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May 2014

青天の霹靂

Seitennohekireki_2 マジックバーで働く冴えないマジシャンの轟晴夫は、関係の途絶えていた父親が死んだことを知らされ途方に暮れていた。父親の亡くなった河川敷を訪れたとき、突然雷に撃たれてしまう。気が付くと、そこは40年前の世界で自分が生まれる前の両親に出会うことになる。

 お笑い芸人、劇団ひとりの初監督となる作品です。原作も自ら書き下ろした小説で主人公の父親役も演じていますね。大泉洋が演じる晴夫は冴えないマジシャンで、人生に行き詰っているわけです。それは自分を捨てた母親や、ろくでなしの父親のせいなのか?父親を亡くし、まさに思わぬ事態に遭遇する晴夫です。雷に撃たれて40年前にタイムスリップしたらしく、自分が生まれる数か月前の両親と出会ってしまうというお話しです。顔も知らない母親と出会うあたりが物語としてのキーですね。
 世にも不思議なお話しですが、よくあるタイムスリップものということで普通に見てしまいます。晴夫は、いきなり40年前の世界に来て戸惑いますし、当然これから起きる出来事も知っているあたりギャップが面白い。現代では冴えない晴夫のマジックでしたが、認められて舞台に立つことになり、何故か父親とコンビを組んで売れてゆく。そこに笑いあり涙ありの内容でした。二人のかけ合いは笑わせてくます。そんな中、知らなかった両親の物語に自分の存在意義を見出していくわけです。
 これまで誤解していた両親のことを知って、まさに青天の霹靂といったところでしょう。で・・・結局はどうなったのだろうか?想像とは違う両親の物語に心境の変化はあったはずですが、現代に戻って変われただろうか。さえないマジシャンから抜けだせたのだろうか。そのあたり何だか曖昧に終わってしまい残念なところですね。エンディングにはちょっと驚かされるけれど、父親とはマジシャン繋がりですから物語に大きな仕掛けがあったらよかったのにねぇ。(○゚ε゚○)


評価:moon2

ブルー・ジャスミン

Bluejasmine ニューヨークで実業家の夫との結婚生活も資産も失ったジャスミンは、サンフランシスコの質素なアパートで暮らす妹のもとに身を寄せた。華やかな世界へと返り咲くことを夢見るジャスミンだったが、厳しい現実に直面する。

 セレブ生活が忘れられないジャスミンと質素な生活を送る妹とが一緒に暮らすことになるというコメディっぽい作品ですが、本当の幸せとは何かを考えさせられるかもしれません。最後は笑えないところです。そこで、ちょっとイタイ感じのジャスミンを演じるのはケイト・ブランシェットです。今作でアカデミー賞の主演女優賞を取っているということで注目してみると、感情の起伏が激しい役を上手く演じていますね。
 セレブから一転、全てを失ったジャスミンですが、なかなか現状の生活に馴染めないあたあり笑えます。不運な女性なのだと始めは同情できたけれど、物語が進むにつれて夫や資産を失った理由が明らかになってゆくと彼女の言動にも疑問が出てきます。劇中ではセレブ時代と現在を対比するようにシーンが切替わってゆくわけです。ちょっと唐突に替わるので見ていて混乱してしまう構成でしたが、意外な事実が次第に明らかになってゆきます。
 それにしてもジャスミンはつかみどころが無い人ですね。地道に資格を取るための勉強をしているかと思いきや、もう一度、華やかな世界へ戻る為に新たな恋を探しているわけです。パーティーで知り合った外交官とは結婚間近までいきましたからね。そんなハッピーエンドで終わるのかとおもいきや、ちょっとした嘘、いやはやほとんど嘘で固めた身の上ではうまくいくはずもないですね。
 破産に至るまでにはいったい何があったのか?妹の元夫に恨まれる理由とは?幾つもの疑問が明らかになったとき、もう呆れてしまいました。彼女が求めていた幸せって何だろうって思えるし、すべては虚構のようでもあるわけです。妹とは対照的で本当に憂鬱なジャスミンでしたが救われませんね。どうなってしまうのか気になりますけど、自業自得といっては言い過ぎだろうか。┐(´д`)┌ヤレヤレ


