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January 2013

ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日

Pai 1976年、インドで動物園を経営する少年パイの一家はカナダへ移住することになった。しかし動物たちを乗せた船は太平洋上で嵐に遭い難破してしまう。ただ一人、救命ボートに逃れたパイだったが、そこにはシマウマやオランウータン、そしてベンガルトラが潜んでいた。
 
 はたして、こんなシチュエーションがあるのだろうか?猛獣のトラと共に漂流する一人の少年の物語。ありえないと思いつつも緊張感の漂うリアルな描写に惹きつけられてしまう。原作は世界的ベストセラー『パイの物語』で、ときにファンタジーのような幻想的な世界もそのままに映像化されている。
 物語は現在のパイが過去の出来事を語るかたちで始まり、冒頭は少年の生い立ちから宗教観までが描かれている。子供の時分に疑問を抱き、いくつもの宗教を受け入れてゆくさまがユーモアを交えて語られる。物語にどう絡むのか分らなかったゆえに退屈なシーンに思えたが、後の冒険の謎としては重要な要素でもある。
 それにしても、船が難破してからはほとんどパイとトラだけのシーンになっている。初めは方舟のようにシマウマやオランウータンやハイエナも乗っていたけれど、強者に淘汰されてしまったわけだ。僅かな食糧しかないなか、いつ襲われるか分からない緊張感が伝わってくる。パイとトラは共存しつつも、けして気を許せる関係ではないだろう。そして、いかにして生き延びてゆくのか・・・漂流したとき参考になるかも?
 初めに物語は奇跡の生還を描いたものだと思ったら、最後に調査員に語ったもう一つの物語はショッキングな内容だった。動物たちのエピソードは人の例えだったとしたら?はたしてどちらが本当の話なのか・・・。難破する前のシーンを振り返えると、船員たちと重なって見えてくる。真実は如何に・・・、宗教的な意味合いでとらえるとまた違った見かたもできそう。(;;;´Д`)

評価:moon1

東京家族

Tokyo 瀬戸内海の小島に暮らす周吉と妻のとみこは、東京で暮らす子供たちに会うため遥々やってきた。家族全員が揃って久しぶりの再会を楽しむも、子供たちは仕事が忙しく何やら迷惑な様子だ。

 小津安二郎監督の『東京物語』を現代の家庭に置き換えてリメイク。田舎の年老いた両親が東京へやってきたことから起きる騒動は、何ともありそうな話である。ありふれた家族の日常から、薄れゆく帰属意識やそれぞれの想いが見えてくる。舞台を戦後から昨今の時代へと変え、3.11の震災を絡めて描かれていて、家族の絆とは何かを再考させられるところだろう。
 故郷を離れて東京で暮らす3人の子供たち。医師に理容師に舞台美術?それぞれ家庭や仕事を持っていて、もはや田舎には興味はないのだろう。かといって夢を抱いて上京したはずが日々の暮らしで精一杯といったところ。そして久しぶりの再会にも両親には長居されては迷惑な様子だ。しまいには高級ホテルに宿泊させる苦肉の策まで、いったい何しに来たのやら本末転倒ではなかろうか。ありそうな笑えるようで笑えない話である。
 ここでは現代の家族の姿をそのまんま映しているようで、ごく普通に見えてなんの違和感もなかった。観ている側も、この家族の誰かに当てはまるのではなかろうか。そして、これで良いのか?といった疑問、家族として抱える問題も垣間見える。劇中ではすぐに訪れるけれど結論には至っていないようだ。
 「こんなはずじゃなかった・・・」周吉が酔って吐露した本音は誰しもが思うことではなかろうか。
 大切だけれど何処か漠然とした家族の絆。親子でも伝わらない想いや他人だからこそわかることもあったりと、「ある、ある」と納得しながら共感できる作品である。( ´_ゝ`)フーン


