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July 2010

インセプション

Insepusyon 企業スパイのコブは眠っているターゲットの潜在意識に潜り込み、アイデアを盗み出すスペシャリスト。指名手配犯である彼が犯罪歴を消すことを条件に請けた最後の仕事は、盗むのではなく、考えを植えつけるという困難なミッションだった。

 久しぶりに難解な世界観が楽しい作品を観た。ここでの企業スパイは、他人の頭の中からアイデアを盗み出すという。つまり、人の夢の中、潜在意識に潜りこむという理解しがたい話である。よく見てないと、物語について行くのはきついかもしれない。
 そこで面白いのは、潜在意識の中には現実と変わらぬ街があり、本人も存在している。夢ならそうかも・・目覚めなければ、この世界が現実である。そして、いちど思いついたアイデアは消えることはないということで、潜入した者は隠された物(アイデア)を探すわけである。ときには潜在意識の中で本人と接触して探るわけだ。ただし、相手が訓練していると、ボディガードに防御されたりもする。この世界が何かに似ていると思ったら、斬新な世界観の作品「マトリックス」を思いだした。
 ディカプリオ扮する主人公のコブは、この道のプロ。夢の中で見る夢、またその中で見る夢というかたちで意識の深いところまで潜ってゆく。さらに、考えを植えつける(インセプションする)こともできるらしい。ただし、コブは妻の死を引きずっていて、潜在意識の中で時折現れては危機に陥れる。インセプションに関わりがあるらしく、コブがより深く意識を潜ってゆくなか、たどり着いたのは二人の過去のようだ。
 後半は危険を重ねつつ深く潜ってゆくあたりスリリングな展開をみせる。深く潜るほど時間の進行が早いらしい。アクションも含めて、多次元のさまざまなシチュエーションが同時に進行するという斬新な構成だった。不思議な感覚は、夢の中で見る夢、さらにその中で見る夢という多層の世界から。逆に夢から覚めても夢の中、この世界は現実なのか?それを証明するものが無ければ混乱してしまうわけだ。なんだか哲学的というか宗教的な感じがする。
 物語は難解でも、夢の世界ゆえに現実離れした不思議な映像をみせる。潜在意識が実体化した世界は複雑な心の内を見るようで、アクションはもとよりコブと妻の深いドラマに引き込まれてしまった。
 観ていて今ある現実が夢では・・なんて思えてしまうかも。
( Д) ゚ ゚


評価:fullmoon


エアベンダー  3D

Airbender かつて世界は、気、水、土、火それぞれのエレメントを司る4つの王国が均衡を保っていた。しかし、火の王国の反乱により100年もの戦乱の世が続く。人々は、世界に調和をもたらすという4つのエレメントを操る、伝説のアバターの出現を待ち望んでいた。

 「シックス・センス」のM・ナイト・シャマラン監督の最新作。それにしても、いつまでシックス・センスの・・と言われ続けるのか?まぁ、それだけ衝撃的なスリラー作品でしたが。今作ではCGに3Dと、今どきの映像技術を駆使したスペクタクル・アクションになっている。よって期待される意外な仕掛けは無いようだ。
 どうやら物語はファンタジーである。この世界には、気、水、土、火それぞれのエレメントをあやつる者(ベンダーという)による王国がある。ベンダーには、ときおり4つのエレメントを操る者(アバター)が現れ、アバターは輪廻して世界に調和をもたらすらしい。しかし、アバターが消えてから火の国が反乱を起こし、戦乱の世となっている。救世主が求められるなか、アバターの宿命を背負っていたのは一人の少年だった。やはりファンタジーの王道のような物語だ。
 100年間、氷に閉じ込められていた少年。しかし、修行途中に過酷な宿命から逃げ出してしまったというわけで、まだ気のエレメントしか操れなかった。そんな彼の成長をみるわけで、ちょっとベタな展開かも。映像は、それぞれのエレメントを使った技にカンフー・アクションをからめた不思議な感覚が面白い。ただし、せっかくの3D効果はいまいち感じられなかった。それにしても《アバター》って、あの3D映画へのオマージュ?
 アバターを執拗に狙う火の国の王子に、野望を抱く将軍。話が少々立て込んでいて分かり難い。これから、どうやって残りのエレメントを体得してアバターになるのか?壮大な冒険になるのではと思ったら、なんとここまででend・・・次回に続くってことなのか・・・。おもいがけない結末は、監督の得意とするところかも。次はもっと衝撃の結末を見せてくれるだろうか。はたして少年とこの映画は《アバター》になれるのか・・・。
Σ(゚□゚(゚□゚*)


