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December 2009

アバター

Avatar 22世紀、地球から遥か彼方の衛星パンドラで、あるプロジェクトが進行していた。人間とパンドラの先住民のDNAから作り出された肉体“アバター”に意識を送り遠隔操作をするという。元海兵隊の青年ジェイクは、先住民のなかに潜入することになる。

 自身の分身である“アバター”、その肉体に意識を送り遠隔操作する飛躍した未来を描くSF作品。アバターは宇宙へ進出した人類にとって、有害な環境に対応する苦肉の策らしい。しかし、足の不自由な主人公ジェイクは、このプロジェクトで身体の自由を手に入れた。間接的な行動も、もはや現実である。違う自分になれるものの、それは本当の自分なのだろうか。仮想現実ではなく自らが体験できる世界、これではどちらが本当の自分なのか混乱してしまいそうだ。ゆえに同じ体の先住民との交流が、彼の心を動かすことになる。
 そもそも、地球人がそこで行おうとしていたのは破壊と資源の搾取。地球と同様の理屈を持ち込み、先住民を排除することだった。物語としてはありがちなところ。まぁ、ここは地球ではないわけで、過去の出来事をフィーチャーしているのだろう。地球に良く似たパンドラでは、住人たちは進んだ文明を持ち得ず、自然と共生している。それが理想の姿かは疑問だが、彼らは自然の一部であり、かつての地球の姿でもある。戦争や環境問題といったテーマが見えてくるわけで、このところ食傷ぎみである。
 もっとも、この作品での見どころは映像だろう。地球と似ていても微妙に違う世界観を表現している。なぜか普通の感覚で観られてしまったが、よく見れば登場するのは皆、異形の者たちであって、すべてが不思議な映像となっている。そして注目の3D映像は、奥行きのある映像をみせ、画面に引き込まれる感覚を味わえた。でも、効果的に使われていないようで、慣れてしまうと普通に見えてくる。
 それにしても、何がしたいのだろうか?ここでの人類は先住民と接する為に身体を換えていた。説得しようと欺いているわけだ。科学者と対立する軍は、武力によって環境を変えることもいとわない。兵器を操ること、これもまたアバターかも。どちらにしても地球人のエゴでしかないのではなかろうか。変わらなければならないのは人の意識ということだろう。 Σ(゚□゚(゚□゚*)


評価:moon1

パブリック・エネミーズ

Publicene 1930年代、大恐慌に見舞われたアメリカで、銀行を襲撃し警察に捕まっても脱獄を繰り返すジョン・デリンジャー。独自の美学を貫き、人々からヒーロー視される一面も。逃亡を続けるなか、警察の包囲網を潜り恋人ビリーに会いに行く。

 大胆不敵、ヒーローでありアウトロー、実在の銀行強盗“ジョン・デリンジャー”の波乱に満ちた生き様を描いた作品。とはいえ、馴染みのない人物ゆえに、まるでフィクションのようだ。白昼、堂々と銀行を襲撃するという、滑稽なようでも、そんな時代もあったのだと、つくづく変化の速さを感じてしまう。
 ここではヒールな役を演じるジョニー・デップがはまっていてカッコいい。「金持ちの金しか奪わない、仲間を裏切らない、愛した女は最後まで守る」という独自の倫理はヒーロー的に映る。でも、犯罪者の彼らが自由を謳歌していた時代も、そう長くは続かないのも歴史のとおり。逃亡しながら犯行を繰り返す彼は、アメリカ初の「社会の敵(パブリック・エネミー)No.1」として指名手配されるわけである。州を跨いだ犯罪の捜査チームが創られ、犯罪者には容赦なく発砲する。この映画の中では変わり行く時代が浮かび上がる。法律や、倫理、人々の関心も変わって行くなか、現代につながるアメリカの倫理観が見えてきて興味深い。
 「今日が最高なら、それでいい」という生き方のデリンジャーに対して、社会や犯罪組織も変わってゆく。はたして「社会の敵」とは・・・。変わらぬ者と変わる社会のギャップが広がったとき、悲劇的な最後を迎える。もっとも、デリンジャーにしても愛する者のために変わろうとしていたのかもしれない。変わらぬモノもあるなか、時代の変化を象徴するようで物悲しい。
 それにしても、今の時代にこの映画って、なんだか皮肉っぽい気もする。題名が複数形ゆえデリンジャーと仲間たちのことに思えたが、社会の敵とは見方によって違ってくるかもしれない。移り行く時代の中で、「社会の敵」はどう変わるのだろうか。 (-_-X)


