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April 2010

アリス・イン・ワンダーランド

Arisu 幼い頃に不思議の国を冒険したことなど遠い夢。いまや19歳になったアリス。パーティで母と姉が根回しした紳士に求婚されてしまう。気持ちが混乱するなか、ベストを着たウサギを見つけたアリスは、ウサギを追って再び不思議の国へ迷い込んだ。

 世界的に有名な物語「不思議の国のアリス」を映画化。またしても個性的な役を演じるジョニー・デップと、ティム・バートン監督のコンビが繰り出す不思議な世界に注目である。映像化も度々行われていて、さまざまな解釈がされてきた物語をどう表現するのか。ここでは、大人へと成長したアリスが再びアンダーランドへと迷い込んだ。原作の続きとしては「鏡の国のアリス」があったはずで、それらも含めて再構築されたようなオリジナルのストーリーになっている。そこで見どころは、今流行りの3Dで表現される不思議な世界だろう。劇中でアリスは大きくなったり縮んだり、不思議な動物たちも飛び出して、ファンタジーの世界にも臨場感がともなう。
 物語としては唐突な感じで、不思議の国での不思議な出来事を描いている。現実と虚構の狭間を旅する心の物語なのだろうか。この物語でのアリスは19歳と微妙な年頃。しかも母親たちの根回しで、突然、貴族の紳士に求婚される一大事。混乱して逃げ出したまま、不思議の国へ迷い込むという意味ありげな展開だ。しかも再び訪れた世界では、予言の書にある救世主とされてしまう。一度は投げだそうとするものの、仲間を救う為に赤の女王と戦うことを決意する。アリスは自立した女性として成長したのかもしれない。もとの世界に戻ったとき、断れそうにない求婚に自らの意思を通そうとする。
 もとが有名な物語だけに、映像も含めて内容には興味をひかれた。今作のアリスは2度目の冒険を描いた形だが、1度目はどうだったのか?アリスを待ち続けていたマッドハッターとの関係など、わかりにくいところでもある。できれば同じキャラで以前の冒険話も見たいものである。アリスが「また戻って来る」と言ったのに対して、最後にマッドハッターが「アリスは、もう帰ってこない」と云っていたのが意味深だった。不思議の国とは、子供が見る夢なのだろうか・・・。 
Σ(゚д゚;)


評価:moon1

第9地区

Dai9chiku 正体不明の宇宙船が南アフリカ上空に姿を現し、彼らは難民となった。28年が経った今、外界から隔離された共同居住地区である第9地区で生活をしている。しかし、第9地区のスラム化により犯罪が増加し、超国家機関MNUは難民の強制収容所移住をすすめる。

 ある日、巨大な宇宙船が現れるという、以前に見たSF映画のような冒頭のシーン。しかし、人類に危害を及ぼすわけではなく、彼らエイリアンは危機に瀕しているらしい。宇宙船が故障して、彼らは難民として地球にとどまることになったわけだ。そこで人類とエイリアンの共同居住区ができるとは、なんとも予想外の展開だった。
 人類とエイリアンの今までに無いシチュエーションにも、ドキュメンタリー風の映像がリアルっぽい。少々笑えてしまうが、どこかニュースで見たことの有るようなシーンである。難民キャンプに闇市、反対派に保護団体のデモ。現実の世界に重なって風刺的にみえてくる。
 それにしても彼らは高度な知能を持っているはずでは?宇宙船は修理できないのだろうか。なぜか彼らの姿はエビ?に似ていて、食料を奪いあったりと、高度な文明とは無縁な感じだ。もっとも、それは人類も同じかもしれない。
 物語は、もはや収拾のつかない第9地区に、転機となる難民の強制収容所移住計画。そこで主人公で彼らとの交渉役の任をうけたヴィカスが、謎の物質に感染してしまうという展開。なんと彼らのように体が変異する非常事態が起きる。そのとき、周囲はどう動くのか・・・。国家機関や組織の様々な思惑があって、ヴィカスを奪い合うことになる。身の危険を感じた彼は、第9地区へと逃走をはかったわけだが、もはや人類のほうが脅威であろう。そこで出会ったエイリアン親子が謎の物質の鍵を握っているという。この物質はなんなのか?結局、謎は残されたままで、なんかスッキリしないところだ。
 結果としてヴィカスが彼らの姿に変化するのなら、エイリアンたちも元は違う姿だったのではと思える。はたして、ヴィカスは元に戻れるのか?地球を去ったエイリアン親子の残した言葉が気になる。( ̄○ ̄;)!


