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January 2010

かいじゅうたちのいるところ

Kaiju_2 多感な8歳の少年マックスは、家庭での不満をつのらせていた。ある晩、ついに不満を爆発させると、母親に叱られ家を飛び出してしまう。見知らぬ浜辺でボートに乗り、とある小島にたどりついた。そこで、不思議な怪獣たちと出会う。

 モーリス・センダックの世界的ベストセラー絵本を、ついに実写化。子供の夢と幻想がいっぱいの世界を、映像としてどう表現するのか注目できる。いっけん子供向けの内容でも、大人の視点で見るとシュールな作品である。
 そのあたり、まずはリアルなマックスの家庭環境であった。大好きな父親は離婚していない。友達と遊ぶ姉は相手をしてくれない。母親も仕事と恋にいそがしく、かまってはくれない。家族がバラバラで、家庭の中で孤独を味わう。そんな不満と怒りを爆発させて、マックスはとうとう暴れてしまった。子供の気持ちと大人(親)の気持ちのすれ違いが、見事に表現されているようだ。なんだか懐かしい感覚でもある。
 誰も分かってくれない・・・叱られて必死で家を飛び出したまま、とある島へとたどり着いた。ここからはファンタジーの世界だが、不思議な怪獣たちと出会うことになる。怪獣たちは3頭身で、かわいいというよりは実写で見ると不気味だった。そこは、なんともゆるい感じがいい。気分屋で、ノリがよく、手加減しらずでときに残酷さも。そう、まるでマックスと同じ子供のようだ。
 このとき、何か不満を爆発させていた怪獣たちのリーダー、キャロルと意気投合。怪獣たちに食べられそうになって、とっさについた嘘から王様として迎え入れられた。マックスにとっては夢のような世界かもしれない。すべてが思い通りになってゆく。
 しばし楽しい時を過ごすものの、そんな暮らしは長くは続かない。怪獣たちはケンカを始め、再びキャロルの怒りに火がついた。子供たちが夢中で遊んでいると最後はこうなる・・・といった感じだろうか。こうして、子供は人間関係を学んでゆくのかもしれない。
 すねたり、いじけたり、ほんとうに子供のような怪獣たち。ときに子供は、かわいい怪獣になるのかもしれませんね。ヾ(´ε`*)ゝ


評価:moon2


サロゲート

Surrogate 自身にそっくりなロボットが、すべての社会生活を代行し、人間は彼らを遠隔操作するようになった未来。安全なはずの世界で、久しぶりに殺人事件が発生する。FBI捜査官のグリアーは不可解な事件の謎に迫る。

 はたして未来はこんなだろうか。一見すると何も変わらない社会のなか、人間に代わって活動しているのは身代わりのロボット“サロゲート”。人間はベッドで遠隔操作するだけ。仕事も恋愛も・・すべてが身代わりを通して行うバーチャルな世界が現実となっている。人類が総て引き篭もりとは、かなり行き過ぎた未来だが、どこか今の社会の延長のようでもある。
 ここで面白いのは、サロゲートは見た目も人間とかわらないこと。ゆえに単なる分身ではなく、理想の自分を手に入れることもできる。つまり、本人の年齢も、性別さえ偽れるわけだ。主演のブルース・ウィリスが演じるグリアーは、くたびれた男だった。でも、彼のサロゲートはフサフサ?
 この世界では人種差別はなくなり、感染症も犯罪も激減したというが、これでは新たな問題も起きそうである。物語は、危険とは無縁の世界で殺人事件がおきた。サロゲートが破壊され、なぜかオペレーターも死亡してしまうという謎めいたもの。バーチャルが現実になるならば、当然の帰結かもしれない。背後にある大きな陰謀に気づいたグリアーは核心に迫る。
 劇中、オペレーターが入れ替わったり、人間離れした動きをしたりと、サロゲートならではの世界観が見もの。役者たちのロボット演技もなんか笑える。ただし、SFとサスペンスの組み合わせは、ドラマとしてのリアルさを薄れさせてしまった。息子を亡くしたという過去に夫婦間のすれ違い。グリアーの葛藤もあってどうなるのか?エンディングに向けて、もう少し盛り上がりがほしいところだった。
 そして、事件の真相にせまるグリアーに委ねられた人類の未来。バーチャルと現実が混同されてしまったなら、真実を見誤ってしまいそう。そもそも人間に代理が必要なのだろうか?こんなロボットが実現できたら面白いが、自身を見失いそうだ。 (゚m゚*)


評価:moon2

ラブリーボーン

Lovely_bones 学校からの帰り道、トウモロコシ畑で殺害された14歳の少女スージー。天国へは行かず、悲しむ家族や友人、初恋の人の姿を見つめ続ける。伝えることのできなかった、その想いは通じるのだろうか。

