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December 2013

永遠の0〈ゼロ〉

Eienno0 司法浪人の佐伯健太郎は祖母の葬儀の日に祖父とは血のつながりがなく、血縁上の祖父がいることを知らされる。実の祖父、宮部久造は太平洋戦争を零戦の搭乗員として戦い終戦直前に特攻出撃で亡くなった。健太郎は、かつての戦友を訪ねて聞かされたのは意外な真実だった。

 百田直樹のベストセラー『永遠の0』が遂に映画化。太平洋戦争の始まりから終わりまでを戦った零戦搭乗員たちの視点で描かれています。真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、激戦地ラバウル、そして特攻・・・・。変化する戦局が史実に沿って描かれていてリアリティがあります。
 そして映像として見る零戦や空母は、かつてないほどリアルな描写ですね。細部まで拘った零戦のディテールも再現されていて納得の映像ですし、空戦シーンの迫力に圧倒されます。
 物語は宮部久造の孫、健太郎が自分のルーツを調べるなかで、知らなかった祖父の姿を探し出すというもの。現代から見た60年前の戦争と当時の兵士の立ち場で見る戦争の姿は違っていて印象的です。
 このなかで登場する宮部について、健太郎は何も知らないまま戦友を訪ね、聞かされたのは「海軍一の臆病者」と罵られる不名誉な祖父の姿だった。勇敢な姿を想像してましたが意外な展開です。戦場では逃げ回り、妻や娘の為に生きることに執着していたという。しかし、ある者は腕は一流だったと云うし、またある者は強い男だったと云う。多くの戦いのなか生き残っていたのは逃げ回っていたからなのか?腕がよかったからなのか?そして生きることに執着した宮部がなぜ特攻に志願したのか?謎が投げかけられてゆくなか宮部がどんな人間なのか見えてきます。皮肉にも宮部を非難していた者たちは生き残っているわけですが。
 しかし、それは答えとして漠然としたもののようです。人それぞれの想いや命の重さが計れないゆえに意味を見出すのは難しいところでした。何のために生きるのか、死ぬのか・・・。当時の戦争がどんなものか垣間見えます。
(u_u。)


評価:fullmoon

九試単座戦闘機のプラモを作る

日本初の全金属低翼単座の戦闘機として有名?な機体がついにプラモデルに・・・・
飛行機に詳しくなければ知らない人が多いと思いますが、今夏に公開された「風立ちぬ」では主人公の二郎が手掛けた飛行機です。関係者を驚かせたテスト飛行のシーンが印象的でした。


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これは模型誌「モデルグラフィックス」の付録での限定品というわけで、ファインモールド社の1/72スケールキットがついています。以前の零戦も作ってますし、このスケールでは唯一のキットなので即、買ってました。付録付ですけど雑誌+プラモの値段ですね。当初は映画公開に合わせた企画でしたが、予定より遅れての1月号の付録となってます。

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キットのほうは試作機らしく、シンプルなつくり。部品も少なく、さくっと組みあがります。かなり緻密なディテールで再現されてるけど、コックピットなど見えないしシンプルさが際立つところですね。

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零戦と記念撮影。

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マイブームの零戦はまだまだ増殖中・・・またしても本屋でプラモを買ってしまった。


ゼロ・グラビティ

Zeroguravity 地上600㎞の宇宙空間。船外でミッション中のライアンとマットは突然の事故でシャトルを失い宇宙を彷徨うことになる。地上との通信は途絶え、酸素も残り僅か。極限の状況のなか生還するための方法を探る。

 実際の宇宙はこんなところ・・・。空気も音もなく、重力もない漆黒の空間「ゼロ・グラビティ」。ここで描かれる宇宙にはSF映画とはイメージの違うリアルさがあります。もしも一人で放り出されたとしたら?感じるのは絶望や孤独だろうか。そんな宇宙での事故を疑似体験するかのような映画です。
 ライアン博士を演じるのはサンドラ・ブロックで、絶対に無理と思える状況を乗り越えてゆきます。そこには同僚の宇宙飛行士マット(ジョージ・クルーニー)の助言や励ましがあるのだけれど、二人の関係とかドラマとしては曖昧なままですね。もっとも、それどころではない状況です。
 劇中での事故だけれど、ロシアが衛星を爆破したことが原因ってことです。そしてライアンにとって最後の希望が中国の宇宙船って・・・皮肉ってるのかな?それにしても破片が衛星を次々と破壊する連鎖を起こして予測不能の事態になっています。破片の群れが高速で襲ってくるあたり映像としても恐ろしい世界ですね。しかも地球を回って何度も襲ってきますもの。シャトルを破壊し、避難したISSを破壊。つまりライアンは次から次へとピンチの連続です。
 最後までどうなることかと緊迫感のある映画ですけど、気が付けば登場するのはほぼ二人。いや、後半はサンドラ・ブロックただ一人ではないですか。リアルな無重力映像に見とれてしまいました。ただ、奇跡の生還もフィクションゆえに伝わるものは薄いところですね。なぜ生きるのか?ライアンの心の葛藤など、もう少しドラマがあったならエンディングのシーンにも意味が見いだせそうです。
 何もない宇宙で見つけた命の重さ、人を引きつける想い、それが原題「Gravity」にこめられたメッセージではないでしょうか。ι(´Д`υ)アセアセ


評価:moon1

47 RONIN

47 鎖国時代の日本、徳川将軍のもと諸藩の大名たちにより平静が保たれていた。赤穂の領主、浅野内匠頭は将軍を招く名誉を得たが、吉良上野介の策略から不祥事を起こし切腹させられた。吉良は領地をも手に入れようとするなか、浪人となった家臣たちが立ち上がる。

