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December 2012

フランケンウィニー

Weenie 科学に夢中で友達のいない少年ヴィクター。彼の傍にはいつも愛犬スパーキーが一緒だった。しかし、不幸にも自動車事故にあいスパーキーは死んでしまう。悲しみに暮れるヴィクターは、科学の知識を駆使してスパーキーを甦らせる。

 『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のティム・バートン監督による久しぶりのストップモーションアニメ。監督デビュー前の1984年につくられた短編映画がもとになっているという。長編化してモノクロの3Ⅾ作品となった今作でも、相変わらず独特のダークな世界とユーモラスなキャラが何故かほのぼのとさせる。復活させるあたり思い入れのある作品らしく原点といえる作品なのかもしれない
 物語は科学で死体を甦らせるという、フランケンシュタインをパロッた犬バージョンといったところ。科学の授業で習った電気の力をヒントに雷を使って蘇えったスパーキー。でも、継ぎはぎだらけってことは・・・、事故を想像すると・・・グロいかも。おかげで尻尾が取れたり飲んだ水が漏れたりと愛嬌のあるキャラである。ヴィクターにとって、もちろん誰にも言えない秘密の友達なのだが、自分が生き返ったことなどわからないスパーキーは無邪気に振舞う。やがて噂を聞きつけた同級生たちが密かにいろいろなものを甦らせてしまい、ひと騒動を巻き起こすのが顛末である。
 実験ではシーモンキーにコウモリや亀など子供の発想ならありえそうで夢があるかも?でも、雷の影響はどう出るのかわからないわけで、モンスターを作ってしまうことにも。次第にエスカレートして、巨大化した亀・・ガメラ?の登場には思わず失笑ものだ。ヴィクターも理屈はわかっていないらしい。どうやらこの作品では科学の暴走を揶揄しているのだろう。いやはや人間の暴走なのかも。
 相変わらずなダークな世界だけれど、ストップモーションアニメの温かみに包まれてシュールな作品となっていた。最後に再び死んだスパーキーを大人たちが自動車の電気で甦らせるあたり希望を見せてくれる。( ´艸`)プププ


評価:moon1
 

ホビット 思いがけない冒険

Hobitto ホビット族のビルボ・バギンズは魔法使いのガンダルフから思いがけない冒険に誘われる。それは、かつてドラゴンによって奪われたドワーフ族の王国を取り戻すというもの。半ば強引に誘われたものの、ドワーフたち13人の戦士との過酷な旅が始まる。

 トールキン原作の小説『ホビットの冒険』を実写化。ここでは『指輪物語』の60年前が描かれているわけで、映画としても『ロード・オブ・サ・リング』3部作に続いてピーター・ジャクソン監督による作品となっている。ゆえに作品に繋がりを見ることができて、前のシリーズから観ても違和感なく楽しめるところ。またもや壮大なスケールで描くファンタジー3部作ということである。
 もっとも原作はこちらが先ということもあって、ファンタジーの世界や舞台である《中つ国》や多様な種族について理解しやすいのではなかろうか。前シリーズから馴染みのキャラがそのままのキャストで登場するあたりも嬉しい。そして今作の主人公はフロドの養父ビルボの若かりし頃の物語である。過去を回想するかたちで冒険が始まり冒頭ではフロドも登場していて懐かしい。もちろん指輪を手に入れたエピソードを見られるわけで、ゴラムとの謎かけも面白い。
 それにしてもドラゴンと戦うかもしれない危険な旅に、なぜにホビットなのか?争いを好まない者が戦いのカギを握るあたり、物語の背景を考えると意味深かも。まぁ、ビルボの精神的成長とともにドワーフたちに仲間として認められるのが今作の見どころだろう。序章ではあるものの、今回はいきなり波乱に満ちた冒険となり見ごたえのある内容になっていた。映像としても3Ⅾを効果的に使ってスケールの大きさを感じられる。まだまだ旅は始まったばかりゆえ、どれだけ過酷で愉快な冒険を見せてくれるのか楽しみである。(* ̄ー ̄*)


