December 2016
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

Recent Trackbacks

Categories

  • HOBBY
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌

« January 2013 | Main | March 2013 »

February 2013

逃走車

Tousou 南アフリカ、ヨハネスブルグの空港に降り立ったマイケルは別れた妻に遭う約束をしていた。ところが予約していたレンタカーはセダンのはずが何故かバンだった。しかも謎の電話が鳴り車内には拳銃も、やばい車と気付いたものの座席の後ろからは手足を縛られた女が出てきた。

 レンタカーを取り違え、犯罪に巻き込まれてしまう男の物語。時間がたつにつれ立場は悪くなる一方、真実を知ってもはや降りることのできない状況はスリリングだ。主人公のマイケルを演じるのはポール・ウォーカーで作品のプロデュースもしているのだとか。でも、何度も演じているゆえ『ワイルド・スピード』シリーズのブライアンとしてのイメージしか湧かないかも。もちろんこの作品でもカースタントの多くを自らこなしているらしい。
 そして本作のウリは全てを車内カメラだけで撮っていること。観ている側も同乗している感覚ってところだろうか。こういう作品こそ3Ⅾにすればよいのにと思う。でもって犯罪組織や警察にも追われるマイケルは車から降りることのできない状況になってしまう。逃走しながら事件をどう解決してゆくのかってところだけれど、縛られていた女レイチェルは「国家が抱える秘密」の証人であることが唯一の希望だ。
 何だか陰謀モノで壮大なストーリーを感じさせる。でも全てを車内だけで見せるのは難しいのではなかろうか。事件の背後には警察上層部も絡んでいるし、マイケルは仮出所中らしいし、そして妻は大使館職員らしい。いろんなドラマが入っているのだけれど、それぞれ電話でのやり取りばかりで背景が見えてこない。
 マイケルは妻との和解のため訪れたヨハネスブルグのはず、でもって妻はホントに一瞬しか登場していないあたり何だかなー。いったい誰なんだろう。スッキリしないし物語が小さくなってゆくようで残念だ。ところでマイケルのドライブするのは地味なバンだった。まぁ、速い車に追われてスリリングではあるけれど全編車内ならばカッコいい車を見たいもの。それじゃ ワイルド・スピードになってしまうか・・・ (ノ∀`) アチャー


評価:moon3


ゼロ・ダーク・サーティ

Zerodark テロ組織アルカイダの指導者ビンラディンの捜索チームにCIAの分析官マヤが加わった。しかし、巨額の予算をつぎ込むものの捜索は一向に進展しない。そんな中、テロは続き同僚までも失ってしまう。そのことが捜索への執念となってマヤを突き動かす。

 世界を驚かせたビンラディン殺害の報道。2001年に起きたアメリカ同時多発テロ、9・11から続くテロとの戦いは意外な結末を見た気がする。しかし、報道からは伝わらない謎めいた部分が感じられたもの。この作品では、舞台裏ともいえる捜索の最前線で活動するCIAの分析官たちの視点で描かれており、ときには目を背けたくなるシーンも多々ある。でも、表舞台に出ることのない彼らの姿が淡々と描かれていて興味を引かれるところ。これが真実なのかは分らないが、時系列にそって進む実際の出来事からしてリアルな舞台裏のようだ。
 ここではCIAの優秀な分析官である女性マヤが捜索チームに加わり、彼女の執念が結果をもたらしたということになる。しかし、その過程では様々な出来事が彼女を変えてゆく様子がうかがえる。最前線の現場では捕虜にたいする尋問そして拷問が繰り返される。ゆえに彼女らも命を狙われているわけだ。誤った分析は身を危険にさらすことになり、その結果として同僚を自爆テロで失ってからの彼女の異様な執着につながってゆく。
 やがてアジトを突き止めたものの、情報の信憑性から作戦を躊躇する上層部にたいして100%と言い切るマヤ。そして海兵隊による深夜の強襲がクライマックスだ。いったいどうやって他国に侵入したのか?ヘリを爆破した理由とは・・。推測でしかないものの、納得してしまうかもしれない。まるで、その場に居合わせたような映像となっている。アメリカ側の立場で描いているものの、ただ現場の緊迫した空気を伝えている感じだろう。
 でも、この作品を観終えても何とも言えない空虚な感じしか残らなかった。作戦後のマヤの表情がすべてを物語っているようだ。( ̄○ ̄;)!


