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October 2012

シャドー・チェイサー

Shadowchaser バカンス中の家族と過ごす為、スペインを訪れた青年ウィル。しかしヨットでクルージング中の家族が突然姿を消した。父親マーティンから実はCIAの工作員であることを打ち明けられ誘拐された家族を救うために奔走するが、マーティンは何者かに殺されてしまう。
 
 突然に突き落とされる絶望感。理由の分からない恐怖。ずっと意味がわからないまま進行するあたり謎に満ちた物語は、まさにサスペンスである。
 ウィルにしてみれば突然に家族が誘拐され、犯人からはブリーフ・ケースをよこせと要求されるわけだが、その相手も意味もわからないままだ。疎遠だった父親がCIAの工作員だと打ち明けられても、いったい何者なのか疑わしい。
 ここでウィルの父親マーティンをブルース・ウィリスが演じていて如何にも強そう。彼がいれば大丈夫と思った矢先、何者かに撃たれるという意外な展開となった。絶対に死なないイメージだけに拍子抜けしてしまうところ。せっかくの出演も冒頭のみではもったいない感じだ。実は死んでいないのでわと最後まで期待するも、あくまでも主役はウィルってことだろう。そんなこんなでウィルは何故か警察に追われるあたりは意味不明だが、ごく普通の青年が断片的な情報から事件の真相にせまってゆくあたりも強引な展開かも。
 いっぽうでマーティンの同僚ジーンを演じるシガニー・ウィーバーが怖い。どうやら彼女がマーティンを嵌めたらしく、後半はブリーフ・ケースをめぐってウィルとジーンで争奪戦が繰り広げられる。激しいカーチェイスでジーンを追いつめるも逆に追いかけられたりハラハラな展開。けっこう映像として楽しめる部分である。そして事件は解決、めでたしめでたし・・・なのか?
 サスペンスとしては定石どうりの展開だったものの、何だか纏まらない内容に釈然としない。父親とウィルとの確執やら、正体を隠していたことやら冒頭のドラマ部分がすっかり無かったかのよう。ブリーフ・ケースの中身も分からないままではマーティンが浮かばれないようだ。┐(´-`)┌


評価:moon3
 

エクスペンダブルズ2

Ekusupen2 最強の傭兵軍団『エクスペンダブルズ』がCIAから依頼された仕事は、東欧アルバニアの山脈に墜落した旅客機からデータボックスを回収すること。バーニーたちは苦労して回収したものの武装集団に奪われ仲間の一人を失うことに。

 かつての(?)アクション・スターが再び大集結。皆、主役級の豪華なキャスティングだ。今回はスタローンをはじめ前回のメンバーに、ライバルの同業者シュワちゃんが参戦。さらにチャック・ノリスにブルース・ウィリスも加わるという、この映画でしか見られない組み合わせが楽しい。でも、さすがにこれだけ濃いキャラが集まるとお腹いっぱいの感じもしてくる。それぞれが魅せ場もあるし、持ちネタも披露して笑いもとっている。
 物語は旧ソ連が埋蔵したプルトニウムを巡ってバーニー(スタローン)たちが武装組織と戦いを繰り広げる。プルトニウムが売却されれば世界の情勢が変わってしまうらしく、見過ごすわけにはいかないところ。もっとも、仲間を殺されたことへの復讐が目的かもしれない。勧善懲悪の単純なストーリーだけれど、ちょっぴり感動もついてくるあたり、そしてバッタバッタと敵を蹴散らしてゆくさまが懐かしい。このメンバーだったら一人でも負けそうにないのだが、束になっては強すぎるだろう。かなりやりすぎ、容赦ないところはどっちが悪者なんだか分からんところも。
 そして最後は武装組織のボスであるジャン・クロード・ヴァンダムとスタローンの対決となった。この対決はもっと前に見たかったかも・・・。こういうベタな展開は濃い二人ならでわだろう。何だか懐かしい・・いや、彼らはまだまだ現役なのだと納得だった。さすがにみんなオジさんになって動きにキレはないけれど、昔のイメージを彷彿させるアクションは健在だ。自らを消耗品軍団と呼ぶけれど、オジさんたち誰も消耗してないあたりがイイね!
( ^ω^ )