評価:moon2


シャッター アイランド

S_island 精神を病んだ犯罪者を収容する島“シャッター アイランド”。脱出不可能のこの島からひとりの女性患者が失踪した。連邦保安官のテディは捜査のために島を訪れるが、彼にはある目的があった。

 孤島にある収容施設を舞台に、失踪の謎を追う捜査官を描いたサスペンス。舞台からして怪しげで、何かが起こりそう。なかでも捜査官テディを演じるディカプリオの迫真の演技がみどころ。
 事件は周囲を海に囲まれ、起こりえないはずの失踪に陰謀の匂いがしてくる。施設の職員たちの言動は怪しく、いかにも悪人に見えてしまうわけだ。でも「それは引っ掛けかな?」宣伝で騙されるなって云われては、最初からそういう見方になってしまうもの。できれば先入観なしに観たほうが、より楽しめるのではなかろうか。うがって観てしまうと、何だかガッカリする。
 物語は、いくつかの謎が明らかになってゆくなか、不可解なところも見えてくる。それはテディの過去についてで、妻を殺した犯人がこの島に収容されていることを知り、復讐のために捜査に加わったという。しかし、犯人を見つけるどころか職員たちの怪しい行動を知り、自らも島から出られなくなってしまった。何かの陰謀なのか?現実と虚構が交錯しているシーンが度々でてくる。謎が謎を呼び、訳の分からない展開が続いてゆくようだ。なんだか思考が付いていかず、これでは見ていて疲れてしまうかも。
 妻を殺した犯人は誰なのか?この施設で行われていることとは?シャッターアイランドとは・・・人の心も複雑で、けして出ることのできない迷宮なのかもしれない。でも、これでよいのかと思っても、見かたを変えたなら、どちらにもとれそうな気がしてきた。振り返れば全てが怪しい。そこがミソだろうか。
はたして真実は・・・。考えすぎると出口が見えなくなるかも。 Σ(`0´*)


評価:moon2

ナイト2000をつくる

模型のナイト2000(K.I.T.T)

昔懐かしのナイトライダーですが、いまでもカッコいいデザインですね。模型としては近年、アオシマから次々とリリースされています。しかもシーズンⅠ、Ⅲ、Ⅳの各タイプが揃っていて、微妙な違いを見て取れます。Tvを観ていても気づかなかった部分まで再現されているのには関心します。
ここはインパクトの強かった初期型を作ってみました。まぁ、内装の塗りわけがちょっと面倒でしたが普通に作れます。その分、ボディー磨きに精を出すことに。
あとはナイト2000のシンボルでもある、スキャナーユニット(別売)を搭載して完成です。写真では分かりにくいですが、ランプの点滅が実感たっぷりです。ついでに音がでたら最高でしょうね。ヒュンヒュンってね。

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ドラマの中のナイト2000

この作品は映画では有りませんが、当初は日曜洋画劇場で放映されていて、毎回楽しみだったものです。当時は、あのスキャナー(ナイトフラッシャー)も流行りましたね。ちなみに点灯して走るのは違法らしいです。
ドラマの中では、マイケルと会話し、ときに無人で走り、様々な装備を駆使して犯罪者を追い詰めます。名前のとおり未来の車ですね(けして2000CCの意味ではないらしい)。まさに無敵の車です。続編も作られたようですが、やはりトランザムのインパクトは強烈です。このままのデザインで売り出したら、今でもきっと売れそうな気がします。

ソラニン

Solanin 学生時代のサークル仲間だった芽衣子と、音楽の夢をあきらめられずにフリーターを続ける種田は共に暮らしていた。将来への不安を感じ始めたころ、芽衣子の一言に動かされ「ソラニン」という曲を書き上げた種田は、その曲をレコード会社に持ち込んだ。