 日本の年末ではお馴染みの「忠臣蔵」が、ハリウッド映画として登場です。どんな映画になるのかと楽しみ?いや、心配するところでしょうか。舞台は日本、キャストも多くが日本人ですから吹き替え版?でO.Kですね。でも、やはり注目はキアヌ・リーブスが主演というところで、すでに完成された物語のなか、どんな役回りなのか気になります。
 そして心配してたとおり、純日本的な物語は海外でのイメージを反映したヘンテコな日本になっていました。もっとも、「忠臣蔵」からイマジネーションをうけたアジアンテイストが入ったファンタジーの世界ともいえます。妖術使いや天狗も登場するあたり、真面目に侍の精神を語るのはナンセンスと思うのだけど・・。エンディングは一緒というあたり、日本では作れない、作らない作品ですね。
 ここでキアヌ・リーブスが演じるのはカイという異端の者。当時は珍しい異国人で、子供のころに浅野内匠頭に助けられたらしい。でも家臣たちには武士とは認められずに蔑まれています。ところが腕は立ち妖術にも詳しい。共に戦うなか次第に信頼を得てゆくというわけです。よって47人の中での役回りとしては敵の妖術使い担当といったところかも。浅野家の姫とのロマンスもあるけれど、主役としての存在感が薄いですね。大石内蔵助を演じる真田広之に喰われてますもの。
 アクションや映像的には楽しめましたが、物語は何が言いたいのかよく分からない内容でした。久しぶりのキアヌ・リーブスでしたが「ラスト・サムライ」のトム・クルーズのようにはいかないようです。異色の「忠臣蔵」にビックリ、蛇足って言葉が思わず出てしまった。┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~


評価:moon2

キャプテン・フィリップス

Firippusu 2009年4月、アメリカのコンテナ船マークス・アラバマ号はソマリア沖で海賊の襲撃に遭う。必死の抵抗を試みるも武装した4人によって瞬く間に占拠されてしまった。船長のフィリップスは乗員と船を護るため、ただ一人の人質となってしまう。

 今もなお続いている大きな問題を題材にした実話をもとにした映画です。どこか遠くの出来事のように思っていたけれど、実際に体験するかのようなリアルな描写に恐怖を感じます。
 物語の主人公フィリップス船長は、冒頭のシーンからはごく普通の家庭を持った父親のようです。妻と子供の将来を案じたりと、コンテナ船の船長である以外は、一般的な生活風景に見えます。それに対してソマリアの漁師町の日常が映し出されると一変します。なぜ海賊行為をするのか分かるわけで怖ろしさと虚しさを感じますが、これがこの国の現実ということなのでしょう。
 そしてアラバマ号が襲撃されるシーンは緊迫した空気が伝わってきます。相手は武装しているのに波をたてたり放水でしか対抗できないのが歯がゆい。漁船と見分けがつかないし、救援もすぐには来てくれません。フィリップや船員たちの気転で故障にみせかけたのはよかったけど、救命艇に船長を人質に取られてしまうわけです。
 そこからは米軍の救出作戦が始まるけれど、フィリップは海賊の少年たちを助けたいと思っているんですね。自分の子供と変わらない年頃ですから。米軍が身代金の交渉には応じないだろうと分っているだけに暗に説得するのだけれど・・・。刻々と迫るタイムリミット。その結果、フィリップは救出され海賊の少年たちは死亡・・・。最善の結果なのか?最悪の結末なのか?残るものは虚しさだけのようで、フィリップの叫びは喜びとも悲しみとも取れないもので印象に残ります。
 事の一部始終を客観的に描いた作品で、そこに居合わせたような感覚で観られました。実話としての重みがありますね。ただ淡々と・・・余計な演出はいらないわけです。(u_u。)

評価:moon1


REDリターンズ

Red2 恋人との平穏な日々を送る元CIAエージェントのフランク。しかし、かつて相棒マーヴィンと手掛けた極秘プロジェクトがもとでテロリストの汚名が着せられてしまった。フランクたちは各国の諜報機関に追われながら、真相を探り世界の危機に立ち向かう。

 引退した超危険人物(Retired Extremely Dangerous)と呼ばれる元スパイの活躍を描いたシリーズ2作目の登場です。REDの中心人物フランクをブルース・ウィリスが演じています。ジジィをネタに今年も数本の映画で活躍中ですから引退したエージェントには見えないところですね。前作に続いてジョン・マルコビッチにヘレン・ミレンも登場。もちろんアクションもあって、この意外さがいいです。
 そして対するロシアのエージェントにキャサリン・ゼタ・ジョーンズや殺し屋役のイ・ビョンホンといった多彩な顔ぶれが楽しいところ。二人はフランクとは過去に何やら因縁があるらしいけれど、そこは詳しく分からない。さらに鍵を握る人物として、なんと大御所アンソニー・ホプキンスも登場です。すでに黒幕って雰囲気がするけど・・・やっぱり。
 ガンファイトやカーアクションもあって、痛快なアクションが楽しめます。そして時折、笑いも誘う。ん・・どこかで見たようなシーンも多々ありますね。ロシアの中枢、クレムリンに潜入したりと、某スパイ映画を連想させます。でも、中途半端な感じがするあたり、とことんパロディにしてもよかったかも。折角のアクションにも予想通りの展開に安心して観てしまうユルさが微妙です。なんたってブルース・ウィリスは死にそうに見えませんもの。
 お気軽に観れるアクション映画といったところですが、何だか次もありそうな感じですね。引退した?超危険人物のさらなる登場に期待です。(*^-^)


評価:moon2

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