評価:moon2

推理作家ポー 最後の5日間

Poo 1849年のアメリカ、ボルチモアで凄惨な殺人事件が起きた。それはある小説に酷似しており、エドガー・アラン・ポーは容疑者とされてしまう。しかし、事件は続き小説を模倣した連続殺人の捜査にポーは協力することになる。

 謎を残して亡くなった推理作家エドガー・アラン・ポーの死の真相にせまる作品。最後の5日間に何が起きたのか・・・。 そうは言っても昔の話ゆえ真相は闇の中、真実と創作が入り混じった物語となっている。ここでは小説を模倣した殺人事件が発生して、ポー自身が捜査に協力しながら犯人を追つめてゆくというもの。
 それにしても小説で読むより映像として見るとかなり残虐な殺し方だった。こんなことを想像するとは、ポーはいったいどんな人物なのだろうか・・・。さぞかし陰険な男かと思えるわけだが、劇中でのポーは上流階級の女たちをまえに詩を朗読するなど意外な一面もみせる。酒に溺れ、金には困っているものの殺人をできるような男ではなかった。
 いっぽう真犯人はポーの作品に魅せられた殺人鬼である。ポーが小説で創り出した人物が現実になって現れたかのよう。しかも恋人をさらわれてしまいポーは追い込まれてゆく。犯人から彼女を救うヒントを得るには、事件を小説にして新聞に載せなければならず、心ならずも推理小説を執筆をすることになる。皮肉にも自身の創造した人物に執筆を迫られているわけで、ポーの精神的な葛藤を見るようでもある。
 どうやらポーが対峙するのは自身の心の闇ではなかろうか。これは小説を書かないポーにたいするアンチテーゼであって、現実と虚構が入り乱れた物語だろう。犯人に翻弄され、次々に起こる殺人事件に捜査は混迷を深めている。やがて小説の結末とともにたどりつく犯人の足取り。そこで彼女を助けるためにポーがとった行動は究極の選択だった。
 実在の人物ゆえに死を推察した物語はいかがなものかとも思えるが、推理作家の死が後に憶測を呼ぶとは何という因果なのだろう。
( ̄◆ ̄;)


評価:moon2


最強のふたり

Saikyou 大富豪のフィリップとスラム出身の無職の青年ドリス。すべてが正反対にいる二人の出会いは、事故で首から下が麻痺しているフィリップの介護者選びの面接だった。不採用の証明書でもらえる失業手当が目当てのドリスだったが、なぜか採用されることに・・・。

 偶然の出会いが人生を大きく変えてゆく。ここでのフィリップとドリスの不思議なめぐり合わせは互いに希望のみえる物語となっていた。別世界に住んでいて出会うことの無いはずの二人が、やがて掛けがえの無い友となる。これは実話が基になっているというのだから、なんとも不思議で感慨深いものである。
 それにしても、どうしてフィリップはドリスを選んだのだろうか?ドリスは粗暴で前科もあるらしい。介護の経験も無く自ら言うように失業手当が欲しいだけだった。しかも笑えないジョークはフィリップにも遠慮なしだ。どう考えても選びたくない人だろう。
 でも、どういう訳かそこがよかったらしい。フィリップは同情されるのが嫌でドリスを選んだのだという。フィリップの立場でなければわからないし劇中では伝わってこないが、障害者と介護者の微妙な関係が見えたきがする。
 そんなこんなでドリスが引き受けた介護の仕事。なんとも常識を外れた行動には笑ってしまう。いや、笑えないところも・・・。まったく言葉や態度からもフィリップに同情などしていない。おかげで周囲から奇異の目で見られているけれど、気がつけば誰もが逃げ出したフィリップの介護を続けていたわけだ。もっとも、常識を外れているのはフィリップもおなじだろうか?ドリスがフィリップを理解しているとは思えないが、思ったことを言い合えるあたり、はっきりと気持ちが伝わってくる。これは障害者と介護者の関係ではなく親友のような関係ではなかろうか。そしてドリスのことを理解していたのは、なによりフィリップなのだろう。
 良くも悪くも互いに最強のパートナーかもしれない。物語としてはユルイ結末だけれど、今も続いている関係は何でもできそうな最高の二人である。
(* ̄ー ̄*)