評価:moon1


LOOPER / ルーパー

Looper タイムマシンが開発された未来では犯罪組織が消したい者を過去へと送り、ルーパーと呼ばれる殺し屋が標的を始末する。ある日、殺し屋ジョーのもとに送られてきたのは30年後の自分だった。

 未来の犯罪組織は証拠を残さないために標的を過去へと送り始末するらしい。そこでルーパーと呼ばれる現代?の殺し屋の登場であるが、殺しを躊躇わない彼らが引退するのは未来から送られてきた自分を殺したとき。退職金の金塊と引き換えに・・・ル-プを閉じるのだという。つまり自分を自分が殺すという、深く考えるとややこしいタイムトラベル物のSFアクションだ。
 ジョーは送られてきた自分を殺すことをためらい、OLDジョーに逃げられてしまう。失敗は許されないルールゆえ、二人のジョーは組織から命を狙われることになる。ところでOLDジョーを演じるのはブルース・ウィリスなわけで、同じジョーでも存在感が強すぎるかも。彼なら全てを消してしまいそうだ。
 そして過去を変えれば未来は変わってしまうわけで、未来を知るOLDジョーは厄介な存在だろう。もっとも、OLDジョーには目的があって、レインメーカーとよばれる未来の独裁者を過去に遡って消すことだった。レインメーカーって何?何だか多くの謎を投げかけていて興味を引くところ。でも、最初はSFアクションと思っていたら、かなりオカルト的な内容になってきてついていけない。いろいろ盛り込みすぎではなかろうか・・・。
 アクション部分は組織とジョーとOLDジョーの三つ巴の追跡劇がみどころである。はたして未来の自分を殺せるのか?ジョーを殺せばOLDジョーは消えてしまうという。そのあたり意外な結末から想像すれば未来は決まってはいないのだろう。
 となれば未来を変えたなら、こういった事態もすべては無かったことになるのだろうか。いや、元に戻るなら結局は繰り返されるのか?どうも無限ループに入ってしまうゆえ深く考えてはいけない・・・。( ゚д゚)ポカーン


評価:moon3


96時間 /リベンジ

96jikannribennji 元CIA工作員のブライアンは、警護の仕事で訪れたイスタンブールに家族の絆を取り戻そうと元妻と娘を呼び寄せた。しかし、そこでは2年前ブライアンによって部下や息子を殺された組織のボスが復讐の機会を伺っていた。

 リーアム・ニーソン主演のアクション映画『96時間』から2年後を描いた作品。前作では誘拐された娘を救出するために単身で組織をつぶすという凄腕の元工作員ぶりを見せてくれた。いっぽう命がけの救出劇も元妻レノーアや娘との関係は改善しなかったあたり、ブライアンが何だか親バカに見えてしまったもの。
 今作はそれから2年後の物語となっている。レノーアは夫との関係がうまくいっていないらしく、ブライアンは相談相手になっているようだ。娘は事件のトラウマに悩んでいるし、やはりブライアンが気にかけている。ウザイと思われていても自動車免許の教習に付き合うあたり、やっぱり親バカなのか?いい人すぎるかも。まぁ、少しは関係がよくなっているようで、そんなこんなで家族の絆を取り戻そうと仕事先に二人を呼び寄せたわけだ。ところが復讐の機会を待っていた組織に狙われるのが今作のストーリー。よってブライアンと家族が狙われることになる。
 さすがのブライアンも家族が一緒では本領を発揮できず、レノーアと共に拉致されてしまう。でも脱出したブライアンが娘とともにレノーアの救出に向かうあたり前作とは違った展開である。96時間という制約はないけれど、レノーアは怪我をしているし時間との戦いがスリリングだ。家族の絆が試されているようでドラマがある。
 そして、カーチェイスや銃撃戦に格闘戦と前作以上に十分にアクションを楽しめる作品になっている。リーアム・ニーソンに華やかさは無いけれど、頑張るオヤジの渋さがいいところだろう。
 それにしても人身売買組織のボスが「息子を殺された苦しみが分るか・・」って、お前も親バカなのか・・・。
ツッコミどころも多いけれど、まぁ家族の絆を深められたようで、めでたし、めでたし。┐(´д`)┌ヤレヤレ


