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April 2011

エンジェル ウォーズ

Suckerpunch 義父によって精神病棟へ閉じ込められた少女ベイビードール。絶望の中、想像の世界で出合ったワイズマンは、戦うことで自由を得ることができるという。4人の仲間と共に幻想世界の戦いにいどむ。

 『300』のザック・スナイダー監督による作品ということで、その映像表現が見どころ・・・。でも、物語は難解というより、もはや意味不明であった。精神世界を映像として表現しているのだろうが、脈絡無く変わるバトルフィールドに観ていて混乱してくる。   
 ドイツ軍?みたいなゾンビ軍との戦いあり未来のロボットやドラゴンとの戦いまで。対して少女たちは日本刀やマシンガンで迎え撃つ。映像として、やりたいことを全部詰め込んだかのよう。これでは観ている側が置き去りにされてしまう。
 もっとも、それがザック・スナイダーらしさを出したのだろうか?斬新な表現であるものの冒頭から何の説明もないまま映像のみで進む導入部もしかり。物語を想像するしかないが、おそらく遺産相続の絡んだ謀略によって少女は精神病院へ幽閉されたのだろう。しかも怪しげな病院だ。裏では何をしているかわからない。物語はサイコスリラーのような展開だ。
 しだいに理解できなくなってくるが・・・そこで開かれるダンスショーのレッスンをすることになるわけで、ベイビードールが踊りだすと何故か皆が魅了されてしまう。その間、彼女は想像の世界へトリップしているという。そのなかで謎の男ワイズマンなる人物に戦うことを指南されるわけだが、「自由になりたければ戦え!」と・・・、繰り返されるメッセージに洗脳?されそうだ。
 やがて4人の仲間たちと共に脱出計画を進めるといった展開でも、全ては現実か否か?やはり解らない・・。現実世界とリンクしながら進む想像世界のバトルは、スタイリッシュなアクションをみせる。ただ、それ以外に見どころを見出せなかった。問題提起も曖昧すぎて答えも導けない。これはホントの想像の世界かも・・・
( ゚д゚)ポカーン


評価:newmoon


ガリバー旅行記

Gariba 新聞社でメール室を担当しているガリバーは、失敗を恐れて何事にも挑戦できない冴えない男。そんな彼がついた嘘がもとで謎のバミューダ三角地帯を取材することに。しかし、大海原で嵐に見舞われて遭難。気が付くと、そこは小人たちの暮らすリリパット王国だった。
 
 誰もが知っている有名な『ガリバー旅行記』が、ジャック・ブラック主演のコメディ映画となった。しかも3D・・・。スケール感を表現するには良いかもしれない。もっとも、彼が主演ということで、はなから普通ではない雰囲気がただよう。バミューダで嵐に遭い、異世界に迷い込んだガリバー(ジャック・ブラック)が小人の国で活躍?するという現代版・・・いや、パロディ版『ガリバー旅行記』である。
 そうはいっても、ここでのガリバーは冒険などには縁の無い、大口をたたいても何事も理由をつけては避けてしまう気の小さい男であった。そもそも、彼が旅行欄の担当者ダーシーに片想い。気を惹こうとして、ついた嘘から何故かバミューダの取材に行くことになったわけだ。かなり強引な展開・・・でも、そんなことどうでもいいようで、ノリのよい笑いで押し通すあたり痛快でもある。何でもありなのか?
 そう、この世界では冴えないガリバーでも無敵の巨人であった。敵国の侵略を阻止して、たちまち英雄になってしまう。元の世界では考えられないくらいにイケてる男となっていた。そこで気持ちも大きくなってしまったのか、ここでもホラを吹きまくる。劇中では自分の半生を芝居にしていたが、スターウォーズやタイタニック等々の映画のパロディになっているあたり面白い。 
 しかし、ここでも嘘がばれるときが訪れる。持ち込んだモノが災いして強敵となってしまうし、ダーシーまでもがこの世界に迷い込んでしまう波乱の展開となった。はたしてダーシーとの恋の行方はどうなるのか?元の世界に戻れるのか?まぁ、かなりおバカなノリゆえに、そんなバカな・・・と思いつつもお気楽に楽しめた。それでも観終わって、なんだか爽快だったりするわけで、程よいワルノリ具合がいい感じだ。たまにはこういうのもありだろう。
( ´艸`)プププ