評価:fullmoon

ボーン・レガシー 

Bon CIAの極秘プログラムによって人為的に造られた暗殺者たち。その一人ジェイソン・ボーンがCIAに戦いを挑んでいたさなか、情報を隠蔽するため関係者は次々と抹殺されてゆく。アーロン・クロスはからくも逃げ延び、研究者の女マルタとともに逃亡を図る。

 暗殺者ジェイソン・ボーンの戦いを描いた3部作と平行して描かれるもう一つの物語。劇中では幾つもの機関や極秘プログラム名がでてきてややこしいところだが、ここでは最初のプログラム《トレッドストーン》の全容が明らかになっている。今作で登場のアーロン・クロスやジェイソン・ボーンがどうして暗殺者となったのか、どんな訓練を受けてきたのかを知ることになる。彼らが遺伝子操作されたことや薬が必要なことなど、核心的な分部が興味深い。
 物語は情報の漏洩を恐れて全てを消し去ろうとするCIAと、彼らによって造られた暗殺者との戦いである。なんだかジェイソン・ボーンの話と重なって、1作目を繰り返しているようにもみえる。同じ時系列の出来事ゆえにしかたないところ。でも最強の暗殺者を消そうとしたら一筋縄ではいかないのはジェイソンの一件でわかってはいないのか?もしや、それで無人機まで使ったのかも。アーロンにしてみれば生きるために必死に逃げるだけである。ここでアーロンを演じるジェレミー・レナーのアクションもなかなか見ごたえがあり、ヒロインで研究者のマルタを演じるレイチェル・ワイズがいい感じだ。
 それにしても前作ですべては終わったかに思えた物語だけに、再び動き出した物語には微妙な思いも。パメラのせっかくの告発も不発だったらしい。いまだ事態は収拾できていないわけで、さらなる深みにはまってゆきそうだ。となるとジェイソンの戦いも終わっていないわけか。二人の暗殺者はどんな戦いをみせるのか気になる。
Σ(`0´*)


評価:moon1


ハンガー・ゲーム

Hanga パネムという独裁国家では、支配する12の地区から選出された若者によって競う年に一度のイベント《ハンガー・ゲーム》が行われていた。生き残った一人には巨万の富が与えられるという。幼い妹が選出されたカットニスは、身代わりとなってゲームに出場する。

 アメリカでベストセラーとなったスーザン・コリンズの小説を映画化。廃退的な未来を描いた作品で、少年少女が殺しあうという衝撃の設定は過去の日本映画を連想させる。設定は類似しているものの、シリーズをとおして幾つかのドラマが展開されているようなので今後に期待。まぁ同じジャンルの映画として楽しみたいところ。若手の俳優が多数出演しているあたりも注目で、このあたりもBRと同様だろう。
 ところで《ハンガー・ゲーム》とはなにか・・・12の地区から選ばれた12~18歳の24人で争われるサバイバル・ゲームで、云わばルール無用の殺し合い。TVで中継され首都に住む富裕層の娯楽となっている。とはいうものの過去に支配地区が反乱を起こしたことへの戒めとして行われているらしい。ゆえに代表となるのは栄誉であるわけはなく、貧しい12地区に暮らす少女カットニスは幼い妹の身代わりに止む無く出場を志願している。
 はたしてカットニスは生き残れるのか?彼女には貧しいゆえに狩猟で培われた弓の才能があった。そうはいっても殺し合いを進んでできるわけも無く身を守るのが精一杯。対してライバルたちは徒党を組んだり、殺しを楽しんでいる様子でちょっと怖いところ。そしてバトルフィールドには、視聴者がより楽しむための仕掛けが用意されている。殺しはともかくとして、これが実際のゲームだったら面白いかも。
 でも、結局は主催者の都合で行われているゲームなわけで、筋書きどおりの展開となってゆく。予測できては観ていて面白くはないのだが、それでも最後にカットニスの機転は予測できない筋書きでドラマチックだ。
 この作品の面白さは奇抜な設定にあるのだろう。しかし、今作はゲームについての説明に終始してしまったようだ。いくつかの伏線的なドラマには入り込めない感じである。すでに次作も予告されているとなれば、再びカットニスが参戦するのだろうか?次の大会がちょっとだけ楽しみである。
ι(´Д`υ)アセアセ


評価:moon2

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