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November 2009

ニュームーン /トワイライト・サーガ

Newmoon 互いの思いは揺ぎ無いはずが、突然エドワードは別れを告げ、スミス一家は町を出て行った。深く傷ついたベラを見守る幼馴染のジェイコブ。その想いは恋心へと変わる。しかし、ジェイコブにも人には言えない秘密があった。

 ヴァンパイアと人間の危険な純愛を描いた『トワイライト/初恋』。ホラーとラブストーリーの絶妙な組み合わせが面白かった。その後、恋の行方が気になるところで待望の続編である。
 順調に見えたベラとエドワードの恋は波乱を迎える。悩める恋の停滞期だろうか。ベラは18歳の誕生日を迎えても嬉しくない。恋人エドワードは歳をとらず、将来を悲観しているわけだ。永遠の愛を求め、自らヴァンパイアになることを望むようになるとは・・。そしてイケメン・ヴァンパイアのエドワードは、相変わらず、し・・白い!彼女のことを思っての別れの決断は、ベラを深く傷つけてしまったわけだ。誕生日でのひと波乱もあって、スミス一家は町を去った。
 彼女の前から去った今作では、エドワードの出番はいたって少ない。その隙に幼馴染のジェイコブの登場である。前作より存在感がUPして意外とイケメンだった。落ち込むベラを慰めるうちに恋心が・・。べたな展開に、このままうまくいくかと思いきや、彼にも異変が起きていた。なんと、狼の血を引く一族の末裔だという。狼に変身するが、狼男ではないようだ。世の中、こんなにもモンスターが身近にいるものなのか・・。ここでもヴァンパイアと狼は因縁の相手である。ときに凶暴な狼人間、付き合うにも危険が伴うらしい。
 ゆえに、二人の男(但しモンスター)の間で揺れる心、冷静に考えたら失笑してしまうかも。恋する二人の男は敵同士、しかも本物の肉食とは・・。はたしてベラは幸せなのだろうか?ホラー部分は突っ込みどころも多いが、いたって恋の物語は青春しているのではなかろうか。波乱に満ちたドラマが展開する。もっとも、この3人の関係はまだまだもつれそう。大きな決断も迫られることになりそうで、またしても恋の行方が気になる。(^-^;


評価:moon2

過去の記事:トワイライト 初恋

イングロリアス・バスターズ

I_basterds 第二次大戦中、ナチス占領下のフランス。とある映画館でプロパガンダ映画のプレミア上映が行われることに。ナチスの高官が集う夜、映画館主のミミューは復讐のときを待っていった。同じ頃、連合軍のならず者・通称バスターズたちも作戦を開始する。

 なにかと話題、いや、問題作の多いタランティ-ノ監督による作品。一癖ある作風で戦争を皮肉ったコメディと思っていたら、どうやら違っていたようだ。グロく、エグい殺害シーンに目を背けたくなるかも。普通の映画なら見せないシーンばかりが羅列されている。これは確信犯のようで、まったく笑えるところなど無いではないか。悪く言えば、予告編に騙されたという感覚。「面白くなければ返金」キャンペーンが、たちの悪いジョークのようだ。でも途中で出るのもなんだし、何か仕掛けがあるのではないかと、結局は最後まで観てしまった。
 物語は第二次大戦下のフランスを舞台に、バスターズとよばれる部隊の活躍?を描く。物語は5章に別けられていて、バスターズと映画館主ミミューのエピソードからなる。結末のプレミア上映会にむけて物語はつながってゆくわけだ。まぁ、フィクションであって、こんなことあるわけないのだが、残虐にナチを狩る部隊というバスターズがいる。そして、ナチスでユダヤ・ハンターの異名をとるランダ大佐。彼に家族を虐殺された過去を持つミミュー。それぞれの思惑が絡んで上映会はどうなってゆくのかが見どころ。
 しかし、気になるのが殺しのシーン。いや、虐殺シーンである。ここは戦時中であるものの、何のために殺すのか?彼らの殺しには意味があるようには思えない。もっとも、上映会の主役は、数多くの連合軍兵士を倒した英雄であった。殺しが賞賛され、それを見て歓喜する観客。確かにそんな時代であろう。しかし、この映画『イングロリアス・バスターズ』の中での殺しは生々しく、嫌悪感を抱くはず。フィクションの中にあって、それだけはリアルだ。何やら戦争・・・それとも戦争映画を皮肉っているのだろうか。でも・・・やっぱり笑えない。(゚Д゚)ハァ?゚