評価:moon1


ダイ・ハード/ラスト・デイ

Diehard5 息子ジャックがロシアでトラブルを起こしたと知らされたジョン・マクレーン。身柄を引き取りに現地を訪れるが、不運にも大事件に巻き込まれてゆく。不仲な親子が国家を揺るがす陰謀に立ち向かうことに。

 不運な男、ジョン・マクレーンの活躍を描いた、お馴染みの作品。すでに5作目ともなり、長い年月を経てマクレーン家の状況も変わってきている。ジョンも歳を重ねて、時代の移り変わりを感じられるもの。前作では娘との関係が修復されたようだが、なんと息子もいたとは。やはりジョンとは疎遠になっているようだ。
 そんなわけで何故かロシアでトラブルを起こしている息子ジャック。ジョンは仕方なくロシアを訪れるも、突然事件に巻き込まれることになる。なんとジャックはCIA工作員で政治犯を逃亡させようとしていたらしい。いきなり唐突な展開だ。そんなこととは知らないジョンは咄嗟に邪魔をしてしまうわけだ。計画が失敗して後に引けないなか、二人はロシアの政治も絡んだ陰謀に巻き込まれてしまう。これって不運に違いないけれど、何だか自ら招いているのでは?孤立無援の状況、でも、二人のマクレーンがいれば心強いだろう。
 やはりシリーズならでは相変わらず派手なアクションが楽しめる。冒頭からのカーチェイスなど、これまでにない展開だった。そして事情が分かるまでモヤモヤしてしまうものの、複雑な陰謀の構図が見えてくる。そこで、よく似た親子が和解してゆくあたりはいい話だろう。敵側にも親子のドラマがあったりと、今回は親子がテーマなのか・・・。
 ちょっと笑いが少ないのが残念だけれど、ついに不死身で最強の親子が誕生したのではなかろうか。こうなると、残るは妻との和解のみか・・。次はぜひともマクレーン家全員が揃ってほしいところだ。(。・w・。 )


評価:moon2

PARKER /パーカー

Parker 凄腕の強盗パーカーは自らに課したルールに従い裏社会を生き抜いてきた。今回、大金の集まるステート・フェアを襲撃するため集められた4人と組むことになる。しかし、強奪した金を奪われパーカーは瀕死の傷を負ってしまう。一命を取り留めたパーカーは裏切り者への復讐を企てる。

 ドナルド・E・ウェストレイクの小説「悪党パーカー」シリーズの映画化である。主人公パーカーが同名で登場するのは初めてらしい。ジェイソン・ステイサムが演じる主人公パーカーはプロの強盗。悪党だけれど3つのルールに従い華麗に盗むのが信条らしい。
《ターゲットは汚い金、悪いやつしか殺さない、仕事は完璧に美しく》って、悪党だけどルールを破った者は許さないあたり何だかステイサム主演のヒット作『トランスポーター』みたいだ。
 物語は強盗で組んだ相手に裏切られ復讐するというもの。バックには大きな組織が絡んでいたり、よくあるパターンだけれどルールはルールということで怒りを爆発させるのが見どころ。裏切った4人が次のターゲットとしている5千万ドルの宝石を横取りしようと企てる。そしてルールに従い借りを返す・・・。やっぱり殺すのね。
 もっとも一人で組織と戦うのはきついわけで、何度も瀕死の重傷を負うことになる。ちょっと流血し過ぎ・・・それでも不死身のステイサム、いやパーカーなわけです。そこで恋人に助けられたり、4人を捜索中に知り合った住宅セールスのレスリーが相棒として協力している。バイオレンスの中にちょっと入った恋模様がアクセントである。しかし、あくまでも仕事に徹するパーカーらしく深入りしないのはクール。これではジェニファー・ロペス扮するレスリーの絡みは物足りないし何だか結末も??だけど、シリーズものゆえ致し方ないところ。まぁ、良くも悪くもステイサムらしさが出た作品だろう。
 どの作品も同じに見えてしまうけれど、相変わらず渋いオジサンである。!(・oノ)ノ