評価:moon2
 

007 / スカイフォール 

007sky 潜入中のNATO諜報部員の情報が記録されたハードディスクが奪われ、犯人を追跡するMI6の諜報員ジェームズ・ボンド。からくも追い詰めたものの上司Mの判断ミスから取り逃がしボンドは死にかける。Mとの信頼が揺らぐ中、サイバーテロ組織との戦いに挑むことに。

 ドラマチックな展開が印象的なダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドも3作目。なんとシリーズ生誕50周年なのだとか。これからも、ずーっと続きそうだけれど、ちょっと一区切りといった内容になっている。そこでタイトルの『スカイフォール』とは・・・ジェームズ・ボンドの故郷の村であって住んでいた家も登場、過去の一端を垣間見ることになる。ボンドにとっては思い出したくない過去のようだが興味深いところ。
 そして今作では上司Mとボンドの信頼関係などが重要なテーマになっている。敵として登場のシルヴァはMの元部下で、組織に切り捨てられた過去から復讐を企てている。対するボンドは犯人ともみ合うなか味方に狙撃されてしまい瀕死の傷を負うはめに。信頼されていないのか?そのまま行方をくらまして死亡扱いとなった。しかし、テロ攻撃をうけたMI6の窮地に駆けつけるあたりは律儀な男である。もっとも、復職のためのテストで不合格を覆したのはMであって、信頼関係は揺るぎないものだろう。
 ドラマ部分はMやボンドの過去を描きながら、心の葛藤など人間的な一面を見られる。単なるアクション映画でないところがダニエル・ボンドの見どころかも。それでも相変わらずの息もつかせぬアクションの連続にはしびれる。今回も冒頭から車にバイクに列車にと果敢に戦うボンドだった。その分、後半は失速ぎみ、というよりシリアスなドラマとなってゆく。劇中では引退を勧められるくだりもあるが、ジュディ・ディンチのMは今回が最後となるわけだ。今作ではQも若者に代わって登場。さらにマネーペニーも・・・何だか新旧交代を印象づける内容となっている。
 そんな中にあってダニエル・クレイグのボンドは変わらないのだろう。古臭さくも新しい007である。∑q|゚Д゚|p


評価:moon1
 

ロックアウト

Lockout 2079年、凶悪な犯罪者を収容する刑務所MS-1は宇宙に浮かぶ要塞と化していた。しかし完璧なはずの施設で起きた囚人の暴動、視察に訪れた大統領の娘を人質にとられてしまう。そこで救出のため送り込まれたのは、訳ありなCIAエージェントのスノーだった。

 リュック・ベッソン制作・脚本のSF作品。『フィフスエレメント』以来のSFとなるだけに、どんな作品になっているのか気になる。今回の物語は近未来の宇宙に浮かぶ刑務所が舞台。脱出不能の要塞が500人の凶悪犯に占拠され、しかも大統領の娘が人質とあってはうかつに手出しもできない状況となる。そこでCIAエージェントのスノーが、送りこまれることになるというもの。同僚殺しの罪を着せられ収監予定だった彼は、無実を証明できる相棒がMS-1に居るというわけで潜入を試みることになる。
 スノーはCIAエージェントだが、少々アウトロー的なタフガイ。演じるガイ・ピアースのアクションを楽しめた。ただ、いまひとつ主役としての存在感が薄いようでもある。もっとも、囚人たちのリーダーとなったアレックスやハイデルなどが強烈なキャラを発揮しているせいかも。そして大統領の娘エミリーを演じるマギー・グレイスがいい感じだった。対照的なスノーとのやり取りが面白い。そのあたりがリュック・ベッソンの作品ならでわ、魅力的なヒロインが登場している。
 ところで、この作品はSFとはいっても刑務所という閉鎖空間だし・・・スケールが大きいのか否か?しかも宇宙に監獄を作るとは、どんな未来なのか世界観も見えてこない。ゆえにストーリーは無理やりSFにしたような感じもする。囚人アレックッスやエミリーのドラマなど、いろいろな要素が入っているけれどスノーの関わった陰謀部分はおざなりになっていないだろうか。こう言っては元も子もないが、何だかSFでなくてもよいのではと思える。( ´,_ゝ`)ハイハイ


評価:moon2
 

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