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March 2011

ザ・ファイター

Faita 街の誇りと云われたボクサーだが、短気でだらしない性格から破綻した日々を送っている兄ディッキーと、冴えないボクサーの弟ミッキー。彼はマネージャーの母やトレーナーの兄に言われるがままに試合を重ねるが、勝利を収められずにいた。

 ボクシングに全てをかける家族の実話を元にした作品。この街ではボクシングが夢を叶える手段のようだ。アメリカンドリームを叶える物語ではあるが、感動よりも、なんだか釈然としないところが実話らしい。複雑な人間関係、家族の葛藤を見ることになる。
 ここでミッキーにボクシングを教えたのは異父兄弟のディッキーで、かつては名の知れたボクサーである。しかし、今は薬中で破綻した生活をしている。演じるクリスチャン・ベールのイカレっぶりがいい。これではミッキーも練習に集中できないわけだ。さらにマネージャーを務める母親は過保護?なのか、やたら世話をやきたがる。それぞれがミッキーのためと思いながらも、やることが空回りしているよう。無謀な試合を受け、ミッキーは散々な目に。さらに資金繰りに犯罪までするディッキーは、ついに刑務所送りとなってしまう。ミッキーでなくとも嫌すぎる家族だ。
 素直に従っていたものの、こうなると我慢も限界だろう 。ミッキーは恋人にも薦められ、ついに家族を遠ざける。そこから流れが変わったように勝ち続けるわけで、今までは何だったのか・・・。母親も黙るしかないだろう。そしてやっと掴んだ世界戦のチャンスという展開に胸が熱くなる。
 ところが、ちょうど出所したディッキーや押しかける母親たちとの間でひと波乱。再び困惑することにも。対戦相手よりも家族との戦いに苦戦しているのかも。しかし、ミッキーの夢。これは家族の夢でもある。ぶつかりあいながらもミッキーの本音と家族の思いがやっと一つになってくる。家族の協力で勝利を目指すあたりが見せ場であろう。
 それにしても、ここで見るのは家族愛なのか?家族への愛だろうか。実話ですが、何だか身近に感じられる話のようで苦笑してしまう。
┐(´д`)┌ヤレヤレ


評価:moon2


ツーリスト

Turisuto 傷心を癒すためイタリアを訪れたアメリカ人旅行者のフランクは、ヴェネチアへ向かう列車の中で美しい女性エリーズと知り合う。彼女との束の間の恋は危険な罠、災難の始まりだった。突然、何者かに命を狙われることになる。

 旅先での偶然の出会い。アバンチュールが一転、とんだ災難に・・・。ある男に間違われ、警察やマフィアに追われる男を描いたクライム・サスペンス。やはり、アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップの初となる共演が注目される作品である。
 アンジェリーナが扮するのは国際警察に尾行される女、エリーズ。彼女が接触しようとしているのは国際指名手配の男ピアースだが、警察の捜査を混乱させる為に体格の似たフランクに近づいたというわけだ。しかし、予想外の展開は、ピアースは組織の金を持ち逃げして命を狙われているということ。
 いっぽうジョニー・デップ扮するフランクは旅行中の数学教師で、体格が似ていても性格はまったく違うタイプらしい。傷心を癒す旅のようで、彼女に誘われたなら心を奪われるのも頷ける。エリーズの思惑どおり翻弄されるフランクと警察の捜査。物語の前半はエリ-ズの謎めいた行動に注目して、フランクの存在感が薄いように思えてしまう。でも、危険に遭遇しながら、しだいに存在感が増してゆくフランクだった。危なげながらも危機を脱していくあたりは只者ではないのか・・・。最後はエリーズのために自ら危険に飛び込んでゆくという暴挙?にでる。
 彼女はいったい何者なのか?フランクが間違えられた男とは、誰なのか?謎めいた展開が最後まで続いてゆく。そこはネタバレしては台無しになってしまう。まぁ、劇中ではもしや・・・と思わせる伏線があって穿った見方をしてしまうゆえ、驚きの結末・・・とまではいかなかった。でも、最後までどうなることかとスリリングで楽しめる。
 旅は道連れ・・・とはいえ、多くを巻き込んだエリーズの旅である。そこは姿を見せないピアースのほうが一枚上手ということらしい。彼のツアーガイドは偶然までも計算されていたようだ。
!(・oノ)ノ


評価:moon1


ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島

Narunia ベペンシー兄妹の次男エドマンドと末っ子ルーシーは、わがままな従兄弟ユースチスの家にあずけられていた。3人は、そこにあった不思議な絵に引き込まれ、ナルニアの世界に入り込んでしまう。カスピアン王と共にナルニアの海を旅することに・・・。

 ベペンシー兄弟の不思議な物語は、まだ終わらない。C.S.ルイスのファンタジー小説『ナルニア国物語/朝びらき丸 東の海へ』を3D映画化。壮大な物語はついに第三章へと移ってゆく。舞台となるのは前回訪れたナルニアから3年後の世界だという。ともに戦ったカスピアン王子もナルニアの王として再びの登場となった。そして古の王であるベペンシー兄妹が現れたということは、またもやこの世界に危機が訪れているということである。ナルニアは人をさらう不気味な霧に覆われようとしている。そんなファンタジーの世界でも、人買いに捕まってしまうあたり、リアルな世界になってきたようだ。
 3人はカスピアン王とともに霧を打ち破る為、アスランから贈られたという7つの剣を探しにナルニアの海を旅する。今回はナルニアの不思議な島々をめぐる冒険の旅である。ここにはもう、大人になった兄ピ-ターと姉スーザンはいない。エドマンドやルーシーは自ら試練に立ち向かわねばならない。つまり大人へと自立するときがきたのだろう。そしてもう一人の訪問者のユースチスは、わがままで理屈っぽい。まだまだ子供なのだが現実主義でナルニアの世界も信じていない様子。そんな3人がどう成長してゆくのかが見どころである。
 そして物語のなか戦うことになる今回の敵は何かといえば、己との戦いであった。訪れる島々では欲望に惑わされ恐れるものが現実になるなど、未熟な彼らには手ごわい相手ばかりだ。兄や姉のようになりたいと憧れていた二人にとって、自身のアイデンティティーを確かめる旅のようだ。いっぽう大変な目にあったユースチスは心を入れ替えることになった。彼にはまだ、冒険が必要だろう。
元が児童文学で子供たちの成長を描く教育的な物語は、どこか大人になっても身にしみるようである。
;:゙;`(゚∀゚)`;:゙


評価:moon2


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