評価:moon1

宇宙戦艦ヤマト 復活篇

Yamato 西暦2220年、地球は移動性ブラックホールに飲み込まれようとしていた。地球連邦政府は、アマール星への移民を決行するものの、謎の艦隊の攻撃に遭い船団は壊滅してしまう。最後の望みは再生されたヤマトに託された。

 かつて壮大なスケールと重厚なドラマで少年たちを魅了したSFアニメ『宇宙戦艦ヤマト』。数々の危機を救ってきた艦も、完結篇では地球を救うため自沈するというヤマトらしい最後でした。それから26年を経て復活するとは、なんとも感慨深いものだ。
 今回は移動性ブラックホールが地球に迫っている。地球消滅の危機に、ついに人類は地球を離れる決断をしたわけだ。しかし、移民船を待ち受けるのは銀河の連合国による理不尽な攻撃であった。そこで、いまさらながら希望となるのがこの艦ということ。沈んでいたはずのヤマトが再建されていたとは、しかも格段にパワーアップしての復活である。あの完結篇の意味は何だったのか?まぁ、眠らせてしまうには惜しい作品ゆえに、素直に復活を喜びたい。それは、まだ平和な世界は訪れていないし、地球の危機は続いているということかもしれない。
 それにしても復活するにあたり、どのような設定なのか気になるところ。劇中では16年の歳月が流れていて、古代進と雪の間には娘がいる。しかし、移民船団の団長として旅立った雪は行方不明という波乱の展開となった。親子の絆がギクシャクするなか、一家のドラマも注目だろう。そして宇宙を舞台に、旅立つ移民船とヤマトの壮大なストーリーが展開される。その中に垣間見られる、強大な連合軍と移民先の惑星アマールの対立、はては地球環境の問題などなど。風刺的なストーリーは少し盛り込みすぎのようで、政治的なメッセージが鼻に付いた。そして、かつてのファンにとっては、もう少し悲壮感がほしかったかも。現在の地球連邦は強大な軍事力を持っていて、連合軍との艦隊戦を繰り広げる。でも、そこが見どころでもあり、緻密に描かれるデジタルアニメに時代の変化を感じてしまった。 
 ともあれ、再びヤマトの活躍で地球は救われた。『第一部』終了・・・?ってことは、まだ危機は去っていないのかな?
どういった展開になるのか、すごく気になってしまう。せっかく復活したのだから、まだまだ活躍をしてほしいものだが。第二部の公開まで、あと何日か・・・。(*^ω^*)ノ彡


評価:moon1

戦艦 大和をつくる

これから不定期ですが、私的なインドア趣味の模型製作について、作品の公開とともに、映画の中での思い入れを書き綴ってみたいと思います。

模型の大和

さすがは史上最大の戦艦です。大和の模型はスケールも種類も多くて、どれを選ぶか悩んでしまいます。これからも新作が出るようで楽しみなところ。ここは、ちょっと古めでも、ほどほどの部品で組みやすい『タミヤ1/700戦艦 大和』を作ってみました。とはいえ、そのままでは物足りなさを感じてしまい、結局はアフターパーツでディテールアップを図ることに。そのあたり、初の作業は繊細でしびれます。艦船模型は突き詰めてゆくと奥が深い・・。とことん作りこみたい衝動に駆られながら、国家予算(小遣いのことですよ)の1/3を投入しての完成となりました。

Pc100105


映画の中の大和

幾度も映画に登場している大和ですが、近年では05年公開「男たちの大和」のインパクトが大きかった。実物大セットによるリアルな映像と、CGによる迫力の戦闘シーンは見ごたえ十分です。この作品では、まるで大和が主役のようで、痛々しく、悲壮な最期に何とも言えない余韻が残りました。
もっとも、私の世代ではヤマト(宇宙戦艦)のほうがピンとくるかもしれません。
25年ぶりに新作の公開、さらに実写版も控えていて気になります。

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