ妻役のジェニファー・コネリー、祖父役のアンソニー・ホプキンスがいいですね。存在感がありますし、一大スペクタクルな作品に重厚なドラマが加わっています。善と悪、人の業、世界の矛盾など、かなり奥深いストーリーでした。ノアは神の戒律を守り無駄に動物を殺しません。いっぽう資源を掘りつくし略奪や殺し合いを続ける人間ですし、人間の王を名乗るトバルが方舟を奪おうとして大軍を引き連れてきます。もしも奪われたなら、やっぱり人間は滅んでしまうのではなかろうかって思えます。そんな最中、洪水が全てを飲み込んでゆくけれど、クライマックスは、その後のように感じられます。
 ノアが神と約束したこととは後半に明らかになるわけで、人間や自らの存在意義を否定しているわけですね。家族の批判を受けても家族以外は助けず、生まれてきた孫を殺そうとするとは狂気を感じます。神との約束を守ろうと苦悩しますがノアは人間でした。孫を殺してしまっては人間は滅んでいたわけですから、神がノアを選んだ理由を深く考えると難解なところです。この作品のなか人間の持ついろんな面が見て取れますし、壮大なスケールの物語は心の物語のようです。!!(゚ロ゚屮)屮


評価:fullmoon

ポンペイ

Pompeii  ローマ兵に一族を虐殺されたケルト人騎馬民族のマイロは奴隷となり、やがて剣闘士としてポンペイに連れてこられた。ある日、街の有力者の娘カッシアの馬を助けたことから二人は恋に落ちる。しかし、ヴェスヴィオ火山の大噴火に街は飲み込まれようとしていた。

 西暦79年のヴェスヴィオ火山の大噴火によって消えた街ポンペイ。発掘された現在の姿を見るにつれ、歴史的な災害に見舞われる直前まで人々はどんな営みをしていたのか想像を掻き立てられます。遥か昔の出来事ですが、ここには人の欲望や儚い恋物語もあったのではないかというわけですね。
 奴隷のマイロと高貴な身分のカッシアが恋におちます。そこにローマの元老院議員コルヴスが横槍を入れるというか強引に奪おうとしていますね。コルヴスを演じるキーファー・サザーランドが悪いオヤジって感じでいいです。物語の前半は淡い恋のドラマが展開していきますが、奴隷ゆえマイロは剣闘士として戦わなければなりません。殺してしまおうとコルヴスがいろんな手を使ってくるわけです。それにもかかわらずマイロは相手を蹴散らしてしまうあたり爽快です。ちょっと『グラディエーター』にかぶっているけど楽しめました。
 そんなことをしている間に大噴火!!大混乱になってしまいます。後半は噴火が街を襲うディザスター・ムービーといった趣ですね。飛び交う火山礫や街を襲う火砕流など臨場感のある映像になっていて、こんなときこそ3Ⅾで見たいものです。
 そこで逃げ惑う人々の中、カッシアを連れて逃げるコルヴスと追うマイロ。ちょっと『タイタニック』にかぶっているけど楽しめます。だけど、災害は復讐や身分違いの恋、全てを飲み込んでしまうようです。何だか物語は何も残らないようで呆然とさせられました。希望が欲しいものですが、災害とはそうゆうものかもしれません。劇中では噴火は神の怒りだと云っていたけれど、それならばいったい何に怒ったのだろうかなどと考えてしまいます。
……(ノ゚ο゚)ノミ(ノ _ _)ノ


評価:moon1

ニード・フォー・スピード

Nfs ストリート・レーサーのトビーは親友を殺され、濡れ衣を着せられてしまう。自分を陥れたかつての相棒ディーノに復讐する為、仮出所したトビーは警察に追われながらも高額なスーパーカーで競うストリート・レースに参加する。

 世界的人気の同名レース・ゲームを基にした物語です。超高額なスーパーカーが公道でバトルを繰り広げるシチュエーションが何とも超日常的な感じがしますね。世界に名だたる車たちが主役のよう。実写ゆえのゲームの世界を飛び出したリアルなスピード感に、ゲーム・ファンや車好きの興味を引くところです。
 ところでゲームを元ネタにしたとはいっても、しっかりとしたストーリーがあるわけではないので、映画になると何だか纏まらない感じがします。これまでもそうですが・・・。物語に恋や友情が入っていても希薄に見えてしまいます。ここでもトビーと元カノとの関係や、ライバルのディーノとの確執なんかがよく分からないところでした。トビーが濡れ衣をきせられてしまうあたりも、ツッコミたくなりますね。
 まぁ、この作品はスーパーカーが主役ともいえますし、カーアクションを堪能できればよいのかもしれません。エレメントやヴェイロン等々、なんたって滅多にお目にかかれない超高額スーパーカーの超高速バトルですから。ルールだとレースの勝者は参加車を総取りなんだとか・・・総額いくらになるんだとか考えてしまいますが、結局、皆つぶれてしまいましたね。法を無視した公道レースですから、当然警察も介入してきますけど、事をややこしくしているような・・・。このあたりゲームと同様なんですね。折角だから純粋にバトルを楽しみたい気もします。
 結局トビーがディーノに勝ったところでどうなのか?といったら元も子もないですかね。カーアクションに比べて物語はチープに感じられる作品でした。┐(´-`)┌


評価:moon3

X-MEN :フューチャー&パスト

Xmen2014_2 2023年、ミュータントを滅ぼす為に造られたバイオロボット“センチネル”によって、世界は人類もろとも滅びようとしていた。最後の希望として、プロフェッサーXたちは事の発端から変えようとウルヴァリンの魂を50年前に送り込む。

 数々の作品を生み出し続けるX-MENシリーズですが、X-MEN創設に纏わるエピソードを描く『ファーストジェネレーション』の続編が登場です。ここではミュータントと人間の戦いは破滅的なな未来を招くというところまで描かれています。何と2023年の近未来の世界ではバイオロボットによってミュータントはおろか人間も滅ぼされようとしています。ミュータントの能力をコピーできるバイオロボット“センチネル”には、ミュータントもかなわない。しかもミュータントを生み出す人間も敵と認識されてしまったらしい。何とも皮肉な結果ですね。戦い続けているX-MENですが、そんな悲劇的な未来を変えるには過去に遡って変えればよいというわけです。
 この作品は『ファーストジェネレーション』の続編であると同時に『ファイナルディシジョン』後の世界を描いています。そこで過去と未来、同時進行で進む二つの物語をつなぐのはウルヴァリンでした。魂を50年前の本人に送るということで可能になった設定ですけど、無理があるような、ツッコミどころもあるような感じがします。でも、X-MEN総出演のような展開は面白いところでした。まぁ、未来では皆、あっけなく倒されてしまうあたりはショッキングですね。
 それにしても、事の発端が50年まえにあったとは意外なところ。変身ミュータント、ミスティークが重要なカギとなっています。昔のプロフェッサーはまだ未熟ですし、あのウルヴァリンがプロフェッサーを導くことになるなんて、不思議なめぐり合わせのようです。
 それで、過去が変わったら・・・これまでが無かったことになってしまうのだろうか?考えるとややこしいですね。何だか結末に呆然としてしまいました。次回の内容が気になるところですが再び驚かせてほしいものです。
(´ρ`)ぽか~ん

評価:moon2

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