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March 2012

STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D

Swep1 遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・。公益航路をめぐる通商連合とのトラブルから窮地に立たされた惑星ナブー。調停のため派遣されたジェダイの騎士クワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービは、侵略を受けたナブーから女王とともに脱出をはかる。

 SF映画の名作『スターウォーズ』シリーズが3D作品として蘇った。シリーズ終了から7年がたったものの、公開当時のイメージは鮮烈なもの。それぞれ時代とともに映像が進化していて、長きに渡るシリーズはSF映画の歴史を見るようでもある。今回はこれまでの6作品がエピソード順に公開されるということだから、また違った見方ができるのではなかろうか。
 今作では未公開シーンの追加や、最新の3D表現が見どころである。そこは先に発売されたDVDと同様でポッド・レースの場面が追加されていた。アナキン坊やの活躍がきわだっていて面白いシーンになっている。
 それにしてもVFXを駆使した作品では日進月歩の映像進化のなかにあって、どうしても古さが目についてしまうもの。そのためのリファインなのか、そこは流石というか自然な映像すぎて驚きは少なかった。奥行きのある映像で壮大な戦闘シーンが繰り広げられる。もともと壮大なスケールで描かれているためか、違和感がまったくなかった。もちろんストーリーも変わらないわけで、あらためて劇場で見て楽しめたといったところだろう。
 でも、何か物足りない・・・。せっかくの3Dなのだから、少し遊んでもよさそう。ドロイドが目の前に飛び出してくるのではないかと思っていただけに残念だ。
 こうなると旧3部作のほうの出来栄えが気になるところ。DVDなどで何度かリファインされているだけに、三たび昔の驚きが蘇ってくるようで期待してしまう。なんだか映像の進歩とともに、これからもスターウォーズは進化を続けていきそうである。o(*^▽^*)o


評価:moon2


シャーロック・ホームズ シャドゥゲーム

Holmes 各地で相次ぐ爆破事件。その謎を追う名探偵シャーロック・ホームズは、世界で起きている重大事件がモリアーティ教授に繋がっていることを突き止めた。相棒のワトソンと共にモリアーティを追ってヨーロッパ大陸横断の危険な旅を続けることに。

 ロバート・ダウニーJrが扮する、ちょっぴりお茶目でナルシストなシャーロック・ホームズ。これまた個性的なジュード・ロウの扮するワトソンとの掛け合いも楽しい。イメージの違いに戸惑うものの、そのディテールを見るとやはりホームズなのだと思えてくる。斬新な解釈で描かれた『シャーロック・ホームズ』から2年、同じメンバーでの続編となった。
 今作はホームズと互角の頭脳をもつ最強の敵モリアーティ教授の登場・・・てことは、これでシリーズは終わってしまうのか?待望の2作目が最後の物語とはちょっと寂しいかぎり。相変わらず予想外の行動をしているホームズは、世界で起きている接点のないような事件に関係を見出していた。その中心にいる黒幕がモリアーティであることを突き止める。相手は絶大な富と権力を手にしていて、いわば悪の天才。ホームズにとって対照的な相手である。ホームズが事件を捜査することで、ワトソンともども命を狙われる。そういえば、今回ワトソンは結婚することになり、ホームズとの関係も微妙に変化しているようだ。でも、ハネムーンのはずが命を狙われ已む無くコンビは復活、ヨーロッパをまたにかけての奇想天外なアクションが楽しめる。二人が絡むと映像としても面白い。
 ただし鋭い洞察力で事件を解明してゆくホームズだが、どこがどう繋がるのか観ていても分からない。このキャラには説明無用だろうか。せっかく二人の天才が激突するのだから、もっと頭脳戦を見たいところだ。いろんな伏線が入っていても、アクションが先行していてドラマ部分には入り込めない。まぁ、映像としては楽しめるだけに深く考えずに見たほうがよいのだろう。
 ロバート・ダウニーJrのホームズは、探偵というよりもチョイ悪で世界を救うヒーローのようだ。やはり最後は小説と同様の謎を残してのエンディングとなった。もっと活躍を見たいものだが《The end ?》ってことは、まだ何かあるのだろうか。(○゚ε゚○)