評価:moon2

プレデターズ

Predators 気がつけばジャングルに連れてこられた傭兵や殺し屋など、戦闘のプロたち。突如、襲いくる異形の生物。そこは地球外生命体、プレデターたちが狩猟をするための星だった。殺すことに慣れた彼らが、生き残るためのバトルを余儀なくされる。

 SFアクションの人気シリーズに待望(?)の新作が登場。常識を超えた恐怖と独特の世界観、そして異形のキャラに何故かハマッてしまう。思えば1作目は20年以上も前の作品で、シュワルツェ・ネッガーとプレデターは互いにインパクトが強かった。
 今回は狩りのターゲットとして、地球で最強の者たちが選ばれたというわけだ。傭兵や特殊部隊に凶悪犯、そしてヤクザ・・・あと、なぜか医師まで。戦闘慣れした彼らは、強力な武器を持つプレデターにとって楽しめる獲物なのか?なんだか異種格闘技戦の様相を呈してきた。彼らがいくら最強とはいえ、個々で戦っては敵わない。けっして仲間とはいえないような者たちが、次第に協力してゆく。と、ここまではいい感じ。しかし、舞台となるのは別の惑星だし、脱出不能・・・これでは絶望的ではないか。シュワルツェ・ネッガーだったら不可能はなさそうだけど、今作のメンバーでは心もとない。プレデターvs.人間の戦いはどういったものになるのか注目だ。劇中では、1作目の話は過去の事件として触れられていて、戦いのヒントにはなっている。でも、今度の敵はより凶暴なスーパー・プレデターとなっていた。強面でかなり強そう。
 物語は舞台を別の惑星に移しただけで、リメイクのような展開でもある。まぁ、ストーリーはあってないようなもの、それよりはバトルを楽しみたい。さすがに選ばれし者たちはデキルわけで、簡単には狩られない。壮絶なバトルは、どんな結末を迎えるのか目が離せない展開だった。
 そして最後に見るのは、はたして絶望か希望か・・ちょっと衝撃的。なんだか、幾らでも続編が作れそうだ。いろいろと突っ込みどころはあるものの、久しぶりに見た『プレデター』は、やはり独特の面白さがあった。できればシュワちゃんにも出演してほしいもの。でなきゃ、この戦いは終わらない。いや、終わらなくてよいのかも・・・。
ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ


評価:moon2


アデル ファラオと復活の秘薬 

Aderu 不慮の事故で生死の境をさまよう妹を救うため、ジャーナリストのアデルは古代エジプト最高の秘宝"復活の秘薬"を探していた。その頃、パリでは怪鳥が人を襲う事件が起きて世間を騒がす。それは復活への鍵となるのか。

 快活でコミカルなヒロインが繰り広げる冒険アクション。コミックが原作ということで、変化にとんだ物語となっている。太古の翼竜が現れ、古代エジプトのミイラが復活するなど奇想天外な内容に驚かされる。どうやら物語について行けるかで、面白さは違ってくるのだろう。
 アデルは妹を救う為に、秘薬を求めてエジプトを旅する。遺跡の謎を解き明かしてゆくあたり、さながらインディ・ジョーンズのようだ。盗賊に襲われるピンチも咄嗟に切り抜ける。そのあたり、彼女の意外なアクションなども見どころ。彼女はジャーナリストなんだけど・・・。結局、その答えはルーブル美術舘へとつながっていて、ファラオを復活させることになるという。このへんはまだ、ついてゆけるかな。でも、どうやって復活させるのか?
 そのころ、パリでは人を襲う怪鳥が世間を騒がしている。それは蘇生法を研究する教授によって博物館の卵から孵った太古の翼竜だった。そんなこんなで、教授の協力でミイラを復活さるという。すごく強引な展開のようだ・・・。
 ゆえに物語は、ちょっと退屈してしまった。いろんな登場人物がいて、なんだか纏まらない。ブラックで笑えるようで笑えない場面もしばしば。もっとシリアスな内容でもよかったのではなかろうか。リュック・ベッソン監督のプロデュース作『Taxi』のようなノリを感じた。はまれば面白いのだろう。ときおり他の映画をパロッていて、細かいネタでは笑えるかも。もっとも、全てがパロディにも思える。
 ともあれ、ルイーズ・ブルゴワンの扮するアデルはキャラとしては面白く、違う冒険も見てみたいものである。
(ノ∀`) アチャー


評価:moon3


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