評価:moon2

「日本インターネット映画大賞」外国映画部門に投票

思えばいろんなことがあった2012年。

昨年観た作品を振り返りつつ、纏めの意味で

「日本インターネット映画大賞」に投票します。

私の場合、どうしても洋画中心のため、「外国映画部門」のみ

の投票です。スミマセンm(_ _)m

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

[作品賞投票ルール(抄)]

•選出作品は3作品以上10作品まで
•持ち点合計は30点以下。ただし投票本数が3本の場合は30点(10点×3作品)とする
•1作品に投票できる最大は10点まで

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『 外国映画用投票テンプレート 』

【作品賞】(3本以上10本まで)

  「 レ・ミゼラブル 」 9 点

   「 戦火の馬  」  8 点

  「 最強のふたり 」 7点

  「 アーティスト  」 3 点

   「 ダークナイト ライジング  」  2 点

  「 マーガレット・サッチャー  鉄の女の涙  」 1 点
  
【コメント】
2012年も多様なジャンルから印象の残る作品が多々ありました。総じてハズレは少なかったようです。ゆえに甲

乙つけがたく点数は割れてしまいました。
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【監督賞】               作品名
   [スティーブン・スピルバーグ ] (「 戦火の馬  」)

【コメント】
戦争という重いテーマを第3者の視点で見事に表現しています。
動物を使った演出が素晴らしい。

【主演男優賞】
   [ヒュー・ジャックマン ] (「レ・ミゼラブル  」)

【コメント】
歌と演技で熱演していて主人公ジャン・バルジャンそのものに見えます。
作品の世界に引き込まれてしまった。

【主演女優賞】
   [メリル・ストリープ ] (「 マーガレット・サッチャー 」)

【コメント】
メイクはもとより本人そっくりの演技に拍手です。

【助演男優賞】
   [フランソワ・クリュゼ]    (「最強のふたり 」)

【コメント】
劇中で全身麻痺の富豪を演じています。そんな状況での喜怒哀楽の感情表現がいい!

【助演女優賞】
   [ジュディ・ディンチ  ] (「007 / スカイフォール 」)

【コメント】
Ⅿ役はハマッテいただけに最後となってしまい残念です。

【ニューフェイスブレイク賞】
   [マギー・エリザベス・ジョーンズ  ] (「 幸せへのキセキ 」)

【コメント】
 どうしても子役になってしまいますが、彼女の自然な演技なくしてこの映画は無かったでしょう。今後の作品に期待ですね。

【音楽賞】
  「レ・ミゼラブル           」

【コメント】
ミュージカルなので音楽があって当然ですが、歌とシーンとが見事にマッチして
印象的でした。

【ブーイングムービー賞】
  「 ラム・ダイアリー  」

【コメント】
まったくオチもメッセージもない作品でした。主演がジョニー・デップでなかったらブーイングの嵐でしょう。

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【私が選ぶ○×賞】

   [ 助演動物賞     ] (犬「 アーティスト  」)

【コメント】
無声映画であるこの作品のなかで一番の役者でしたね。ホント笑えました。

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(同意しない方は「同意する」を「同意しない」に書き改めて下さい)
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トワイライト・サーガ/ ブレイキング・ドーン part2

Breakingdawn2 出産で命を落としかけたベラはヴァンパイアとして転生しカレン家に迎え入れられた。そんな幸せな生活もつかの間、娘レネズミは《不滅の子》であるとしてヴァンパイアの王族ヴォルトーリはカレン家の抹殺に動き出す。