評価:moon2


戦火の馬

Senka 第一次世界大戦が勃発し、少年アルバートが大切に育ててきた馬のジョーイは已む無く売られてしまう。軍に買い上げられたジョーイは幾多の戦場をめぐる数奇な運命をたどる。やがて兵士に志願したアルバートは、戦場でジョーイとの再会を信じていた。

 少年と愛馬の絆を映した戦争の中の美談。それと同時に、どうやら第一次世界大戦の移り行く戦況を客観的な視点で見ているようである。戦争は双方それぞれ立場はあろうが馬にとってはどうでもよいこと。人間の勝手な行為に翻弄されては、むしろ迷惑この上ないはず。それは戦争でジョーイに関わっている幾人かの人生も同じだった。
 ジョーイの数奇な運命のはじまりは、酔ったアルバートの父親が農耕馬を買うはずが有り金を叩いて買ったサラブレッドの子馬である。誰もが農耕馬として使えないと呆れる中、アルバートが必死に調教して荒地を耕すあたりが、アルバートとジョーイの絆をみる前半の見どころになっている。
 ところが、戦争が始まると家計にこまった父親は軍に売ってしまう。またしても勝手な・・・オ・ヤ・ジ。軍馬となったジョーイは騎兵隊とともに戦場へと駆り出されることになる。さらに戦場の混乱のなかドイツ軍に捕らわれ幾多の戦場をわたる。そんなジョーイの目を通して、戦争も次第に混沌としてゆくさまが見て取れるわけだ。ドイツ軍を脱走する少年兵の兄弟や、両親を亡くしたフランスの少女など、戦争の非情さが浮き彫りになっている。
 やがて騎兵隊の時代では大事にされてきた馬たちも、もはや消耗品扱いだ。もっとも、人間も戦場では消耗品のように扱われている。そんな戦闘のさなか、イギリスとドイツの兵士たちがにらみ合うなか、動けなくなったジョーイを双方の兵士たちが助けようとするシーンは笑えるし泣ける名場面ではなかろうか。殺しあっていた彼らは、いったい何をやっているんだろうって。
 兵士からは《奇跡の馬》と呼ばれることになるジョーイ。劇中で幾つものドラマを見る中、この作品の中心にはジョーイがいる。言葉はなくとも馬や動物の演技にしばし感心してしまった。まったく、言葉があったなら皮肉のきいた文句でも言いそうだ。
 そして最後にアルバートとジョーイの再会がまっているわけだが、過酷な境遇を潜り抜けたジョーイの前にはアルバートの存在は小さく感じてしまう。もっとも、戦争が終わってアルバートが戻れたことも両親にとって奇跡かもしれない。(ノ_-。)


評価:fullmoon

ヒューゴの不思議な発明

Hugo 1930年代のパリ。父親を亡くし一人ぼっちになった少年ヒューゴは、駅の時計台に隠れ住んでいた。友達は父の残した壊れた機械人形だけ。父のメッセージを求めて修理を続けた機械人形は、やがて壊れた心をも動かしてゆく。