評価:moon2

ザ・ライト エクソシストの真実

Therite 神学生のマイケルは卒業を控えるも、信仰を失い神父になることを諦めていた。そこで恩師に勧められ、バチカンのエクソシスト養成講座を受けることになった。一流のエクソシストと称されるルーカス神父の悪魔祓いを手伝うなか、さまざまな異変に見舞われる。

 『エクソシスト』といえば昔なつかしのホラー映画で、首が回ったりとか・・・映像はかなりショッキングなものだった。今更それはないようで、今作では映像的な恐怖よりも心理的な描写が多い。ここでは今現在も行われている悪魔祓いと、それを取り仕切るエクソシストの姿を描いているわけだ。物語としても「真実」とあるように、バチカンでの養成講座など知られざる一面を見ることになる。
 そこで面白いのは、養成講座を受けることになるのは信仰心などまったく無い若者のマイケルだった。マイケルは家業の葬儀屋を継ぐため神学校へ入ったわけだが、信仰を失い将来の希望も失っているようだ。家庭環境は少々訳ありである。これは、信仰を失った若者がエクソシストになるまでを描いた物語なのである。
 いっぽうで一流のエクソシストのルーカス神父を演じるのは、そのままでも何処か怖い?アンソニー・ホプキンスである。彼の手伝いをすることになったマイケルだが、神も悪魔の存在も信じているわけはなかった。悪魔の正体は精神障害と穿った見方をしているし、ルーカス神父の悪魔祓いもペテンとしか思っていない。
 しかし、自らの周囲で不思議な現象が起きはじめ、しだいに悪魔の存在を認めざろうえなくなる。そのあたり対照的に、ルーカス神父は悪魔祓いで少女を救うことができずに信仰を失いかける。その隙に神父に悪魔が憑依しまうという波乱の展開となった。もはや救えるのはマイケルしかいないわけだ。そこが見どころであるものの、もちろん、悪魔との対決では苦戦を強いられることになる。マイケルの心の隙をついてくるわけで、マイケル自身が過去と向き合うことも必要となった。さまざまな想いが交錯するなか、彼の信仰は揺ぎ無いものとなっただろうか。
 なんだか、ちょっぴり怖い!久しぶりのエクソシストは衝撃的な映像こそないものの、ドラマとして見入ってしまう内容だった。はたして、これは真実なのか?実話ということだが、本当のことかどうかは知る由も無い。ただ、その後マイケルが神父となったのは事実であろう。
ヾ(.;.;゚Д゚)ノ


評価:moon1

英国王のスピーチ

Eikokuou 幼い頃から吃音というコンプレックスを抱え、人前に出ることが最も苦手な男が国王の座についた。英国王ジョージ6世が困難を乗り越え、国民に支持される王となるまでを描く。

 なんとも不思議な因果を感じる物語は、英国王ジョージ6世の実話をもとにした作品である。吃音というコンプレックスを抱え、スピーチで失敗を繰り返して自信を無くしていたヨーク公(後のジョージ6世)が、やがて国王として国民の支持を得てゆくわけである。
 劇中では、そこに至る過程が淡々と描かれており、起伏の少ない物語に退屈な感じさえする。そのなかにあって、ジョージ6世に扮するコリン・ファースの演技に引き込まれる。献身的な妻に支えられ、何人もの言語聴覚士の治療を受けるくだり。これが笑えるものから笑えないものまでさまざま。実話をもとにしており、内容は重く受け取れるだけに単純には笑えないものだ。
 そして、型破りなスピーチ矯正の専門家ライオネルを尋ねたことから、運命が変わって行くあたり不思議なめぐり合わせを感じてしまう。ライオネルは相手が王族であっても方針を変えずに診察室に通うことを譲らない。反発しながらも結果がでて、ヨーク公と信頼を築くことになる。ここで原因が幼い頃の出来事にあると突き止めるが、詳細は描かれていないようだ。分かりにくいところではあるが、しつけに厳しい父の影響なのだとか。
 ドラマチックな展開は、運命の悪戯か・・国王である父が亡くなり、結婚の為に兄が王位を捨ててしまう。もっとも成りたくなかった国王になってしまうという、嘘のような本当の話であった。
 やがてナチスドイツとの戦争に巻き込まれるなか、不安な国民に対して勇気付けるスピーチをすることになる。観ていて、どうなることかとヒヤヒヤしてしまうところだ。当時の国民でなくとも、困難を乗り越える勇気が伝わるのではなかろうか。力強い言葉に拍手喝采だ。
(-.-)zZ


評価:moon2


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