評価:moon3

2012

2012 妻と離婚した作家のジャクソンは、久しぶりに子供たちとのキャンプ旅行を楽しむ。その頃、世界各地で大きな異変が起きていた。世界の終末・・・旅先で知った驚愕の事実に、迫る危機。希望を求めて決死の逃避行が始まる。

 2012年、古代マヤ文明の暦にあるという世界の終末。そのとき訪れる災厄を描いたディザスタームービーである。それにしても、世紀末に続いてまたしても不安を煽られてしまいそう。2012年にむけて、終末を題材にした映画が増えるのだろうか。
 そのあたり数あるディザスタームービーの中で、これはまだ見ぬ災害(?)であり、リアルといってはなんだが映像は圧巻だった。大地震に大噴火に大津波などなど、次々と迫る未曾有の大災害。逃げる間もなく巻き込まれる人々に、逃げ惑う者たち。これらを疑似体験するようで、ともかく見たことのない映像を楽しめる・・いや、恐怖を覚えるかも。
 そのなかで、ドラマとして描かれるのは家族愛であった。主人公のジャクソンには、別れた妻と子供たちがいる。設定は分かりにくいところで、仕事の為に家庭が壊れたらしい。偶然知りえた情報によって、迫る災害から家族を守るため決死の脱出を図る。強引な展開でも、終末が訪れるなら何でもありのようだ。人類存亡の危機に、家族の絆を取り戻すことになるのだろうか。これって・・・なんか見たことあるような・・デジャブである。
 もっとも、救いようのない状況にも希望はある。人類は生き残るすべを模索していた。すでに事態を予見していて、各国の政府は協力して極秘に巨大な船を建造している。当然、全人口が乗れるわけも無いので、選ばれた者だけが乗ることができるという。いわば現代の方舟ということだろう。選ばれた者と、そうでない者、生死を分けるものが何なのか?人のエゴなども見え隠れしている。ジャクソンたちは船にたどり着くものの、選ばれた者ではない。家族の為に必死で潜入を試みる。しかし、この行為が多くの人を危険にさらしてしまうあたり、釈然としないところも。それは他の者たちも同様で、決断することの悩ましさであろう。
 ともあれ絶望のなかに家族愛、人の愛をみるのだが、極限状態でははたして何が残るのだろう。あと3年・・・杞憂であればよいのだが・・・ (lll゚Д゚)


評価:moon1

沈まぬ太陽

Shizumanu 国民航空社員の恩地は、労働組合の委員長として会社と激しく対立した。その結果、海外僻地への異動は10年に及んだ。対して副委員長の行天はエリートコースを歩む。やっと日本へ戻ることになったが、墜落事故によって会社は危機にみまわれる。

