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藁の楯

Wara 財界の大物、蜷川の孫娘が惨殺された。容疑者は8年前にも同様の事件を起こし、出所したばかりの清丸国秀。全国に指名手配されるも行方は分からないまま。そんな中、全国紙に「この男を殺してください・・御礼として10億円お支払します」という広告が掲載される。

 何ともショッキングな展開です。ここで犯人は幼い少女を暴行して殺す、しかも2度目の犯行で逃走中、反省なしとあっては救いようがない奴だ。いっぽうで被害者側としては最愛の孫娘を殺されたとあっては復讐したいと思うもの。そこで、お金で殺人を依頼するって、これ自体も犯罪行為だけれど・・・。法と感情の狭間で正義や倫理はどこにあるのだろう。
 そんな清丸を演じるは藤原竜也でクズっぷりがいい感じ。逮捕されたなら死刑はほぼ確実だし、多くの人は殺されて当然と思うところ。でも、復讐がまかり通っては法治国家としては崩壊してしまう。それにしても10億円の報酬に全国民の視線が注がれたおかげで清丸は出頭してきたあたり効果は絶大というわけだ。これって、かなりの恐怖だと思う。
 しかし、そこからが問題で福岡から東京まで移送する間、清丸の命を狙う者たちが次々と現れる。途中で事件が起きては警察の威信にかかわるわけで、犯人にSPが付くという異例の措置がとられる。3年前に理不尽な事故で妻を亡くした銘苅と、シングルマザーの白岩らの移送チームがこれにあたるけれど、みんな訳ありのよう。誰よりも蜷川の心情を理解しているゆえに銘苅の心の葛藤が見どころなのだろう。
 そして密かに移送するはずが位置がネットで中継されたり、警官に襲撃されたりと誰も信じられない疑心暗鬼の状態が怖い。襲撃する側も事情を抱えていて、新たな悲劇を生むことになるし、10億円の報酬に倫理は崩壊してしまうらしい。
 まぁ、現実にはこうはならないだろうと思えるけれど、日本中を巻き込んだ騒動に発展してゆくあたり物語としてはスリリングな展開となっている。唯一、SPとして清丸を守るという職務に命がけの銘苅が最後の希望なのだろう。とはいえ清丸さえ居なければって思う場面が多々あるし、最後まで・・・クズな奴ですねぇ。
 銘苅が護るのは法治国家の威信なのか、人として超えてはならない一線なのだろうか?「懸賞金が懸かっていなければ殺してた」っていうセリフから深い心情が読み取れます。観ている側も正義や倫理を問われているようだ。(;´д`)トホホ…


評価:moon1


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Comments

ジョニー・タピアさん

面白いシチュエーションの作品ですね。

配役も合っていて楽しめると思いますよ。

これ行けてないんだけどいきたいっすね~

小説もめっちゃ面白かったしflair

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