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June 2013

アフター・アース

After  未来の地球では環境が変わり人類にとって危険な惑星となった。そして人類が地球を捨て去って1000年後の世界。レンジャーと呼ばれる戦士の司令官サイファは息子のキタイを連れての宇宙訓練の途上、宇宙船にトラブルが発生して地球へ不時着してしまう。

 M・ナイト・シャマラン監督によるSFファンタジー。ここでは独特の世界観で描かれる未来の地球を見ることになる。説明するのは難しいが、何と地球のすべてが人類に対して牙を剥くというわけです。酸素は少ないし気温の変動も大きい、そして動物たちは人間を襲うように進化している。つまり人類は地球から排除されてしまった。それではどうしているかといえば、他の惑星に移住しているという。でも、そこでは異星人や彼らが放った恐ろしいモンスターに脅かされているらしい。
 何だか地球のほうがましじゃね?ってツッコミを入れてしまいそう。そういった敵と戦うのがレンジャーと呼ばれる戦士で、サイファは伝説の戦士だということ。彼らが使うのは剣や槍といった武器だけど、何で銃が無いのだろう。
 それはさておき、サイファ役のウィル・スミスと息子キタイ役のジェイデン・スミスの親子共演が注目ですね。『幸せのちから』以来の共演ですから、ジェイデン君は成長しています。偉大な父親にたいしてコンプレックスを抱いているというキタイを演じるあたりイメージが重なっているだろうか。
 物語は宇宙船のトラブルで危険な地球に不時着・・・いや、墜落ですね。機体はバラバラだし生き残ったのはサイファとキタイだけ、しかもサイファは重傷で動けないとあっては唯一の希望はキタイということ。救難信号の発信機を探さなければ二人の命はないわけだ。せっかくの親子共演なんだけどねぇ・・・。ここからは、もはやジェイデン君の一人舞台のようだった。危険な冒険を経て少年が成長してゆく物語なのである。独特の世界観にはツッコミどころは多いゆえ、素直に楽しめるかは微妙なところ。環境問題や親子の葛藤など内容的にいろいろ盛り込まれているようで、見かたによっては感動できるかもしれない。┐(´д`)┌ヤレヤレ


評価:moon3
 

華麗なるギャツビー

Kareinarugyatubi ニックが引っ越した家の隣には宮殿のような豪邸があり、主の大富豪ジェイ・ギャツビーは毎晩のように盛大なパーティを開いていた。いったい何者なのか?ある日、面識のないニックのもとにパーティの招待状が届く。

 何度も映画化されているF・スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』を、バズ・ラーマン監督、レオナルド・ディカプリオ主演での映画化です。新しいところは、この作品の主人公ジェイ・ギャツビーの華やかな私生活を最新の映像技術で表現してることだろうか。なんと3D作品となっていた。
 なにゆえ3Dが必要なのかと疑問に思っていたけれど、宮殿やパーティのシーンでは広がりがあって効果的だったかも。でも、折角の3Dなのだから、もう少し驚きは欲しいところですね。まぁ、車で撥ねたシーンは別の意味で驚きだったけれど・・・。
 そんな謎めいた大富豪ギャツビーを演じるのはディカプリオで、悪人or善人か?大胆or繊細か?どちらにも見えていいですね。しだいに明らかになってゆく過去から意外な一面、本当の彼を見るというのが作品の見どころです。かつての恋人で富豪の人妻デイジーとの恋が描かれていて、どうなることかと思っていたけれど何とも切ない。すべてはデイジーのためだったとは純粋すぎて泣けてくる・・・。
 けれども純粋すぎて彼は強引ですね。過去をやり直せるとい言い放つギャツビーだけれど、やはり過ぎた時間は戻らないわけで、デイジーの心も戻らない。お金で全てが買えるのか?いや、変えられるのか?といったところが教訓めいてます。それに皆、彼ほど純粋ではなかったというのが哀しいところです。
 最後は追い求めた理想と現実のギャップを見るようで切ないけれど、ただ一つの目的に生きる彼は確かに華麗な人ですね。
┐(´-`)┌


評価:moon2

奇跡のリンゴ

Kiseki 1975年、木村秋則は妻と共にリンゴを栽培していた。しかし年に何度も散布する農薬で妻は度々体調を崩していた。そんな妻を気遣い無農薬でのリンゴ栽培に挑戦するも、それはあまりにも無謀な挑戦なのか・・。苦難の日々が続いてゆく。