 航空史上最悪のジャンボ機墜落事故。その影にある巨大企業の内情や、利権にからむ暗部を描く。あくまでフィクションとのことだが、あまりにリアルで現実とダブって見える。さまざまな局面で見え隠れする人の本音、会社の本音、いわば表と裏である。企業で働くものにとって、映画として楽しむにはリアルすぎるのかもしれない。
 原作が長編ゆえに、映画としても3時間超もあり見ごたえがある。途中で休憩が入る配慮はうれしいところ。でも、濃密な物語に退屈することもなく、結末がどうなるのか、興味深く見入ってしまった。
 ここでの主人公、恩地は報復人事によって海外僻地へ異動となった。長期にわたる勤務で家族から孤立してしまうものの、それでも屈せずに筋を通そうとするのである。日本に戻ってみれば、かつての仲間たちは閑職に追いやられている。しかも墜落事故による会社の危機。遺族の世話係として奔走することになる。職場環境の改善と安全の為に組合を指揮してきたのに皮肉なもの。あまりにも理不尽な処遇にも、現実的に思えるあたり身近なことなのだろうか。
 ドラマとしての見どころは、恩地と行天の対照的な生き方だろう。仲間を裏切っても、裏取引をしてでも出世してゆく。様々な人の思惑が絡むなか、会社の為?仲間の為?お国の為?自分の為・・・いったい何のために会社があるのか。それぞれの立場が錯綜して、恩地の「会社って何だ?」の言葉が印象的に響いた。
 しかし物語としては、どこか釈然としないまま終わってしまった・・・。彼のような人物が報われなければ、なんか虚しいだけのよう。それが今の現実ならば、少し悲観的に思えてくるのだが、はたして希望を見出せるだろうか。(-_-X)

評価:moon1

Disney's クリスマス・キャロル

Christmas_carol 金がすべてで嫌われ者の老人スクルージ。クリスマス・イブの夜、彼の前に3人の精霊が現れた。彼は精霊に連れられて、とある男を見せられる。それは過去の自身の姿。やがて現在、未来の自分と向き合うことになる。

 思えば、かなり昔に書かれた原作であるチャールズ・ディケンズの「クリスマス・キャロル」。名作といわれるだけに、映像化は数知れず行われているらしい。今作ではディズニーのアニメーションとなっているが、最新の映像技術で不思議な世界を余すことなく再現している。ここは日本語吹き替えとなっても、折角なので3D版を観てみた。
 注目は役者の演技をキャプチャーしたアニメーションで、これが実写と見紛うほどリアルだ。表情からも主演のジム・キャリーとわかる精巧なアニメである。そして、まるでスクリーンの中に入り込んだような感覚、空を飛ぶ浮遊感は3Dならではのもの。映画の世界を超えたアトラクションのようで、こちらがお勧めのようだ。
 物語は知られたところで、金の亡者で嫌みな爺さんのスクルージのもとに、3人の精霊が訪れる。過去、現在、未来のクリスマスの精霊たちが、それぞれの時代へとスクルージをいざなう。けして見ることのない自身の姿を客観的に見るわけである。いや、それはあえて見ていなかっただけかもしれない。過去の出来事を振り返れば、現在の自身がある。結果、未来の自分へと繋がってゆくということ。スクルージが見たのは、過去に捕らわれる傲慢な現在の自身。そして見たくない悲惨な結末の未来だった。しかも彼一人ではなく、彼を取り巻く人々さえ不幸せな未来となっていた。でも、救いがあるのは精霊に諭され大切なことに気づいたことである。“未来は変えることができる・・”自身が変われば、おのずと変わってゆくはず。まぁ、それは分かっていても変われないのが人のサガかも。現代の世相からすれば身につまされることもあるようで、ぜひ大人たちに見てほしい作品である。
 この作品を観たなら、自身を客観的に感じられるかもしれない。そのときは、いつの自分を見るのだろうか。ヾ(*゚A`)ノ


評価:fullmoon

サイドウェイズ

Sideways 親友の結婚式のため、20年振りにロサンゼルスを訪れた脚本家の道雄。留学時代の親友で、今ではレストランの店長をしている大介と、結婚式を前にワインの産地を巡るドライブ旅行をすることになった。そこでかつての片思いの相手、麻有子と再会することに・・・。