 少女とヴァンパイアの禁断の恋は結実、平穏が訪れると思いきや再び波乱は続く。結婚する前、そして結婚してからも次々と危機に直面してきたエドワードとベラ。何だかしだいに現実的な問題に直面しているようでもある。
 そして前作part1で命がけの出産を果たしたベラは、ヴァンパイアとして蘇生することになったわけだ。夫婦がお互いヴァンパイアならこれまでの問題は解決したはず。ところが、娘は”不滅の子”ではないかと疑われてしまうのが今回のエピソード。どうやらヴァンパイアに転生した子供のことをさすらしく、いわば感情を抑制できない暴れん坊ということだろうか・・?でも、レネズミはベラが人間の時に出産しているので、両方の性質を持ったハーフヴァンパイアということらしい。例によって世界中のヴァンパイアを仕切っているヴォルトーリ族と対立することとなる。
 今作part2ではベラが転生してからの話となっていて、ヴァンパイアとしての生活に戸惑うあたり面白いところ。もっとも、ベラの父親のほうが戸惑ってしまうのではないだろうか。新婚旅行から帰ってきたら孫がいるって・・・理解不能。そのあたり、いろいろ盛り込みすぎてて急展開すぎるかも。ついでに狼族のジェイコブは運命の相手にする刻印とかのくだりも強引だろう。そしてヴァンパイアたちは特殊能力を持つ者もいて、ベラには相手の特殊能力を防ぐシールドがあるという。ゆえに狼族も入り乱れてのヴォルトーリとの対決は何が何だか・・・。まぁ、アクションシーンは最終章らしい激しい戦いを見せてくれるので、これはこれでよいのだけれど。でも最後のオチは何だかな~って思わず脱力感が・・・。スッキリしない余韻を残してのエンディングに、その後が気になってしまうではないか。もっとも彼らの物語は永遠に終わらないのかも。(・_・)エッ....?


評価:moon2

レ・ミゼラブル

Remizeraburu 1815年のフランス。19年の服役から釈放されたジャン・バルジャンは、司教館で再び盗みを働き窮地に陥る。そのときミリエル司教に救われて改心し、これからは正直に生きようと誓う。それから4年後、工場を営み成功した彼は、人々に慕われる市長となっていた。

 世界中で上演されてきた名作ミュージカルが映画となった。舞台を観る機会もないので、映画館で観れるとあってはぜひ見ておきたいところ。原作は文豪ヴィクトル・ユーゴーの作という実に150年前のものながら、物語は何故か現代の世相にも重なって見えてくる。
 物語の舞台となっているのは19世紀。革命の火種がくすぶる混沌とした世界だ。貧しい生活を余儀なくされる庶民。タイトルを訳すと『悲惨な人々』ということらしい。主人公のジャン・バルジャンは貧しさゆえに1本のパンを盗んだことから、19年も服役することになる。ところが仮出所中に逃走して、どうしたものか後に市長にまで上り詰めた。しかし誤認逮捕された者のために自ら正体をあかし、再び追われる身となる波乱の生涯を描く。もとは怒りと人間不信の塊であったはずのジャンが老司教に救われたことから改心し、他人に尽くそうとしていたわけだ。それでも、犯罪者として厳格な法の執行者ジュベール警部に執拗に追われることになる。
 法と正義の狭間、そのなかで見えてくる世の不条理。女工のファンテーヌや、その娘のコゼットのエピソードなど悪人ばかりが世にはばかるようで救われない。そんななかにあってジャンが人々を救おうとして、さなざまな出逢いを経てたどり着く自身の幸せ。凶悪犯として追われるも決して悪人ではないジャンがつかむ幸せに救われる思いだ。
 久しぶりに観たミュージカルだったものの、得てして間延びしがちなシーンもヒュー・ジャックマンをはじめ皆、感情のこもった歌声を披露していて驚いた。長い作品だけれど時間を忘れて見入ってしまう。リアルな映像と音楽のコラボレーション、映画のミュージカルっていいなぁ・・と素直に思える作品である。(。>0<。)


評価:fullmoon

Happy new year 2013

shineあけましておめでとうございますsign03

新たな年を迎えても
変わらないブログは続いております。
(いつまで続くやら・・・)sad
とりあえずよろしくお願いします


2013new_4

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