 同名の人気コミックを映画化。その中で歌われている「ソラニン」を実際の曲として聞けるわけで、映像作品ならではの世界を楽しませてくれる。
 夢や希望を抱いていた青春時代、やがて訪れる現実の壁を前に、その狭間で揺れる若者の姿が在りのまま描き出されているよう。岐路に立たされた芽衣子や種田ら、学生時代のサークル仲間の今は、どこにでもあるリアルな若者の姿である。
 バンドを組むのは個性的な3人で、種田はフリーターをして、ビリーは実家の薬局を手伝いながら、加藤は、いまだ学生のままメジャーデビューを夢見る。いつかは見切りをつけなければならないものの、何も変わらない日々を過ごしている。そんな生活に疑問を投げかけた芽衣子の一言から、種田は此れを最後にと「ソラニン」という曲を書き上げ、レコード会社に持ち込むことになった。しかし、突きつけられる厳しい現実に夢はついえてしまう。音楽へのこだわりや伏線はあったようだが、様々な想いは劇中では伝わらないところである。
 ちなみにソラニンとは、ジャガイモの芽に含まれる毒で、芽が育つには必要な成分なのだとか。なにかと意味深な題名と歌詞である。これが種田の残した曲であり、友人、恋人との死別という、少々ベタな展開がシュールに描かれている。
 ショックから立ち直れない芽衣子や、悲しみを抱えた仲間たちが過去と決別をする為、再びバンドを始める。クライマックスでは、芽衣子を演じる宮崎葵はギターと歌を披露しており、ライブシーンでは熱のこもった演奏を見せる。
 心の叫びのような曲、はたして想いは伝わるだろうか。感動できるかは微妙な感じで、エンディングもあいまいなものである。どう解釈するかは受け取り方しだいであろうか。それは、ごく普通の若者を見る様で、どこか懐かしく熱かったころを思い起こしてしまった。
ぅぉぉぉーヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノぅぉぉぉー


評価:moon2

ハート・ロッカー

Hurtlock 2004年のイラク・バグダッド。アメリカ軍爆発物処理班・ブラボー中隊のリーダーであるジェームズは、手順を無視して、まるで死への恐怖などないかのように振舞う。任務明けまで後わずか、行動を共にする仲間たちの不安をよそに過酷な日々が過ぎてゆく。

 今現在も続いているイラクでの作戦。伝え聞くことでしか量れない兵士の姿。現地で起きている真実を目の当たりにするような作品である。派遣された兵士たちは、いつ襲撃されるかわからない不安の中、任期が終わるまでの日々を送っている。ここで取り上げられているのは爆発物処理班の兵士たちで、各地に仕掛けられた爆弾を処理する毎日。一つ間違えれば”The END”死と隣り合わせの危険な任務だ。
 物語は、爆発物処理班に新たに配属された兵士ジェームズを中心に描かれている。彼は恐怖感が麻痺しているかのように危険と向き合う。経験と勘で事態を収拾する半面、命令から逸脱した行動は仲間を危険にさらしてしまうことにも。もっとも、彼らもターゲットにされているあたり、安全な作業など無いのかもしれない。冒頭の爆弾処理シーンが衝撃的だ。
 信頼、不信感、極限状態では様々な想いが交錯する。いずれの立場や視点で見ても、この状況が尋常ではないのは確かだろう。ゆえに爆弾処理のシーンでは、戦場にいるような緊迫感が伝わってくる。この映画では、ずうっとこんな緊張感が続くことになる。ドラマとしての面白みはないが、その分リアルな世界を体験しているようだ。
 これが今も続く現実の世界ということか。最後に任務を終えたジェ-ムズの日常が対比して映されるが、まるで他人事のように平穏な暮らしがあった。兵士のさだめと言えばそれまでだが、言い知れぬ寂しさが感じられる。この映画は、アカデミー賞受賞作ということで興味を持って見たものの、伝わってくるのは無常観のようなもの。戦いの渦中にいる国民の目線には、どう映るのだろう。 ∑(゚∇゚|||)


評価:moon1

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