 幸せな家庭を襲った突然の悲劇。家族の喪失は、いったい何をもたらすのだろう。物語は、ありそうな事件をモチーフに、被害者家族を娘スージーの視点で見ることになる。つまり、彼女は霊体となって彷徨っているわけだ。突然の死を理解できず、また苦悩する家族を見ることも苦痛であろう。もはや接することも、想いを伝えることもできない。
 ここでの事件とは、少女スージーが行方不明になり、そして殺された痕跡が発見される。遺体を見つけることができず、家族は娘の死を受け入れることができない。14歳で殺されたスージーはもとより、家族の悲しみは計り知れないものである。幸せな日常から一転するあたり、その想いが強く伝わってくる。まるで実際の事件を見るようだ。
 そんな現実の世界を隔てて、スージーがいるのは地上と天国との間だという。映像として見る幻想的で不思議な世界、それは互いに想いを寄せる者の心が具現化した世界なのだろうか。映像としての見どころであり、前衛的な表現が難解なものの、美しくも、もの悲しい世界を見せてくれる。
 ところで、殺されたスージーには何もできない。物語はどこへ向かって行くのか・・・。ここでは家族が現実とどう向き合うかを見るようで、物語は坦々とすぎてゆく。苦しみを癒すため、父親は犯人を捜すことに執着し、母親は思い出から逃避する。犯人への憎しみ、喪失感。やがて家庭も崩壊してしまう。これではスージーにとっても悲しいはず。まぁ、最後には家族の絆を取り戻せたようで救われる。どう乗り越えていったかは伝わらないところ、現実を受け入れるしかないのかもしれない。そして、スージーの声が聞こえたのかは定かではないが、犯人をつきとめることもできた。
 ただ、現実はあまりにも残酷に思える。物語の中、彼女の死は何をもたらしたのだろう。死は誰にでも訪れるということを暗に示しているのか。それとも、生きることのすばらしさを伝えたのだろうか。 (ノ_≦。)


評価:moon2    ps.試写会にて鑑賞

「日本インターネット映画大賞」『外国映画部門』に投票

あんなこと、こんなこと。いろんなことのあった2009年を振り返る意味もこめて、
今年も「日本インターネット映画大賞」『外国映画部門』に投票します。
まあ、すべての作品を観れていませんし、私が観た作品のなかでの評価ですので、
偏見があるかもしれませんがご了承願います。

『日本映画部門』については鑑賞数が少ないので不参加です。


『外国映画部門』

【作品賞】(5本以上10本まで)
  「 ベンジャミン・バトン 数奇な人生 」  9点
  「 チェンジリング       」     6点
  「 レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで 」4点
  「 スラムドッグ$ミリオネア  」    4点
  「 私の中のあなた       」    3点
  「 アバター     」           3点
  「 ターミネーター4     」      1点
 
【コメント】
09年は社会的な重いテーマの作品が目立ちました。少なかった娯楽作も
バラエティに富んでいて楽しめたように思います。
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【監督賞】              作品名
   [ジェームズ・キャメロン ] (「アバター 」)
【コメント】
3Dによる映像表現に新たな可能性を見たかも。

【主演男優賞】
   [ ブラッド・ピット ] (「ベンジャミン・バトン 数奇な人生 」)
【コメント】
80歳から0歳?まで、一人の男の生涯を見事に演じています。

【主演女優賞】
   [ アンジェリーナ・ジョリー ] (「 チェンジリング 」)
【コメント】
意外な役ですが、母親を熱演。不安げな表情が印象的でした。

【助演男優賞】
  [アレックス・ボールドウィン ] (「私の中のあなた 」)
【コメント】
相変わらずシブいです。作品のなかのアクセントですね。

【助演女優賞】
   [マリオン・コティヤール ] (「パブリック・エネミーズ 」)

【コメント】
恋することで変わって行く姿が印象的でした。

【新人賞】
   [ ソフィア・ヴァジリーヴァ ] (「私の中のあなた 」)

【コメント】
どうしても子役になってしまいますね。

【音楽賞】
  「  該当なし         」
【コメント】


【ブラックラズベリー賞】
  「 G.Iジョー   」

【コメント】
アクションやストーリーがチグハグでした。シーンごとには楽しめただけに興ざめ。
続編は無いと思います。
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【勝手に○×賞】
   [日本映画ベストリメイク賞] (「HACHI 約束の犬 」)

【コメント】
日本の映画がハリウッドでリメイクされる昨今、イマイチなものが多い中、
本家より感動できる作品になっていました。

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 この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。

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Happy New Year

P1010122_2


あけましておめでとうございます。snow
ついに2010年を迎えました。
子供の頃はすごい未来を想像していたものですが、
何気に普通っぽいですね。

さて、今年はどんな映画が観られるのでしょう。楽しみです。
よって、このブログも、まだ続けられそう・・かな?

ぜひ、お立ち寄りくださいませ。

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