 実在のリンゴ農家である木村さんの半生を綴ったノンフィクション『奇跡のリンゴ』を映画化。以前に原作を読んでみて、とても面白く興味深い内容だったので待望の映画化でした。たびたびTVでも取り上げられている木村さんですが、その気さくな人柄からは想像できない苦難の道のりを見ることになる。主演の阿部サダヲがいい味をだしていますし、妻役の菅野美穂もいいですね。フィクションだったなら感動できるかは微妙ですが、やっぱり実話ゆえのドラマには重みが感じられるわけです。
 常識を覆す・・いや、無謀な行動をする木村さんって、どんな人なのだろうというのが気になるところで、劇中では少年時代から描かれていてよくわかる内容です。何でも分解してしまう少年時代や、東京に出て就職したものの田舎に呼び戻され、そして結婚してと、波乱に満ちた人生をたどると他人事ながら面白いですね。そもそも農業をするつもりがなかったのに・・・人生がどう転ぶか分からないものです。もっとも、農業をしていなくとも、きっととんでもないことをしていそうだ。
 誰も成しえなかったものを成し遂げる。挑戦して10年、すべてを注ぎ、貧乏をしてまであきらめなかった木村さん。何がそこまでさせるのかは伝わってこないけれど。その間、家族の反対もないし、家族の絆、協力があってのことなんだなぁ、と感慨深く見てしまった。成功したからいいけれど、失敗してたらと思うとゾッとする。
 最後に努力と苦労がまさに実を結んだわけで、すなおによかったねと思えるエンディングだった。有りのままを描いた実話だからこその感動作でした。
(*^ー゚)bグッジョブ!!


評価:moon1

グランド・マスター

Gurando 戦争の足音が迫る1930年代の中国。北の八掛掌の宗師・宝森(パオセン)は引退を決意し、自らの後継者であり南北流派の統一を託す者を捜していた。しかし、動乱の時代は強者たちに数奇な運命を与える。

 久しぶりに観た気がしますが、洗練された映像美とスタイリッシュな本格カンフーアクションを堪能できる作品です。ワイヤーとかあまり使わない、程よいバランスのとれたアクションはこ気味いいです。
 そして主演のトニー・レオンやチャン・ツィーも久しぶりに見たけれど、カッコいいカンフーを見せてくれる。本当に達人に見えてくるけれど、これだけでも見る価値がありそう。でも、演出はどこかで見ただろうか、雨中の戦いとか・・・雪中とか・・。飛び散る滴がスローモーションで栄えますものね。
 ところで物語のほうは、ちょっと分かりにくいところ。パオセンの娘で八掛掌の奥義を受け継ぐ宮若梅(ルオメイ)と、パオセンと戦い後継者となった詠春拳の葉門(イップ・マン)。そしてパオセンの弟子の馬三(マー・サン)がグランドマスターを争うという展開です。ですが、このまま流派の統一をかけて戦うのかとおもったら以外な方向へと展開してゆく。時すでに遅し、時代は戦乱に突入してしまうわけです。変化する世界で生き抜くため、カンフーマスターたちも散りじりになってしまう。そこでマー・サンが師匠であるパオセンを殺してしまうし、イップ・マンは食うや食わずの生活で、もはやカンフーどころではない。そんな中、父親を殺されたルオメイの復讐が一つの見どころでもあるけれど、これといって結論も出ていない気もするし・・・。二人と戦ったルオメイが技を受け継いだともいえるだろうか。イップ・マンへの穂のかな恋心も見て取れるけれど、物語としてなんかモヤモヤが残る。
 ここで時代に翻弄される強者たちを通して見るのは、人と人の戦いではなく別の戦いのようだった。戦乱で失われないように技の継承をはかろうとしてかなわず。しかし、戦後には各流派が香港に道場を開いていたあたりは皮肉なもの。もっとも受け継ぐものは技ではなく心ってことだろうか。Σ(゚□゚(゚□゚*)


評価:moon1

オブリビオン

Oburibion エイリアンとの戦争に勝利したものの地球は汚染され、人類は地球を放棄して他の惑星へ移住した未来。人の居ない地球の監視が任務のジャック・ハーパーはパトロールの最中に何者かに襲撃を受けるが、現れたのはビーチという男。彼が語るのは驚愕の真実だった。

 荒廃した未来の地球が舞台のSF作品。スカヴと呼ばれるエイリアンとの戦争で、地球は人の住めない環境になってしまったという。そこには破壊された月と荒涼とした風景を映していて興味をひかれる未来の姿だった。
 そんな地球でただ二人、ジャックとヴィクトリアのチームが監視していて、息の合ったパートナーでもあった。順調に任務をこなすあたり、地球は失ったけれど人類に希望は残っている。そう思える冒頭である。
 しかし謎めいた展開で、スカヴとは何かは見えてこない。主人公ジャックにしても地球監視の任務では過去の記憶は消しているらしい。だけども戦前60年前の微かな記憶があるあたりも謎である。そこで、昔の宇宙船が墜落してきて助けた女は何故かジャックを知っているし、残ってはいないはずの人間と遭遇し明かされる真実。ビーチ役のモーガン・フリーマンは出てくるだけで雰囲気があっていいですね。彼らとの遭遇でジャックにとっての現実は覆ってしまう。いったい自分は何者なのか?過去に何があったのか?
 そのあたり次々と謎が明らかになってゆくけれど、何がどうなっているのやらジャック同様に観ている側も混乱してしまうかも。いきなりな展開が続いては驚き以外に楽しめないではないか・・・伏線が欲しいところ。
 はたしてスカヴとは?そして目的とは何なのか?深く考えると哲学的だし宗教的でもある。ラストもこれでいいのかって感じがするなぁ。すなわち人類の希望は愛ってことだろうか。ジャックのクローンがもっといるのでは?いまひとつ微妙な後味が残ってしまう。
((・(ェ)・;))


評価:moon2


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