 少年のひたむきな想いが思わぬ結果を招く、ちょっと感動のストーリー。でも、意外なことに、感動よりも感慨深い歴史的な事実を振り返る物語でもある。
 父親を亡くし孤児となったヒューゴは、駅の時計台を管理する叔父に変わってネジを巻いていた。なんと飲んだくれの叔父は管理をまかせて帰ってこない。ヒューゴはパンなどを盗んでは時計台に隠れ住むことになる。鉄道公安官に見つかれば孤児院に送られてしまうというわけだ。
 そんなヒューゴにとって、壊れた機械仕掛けの人形が唯一の友達だった。なにか文字を書くことができるらしいが壊れていて動かない。ヒューゴは、そこに父親のメッセージが残されていると一途に信じていた。修理を続けるには、やはり部品は盗んでいたらしい。しかし玩具屋の主人にとうとう見つかってしまうことに・・・。これが運命の出会いなのか。
 ここで登場の玩具屋の主人ジョルジュは謎めいた人物だ。何か機械人形のことを知っているらしいが語ろうとはしない。機械人形とジョルジュの関係は、好奇心旺盛な少女イザベルの協力を得て明らかになってゆく。なんだか子役たちの演技に思わずほっこりしてしまう。
 これは親子の物語かと思っていたら、話は意外な方向へと進んでしまう。機械人形にまつわる過去、それはジョルジュの捨て去った過去であり、ジョルジュが魔術師で映画製作者だったという過去が明かされる。ジョルジュは映画が廃れた時代に、失望して映画を捨て去ったのだという。いったいこの作品は何をいいたいのか?
 かなり昔の人物ゆえに分からなかったが、ここで登場しているのは実在したジョルジュ・メリエスで、映画創世記にトリックなどの技法をとりいれた云わばSFXの創始者なのだとか。劇中で明かされる事実が唐突に思えるだけに、この映画を見る前に知っておくべきだった。それより劇中で説明があってもよいのでは・・・。理解して観れば、きっと感慨深いものになっただろう。
 劇中ではメリエスの映画を映すシーンもあって当時を偲べる。今と比べたら他愛無いものだが、トリックを使った不思議な映像は観客には魔法のように見えただろう。そう思うと、この作品は敢えて3Dという現代の魔法をつかっているあたり、創世記の映画やメリエスへのオマージュに満ちている。それとも映画が廃れた時代と停滞気味の映画界を重ねているのだろうか。まぁ、そんな心配は無用か・・きっと映画は進化を続けるはず。監督は魔術師なのだから、どんな夢を見せてくれるのか期待してみよう。ヽ(´▽`)/


評価:moon1

アンダーワールド 覚醒

Under 古より続くヴァンパイアと狼族ライカンの争いは、人間による介入で新たな局面を迎える。捕らわれていたヴァンパイアのセリーンは、とある研究所で目を覚ましたが12年の歳月が過ぎていた。同じく捕らわれていた恋人マイケルの行方を探る中、ライカンたちの陰謀を知る。

 ヴァンパイアと狼族の戦いを描いたシリーズはついに4作目。美しきヴァンパイア、セリーンの物語は新たな局面を迎える。不死である彼らの物語は時代を超えて描かれ、前作では争う理由など血脈や一族の過去があきらかになった。そして西洋の2大モンスターは、これまでにウィルスや遺伝子など科学的な解釈がされていて、単なるホラーではないキャラになっている。ヴァンパイアの一族からも追われる身となったセリーン、その後が気になっていただけに今回は舞台を現代に戻しての待望の続編であった。
 ゆえに物語は急展開しているわけで、ヴァンパイアやライカンの存在は人間の知るところとなり、粛清と呼ばれる掃討作戦が行われた後の世界だという。強靭な彼らも伝説どおり紫外線や銀には弱いわけで、科学の前にはかなわなかったということだろう。彼らは地上から姿を消していた。そこで主人公のヴァンパイア、セリーンと恋人のマイケルはどうしていたかというと、なんと研究対象として捕らわれていた。それから12年が過ぎ、冷凍されていたセリーンが目覚めたことで再び物語は動き出す。
 明らかになるのは掃討されたかに見えたヴァンパイアやライカンは、実は人間社会に入り込んで密かに再興を目論んでいるということ。対抗手段を模索していて、種族間の争いは人間も加わって再び混沌としていくのだろう。そこには今回登場のハイブリット(混血種)の少女イヴが鍵を握っていて、セリーンとの関係がしだいに明らかになってゆく。イヴを守るため、セリーンは再び戦いの中へ身を投じる。そのあたり、ケイト・ベッキンセールの魅せるスタイリッシュなアクションを再び楽しめた。
 戦いは終わらず敵味方が入り乱れての攻防に、さらに広がりを見せるアンダーワールド。もはや”闇の世界”ではないのかも・・・。もっとも、陰謀渦巻く世界こそアンダーワールドではなかろうか。今後、世界はどうなって行くのか?結局、マイケルの行方は分からず、謎を残したままである。今作では大きな進展はなく物足りないところも。新たな物語の序章といったところだろう。次に期待か・・・
w(゚o゚)w

評価:moon2


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