 2004年のハリウッド映画『サイドウェイ』を日本人キャストに置き換えてリメイクした作品。ときにおバカで、ときに切ない、無さそうで有りそうな大人のラブコメディだ。アメリカの自然豊かなナパ・バレーを舞台に、日本人キャストが浮いてしまうのではないかと思えたが、意外とマッチしている。オリジナルと比べて見ても面白い発見ができそう。ストレートすぎるオリジナルとくらべて、心の内を繊細に描いている。
 物語は冴えない40代の男同士が、結婚を前に独身最後の旅をするというもの。もっとも、大介は結婚前だというのにナンパが目当て。もと俳優で口もうまいとあって、図らずもモテるわけだ。かなり弾けていても、どこか人生に見切りをつけた寂しい気持ちの裏返しにもみえる。対してバツイチの道雄は沈みがち。性格が対照的なコンビが織り成すドラマは、笑えるなかにも切なさがにじむ。
 思えば人生の半分を過ぎて、どちらも夢見た仕事はうまくいかず、もはや夢は消えかけている。でも、まだ諦めきれない想い。久方ぶりに出会う麻有子も、まだ夢を追いかけている。そして彼女も離婚の傷をひきずるあたり、皆、悩み多き年頃?なのである。
 そんなわびさびを感じるドラマの中、全編にわたり登場するのはワインである。道雄と麻有子をつなぐのもワインであった。詳しい道雄と麻有子によって講釈が述べられて、この世界に少々興味をひかれる。ワイン通なら理解できそうだが、専門用語は分からぬところだ。ここでは好みの違いが二人の人生観をあらわしているのだろう。まぁ、彼らの人生はワインのように熟成する過程だったということかも。どう上り詰め、降りてゆくのか。
 それにしても、道雄と大介の旅は寄り道ばかりである。人生においては今が寄り道なのか?今までが寄り道なのだろうか。ワインに例えるなら、これまでの人生はテイスティングではなかったか。まだ人生を味わっていないのでは・・。はたして飲み頃はいつなのだろう?それは栓を抜くまで分からないか・・・。なにやら難しいものだ。(ノ∀`) アチャー


評価:moon1

マイケル・ジャクソン THIS IS IT

Thisisit 今年6月に急逝したマイケル・ジャクソンを偲び、幻となったロンドン公演「THIS IS IT」のリハーサルの映像を収めたドキュメンタリー作品。

 世界を震撼させたスーパー・スターの急逝。あまりにも突然の出来事に、どこか現実感がないものである。世界中の反応に、その存在の大きさを知らされる。思えば長らく音楽シーンから遠ざかっていて、近年ではスキャンダルやゴシップでの登場ばかりが印象に残る。そんなマイケルの10年ぶりの公演。しばらくお目にかかっていないだけに、見納めの意味もこめて、あらためて足跡をたどってみたくなった。ファンの期待もさることながら、「THIS IS IT」彼が伝えようとしたものが何なのか気になる。
 映画としては、急遽、編集されたドキュメンタリーゆえに、何をみせるのかまとまり切らない印象もうける。その分、生々しく見えるリハーサル風景が新鮮だった。誰もが知っているマイケルだが、スクリーンの中の彼は見たことのないマイケルだった。一流のエンターティナーは、舞台裏の苦労など見せないものだろう。知らない一面を見た感じがする。こんなことにならなければ見ることのなかったわけで、貴重な映像だろう。
 その未完のコンサートは、リハーサルを含めて断片的に見ることになる。華麗なステップ。マイケルの姿にはまったく衰えはなかった。まさに劇場でなければ味わえない臨場感がある。まるでステージ上から観ているようで、息遣いが聞こえてきそう。さまざまな仕掛けを施した壮大なステージに、バックを彩る映像。そして、ロンドン公演にむけて精力的に取り組む彼とスタッフたちの姿に感動する。完成したならば、すばらしい公演になっただろう。往年のヒット曲が懐かしくも、変わらぬものを見た気がした。
 この公演で、マイケルが世界にむけて発信したメッセージは、今の時代を映したもの。彼の影響力を持ってすれば、なにか変わっただろうか。映画として、より広く伝えることになったのは皮肉なもの。まさに、This is it・・・
ぅぉぉぉーヽ(゚ω゚ )ノヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノぅぉぉぉーヽ( ゚ω゚)ノヽ(゚ω゚ )ノ ぅぉぉぉー

評価:故人を偲び、映画としての評価は差し控えます

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