評価:moon2

テルマエ・ロマエⅡ

Terumae2 古代ローマの浴場設計技師ルシウスは剣闘士用の浴場を任され悩んでいると、またもや現代の日本へタイムスリップしてしまう。そこで真美と再会したものの、二人はローマの騒乱に巻き込まれてゆく。

人気コミックを原作に再びの実写化です。相変わらずのこゆるい笑いをちりばめた感動作?になっていますね。古代ローマと現代の日本がテルマエ(風呂)で繋がっているなんて驚きでしたが、外国人から見た日本の風呂文化にあらためて関心したりもします。今回は剣闘士と相撲を絡めているあたりがポイントでした。
 そして前作に続いて古代ローマ人ルシウスを阿部寛が演じています。その他、濃いキャラの面々も再登場して続編らしい展開になっています。ストーリーはテルマエをめぐって騒乱に巻き込まれてゆくという、またもやっ・・・て感じです。そこで現代の日本から助っ人もやってきて乗り越えてゆくのも同様。でも、今回は真美の活躍ってあまり無いような・・・。まぁ、ストーリー云々よりもルシウスが作る古代ローマの日本式テルマエが笑えるわけですね。そりゃあ、現代の文化や技術を古代人が見たなら驚きでしょうけど、忠実?に再現されてますからね。絵的に面白いところです。
 そんな笑える映画だけれど、劇中では日本と古代ローマを行ったり来たり。中でもローマのシーンが良くできています。闘技場など大作映画のような雰囲気でてますもの。そういうリアルな背景があってのギャップが面白さなのでしょう。
 今回も笑いとドタバタで、めでたしめでたしのエンディングですが、ルシウスの将来には影を落としていますね。未来を真美は知っているだけに、どうなるのやら?気になるところですが、これはこれで終わっても纏まっているかも。でも続編もありなのか・・・。まぁ、笑える映画だからなんでもありでしょう。`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!


評価:moon2
 


プリズナーズ

Prisoners 幸せな家族を当然襲った幼い娘の失踪事件。早々に容疑者が逮捕されたものの証拠はなく釈放されてしまう。時間だけが過ぎる中、手ぬるい警察の捜査に苛立つ父親は、ついに狂気の行動にでる。

 少女の失踪事件を題材にしたサスペンス。考えさせられる内容ですし、観終わってからタイトルが意味深に思えてきます。なかでもヒュー・ジャックマンが狂気に囚われた父親ケラーを熱演。シリアスな作品もいいですね。一方、冷静に事件を追いかけてゆく刑事ロキをジェイク・ギレンホールが演じています。
 突然、6歳の娘が失踪したなら・・・。冒頭は実際に事件に遭遇した家族の反応をみるようです。警察の対応も当然なのだけれど、過ぎてゆく時間に焦りと怒りが頂点に達したとき、父親は一線を越えてしまいます。釈放された第一容疑者を監禁して拷問・・・。かなり痛々しい。ケラーは必死ですが実際のところはどうなのだろう。犯人だと妄信しているだけなのか?被害者家族の復讐劇とおもったら事件は深い心の闇を映しているようです。
 そんなことになっているとは知らない刑事のロキは、地道な捜査で第二の容疑者を探し出しています。しかし、取り調べ中の失態で自殺されてしまう。第一容疑者の失踪も加わって捜査が混乱していますね。容疑者たちの接点が何所に在るのか?見ている側もよくわかりませんねぇ。彼らがいったいどう繋がってゆくのか最後まで予断をゆるさないところです。
 そして物語は二転三転して、絶望から微かな希望へ。予想に反してサスペンスの要素が強くて、ハラハラするシーンの連続です。ケラーの行動は肯定できないけれど、事件解決の糸口にはなっていますし、測らずも容疑者は関係していたのだから複雑な思いがします。
 結局、この事件の真相って何?って感じでしたが、エンディングも含めて想像を膨らませてしまいます。家族を護るために何ができるのだろうか。ある意味、ケラーはいろいろと囚われることになるのでしょう。観終わっても何だか釈然としないのは、ここでは皆、何かに囚われているともいえますね。(;;;´Д`)ゝ

評価:moon1

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