評価:moon2

ゴーストライダー2

Ghostrider2  父親を助ける為に悪魔と契約を交わしたジョニー・ブレイズ。悍ましいゴーストライダーとなることを避け、ひっそりと暮らす彼のもとに僧侶モローが訪ねてきた。悪魔が憑りつこうと狙う少年を守ってほしいという。

 どう見てもヒーローには見えないその姿。なんと燃えるドクロ男が再び登場することとなった。もっとも、悪人の魂を食べるということで結果としてヒーローになっているだけかも。その姿では誰もヒーローとは思わないだろう。しかも、ひとたびゴーストライダーに変身すれば、暴走を本人ですら止められない。
 ところで前作ではバイク・スタントのスターだったジョニーだが、今では流離うライダーになっていた。悪人がいると変身してしまうゆえ、人を避けてひっそりと暮らしている。まったくの善人などいないということなのか・・・。やむなく悪魔と契約したわけで、ゴーストライダーになることは本意ではないはず。そんな彼のもとに依頼が舞い込むのが今回の物語である。悪魔には悪魔の力を持つ者で対抗しようということらしい。
 いっぽう理屈はよくわからないが、悪魔がこの世界で活動するには人間に憑りつかなければならないらしい。そこで悪魔メフィストは契約で半分悪魔の少年をつくり憑りつくことで、この世界に現れようとしているのだとか。ジョニーと悪魔が対決するとはこれ如何に。他人のことなど心配していられないところ。でも、僧侶モローが言うにはジョニーにかけられた呪いを解くことができるらしい。ということで不本意ながら少年を守り、悪魔の企てを阻止しようと奔走することになる。
 物語は何やら世界を救うという壮大な話になってきた。かなり強引な展開だけれど、これぞ正義のために戦うヒーローなのだろう。一度は呪いを解いたものの再びゴーストライダーとなることを選んだジョニーである。見かけによらず、本当の善人なのかも。その心は体よりも熱いかもしれない。 ヽ(○´3`)ノ フッ


評価:moon3

アウトロー

Autoro ピッツバーグ近郊で白昼に響く銃声。無差別に5人が殺された事件で、警察は素早く元軍人でスナイパーのジェームズ・バーを逮捕した。しかし完璧に証拠が揃っているものの容疑を否認し「ジャック・リーチャーを呼べ」と要求する。

 悪を許さず、法に縛られない?いや、法を無視した流れ者ジャック・リーチャーがスクリーンに登場。リー・チャイルド原作のハードボイルド小説が映画化された。原作は読んだことはないけれど、ここでのジャック・リーチャーは腕は立つしクールで警察よりも優れた洞察力を見せる。トム・クルーズが扮すると過去のキャラと重なって見えてしまうが、ちょっと強引で無法者である。
 それにしても何故に容疑者はジャックを呼んだのか?元軍人で憲兵の経験もあるジャックは過去の事件でジェームズ・バーとは因縁があるらしい。どうやら陰謀に巻き込まれたジェームズが軍で一目置かれていた彼に助けを求めたということだろう。プロのスナイパーの行動はプロにしか理解できないからか。でも、ジャックは捜査官でもないし何の権限もないわけだ。弁護士のヘレンと共に事件を精査してゆくなか真相に迫る。
 もっとも、誰かを助けるわけではなく正義のために制裁をくらわすのが彼のポリシーなのだろう。目には目を・・・無法者には無法者・・・だろう。とはいえ拉致されたヘレンを助けるために一人(?)で乗り込んでゆくあたりは熱い。アクションは控えめだけれどガンファイトに格闘もあり、まだまだイケている。
 ただし気になるのは、原作は『ジャク・リーチャー シリーズ』として人物像が確立しているわけだが、ここではどうも突然の登場ゆえに謎ばかりでモヤモヤとした部分が残る。それは悪党の黒幕も然り。単純に善と悪では割り切れないように見えるものの、そんなものは関係ないのだろうか。ジャック・リーチャーは悪を徹底的に潰してしまう。謎めいたキャラが魅力だけれど物語はよくあるパターンかも。ダークなヒーローの登場に次なる活躍を期待したいものである。( ̄Д ̄;;

評価:moon2


« January 2013 | Main | March 2013 »