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January 2009

レボリューショナリー・ロード /燃え尽きるまで

Revo 郊外の住宅地に住む若い夫婦、ウィラー夫妻の幸せな生活の中、よぎる疑問。はたして、いま本当に幸せなのか?どれほど愛し合っているのだろうか?夢を追いかけ、現実の壁に阻まれたとき、幸せを求める二人の決断とは・・。

 はたして、今は幸せなのか?ふと人生を振り返った時、湧き上がる疑問、普通の人生に埋没することへの不安。夢と現実の狭間で葛藤する、ある夫婦の物語である。フランクとエイプリルのウィラー夫妻は、郊外に家を買い、二人の子供に恵まれ幸せに暮らしている。はたから見れば完璧な夫婦。でも、そんな夫婦にも満たされないものがある。渇望するものは“夢”だろうか。
 誰しも夢は抱くものだが、目の前の現実と秤にかけているはず。かつてエイプリルは女優になる夢を抱き、フランクはヨーロッパでの生活を夢見ていた。二人はそんな将来を夢見て結婚したはず。しかし、結婚7年目のいまでは家事と子育てに追われる日々、夫は会社の社員として単調な日々を過ごしている。それはそれで、ごく普通に家庭の姿のようだ。
 ただ、幸せの中にあって夢は失われてゆく。このままでいることへの失望感が妻には我慢できなかったのだろう。ある日、二人は口論となったものの、そこで壊れかけた夫婦の絆を取り戻したのは、やはり“夢”。パリへの移住・・・はたから見れば無謀な計画も、二人の意見は一致している。移住して何が変わるのか?といった疑問もお構いなしのようだ。今の生活と秤にかける価値があるということか・・。
 しかし、偶然訪れた夫の出世話に妻の妊娠。めでたい話も二人には苦渋の決断となってしまう。現実を見るフランクに、理想を追い求めるエイプリルの決断は・・・。理想と現実という誰しも通るであろう人生の岐路。どこにでもありそうな夫婦の姿に、深く考えさせられる。互いの想いが伝わってくるだけに、悲しい結末に言葉を失う。幸せな人生とは・・・夢を追いかけるとは・・・。幸せを求めることに他の選択肢はないものだろうか。 (u_u。)


評価:moon1

感染列島

Kansen 救命救急医・松岡の診た患者が、急変して運ばれてきた。原因不明のまま次々と似た症状の患者が搬送されてくる。世界保健機関のメディカルオフィサー・小林栄子が事態収拾のために派遣されてくるが、感染は全国に拡がり始めていた。

 未知のウィルスがパンデミックを起こしたなら、その時、何ができるのだろう。ウィルス感染の恐怖と、世界に与える影響をシミュレートしたパニック・ムービーである。物語の舞台となるのは日本であり、新型インフルエンザの発生が懸念される昨今、あながちフィクションには思えず恐ろしいかぎり。これが現実のことならば・・決定的な治療法はなく、多くの人が死にいたるらしい。病院へ押しかけパニックに陥る人々や、封鎖された街から逃れようとする者。思えば個々の行動が最悪の事態を引き起こしたのかもしれない。しだいに交通や経済など、国家としての機能が麻痺してゆくあたり、まるで日本がウィルスに蝕まれるかのようだ。
 ドラマとしては、戦場のような医療の現場で懸命に治療を行う松岡たちと、WHOから派遣されてくる小林とがどう立ち向かうのか見どころ。はじめは小林のクールな対応に、医師たちが対立してしまうという場面も。まあ、医師や看護士、感染者に家族それぞれにドラマがあるわけで、いずれも死が絡む重いエピソードである。そのなかで物語としてのメインは、松岡と小林との関係についてであろう。なにやら過去を匂わせ、医療に対する考えの違いが二人を隔てている。どちらが正しいともいえないが、国家的な危機に際して大きな問題ではなくなっている。個々のドラマは楽しめるものの、純粋に感染の恐怖は伝わらないかも。彼女のメッセージも重くは受け止められないのが残念である。
 結局、未知のウィルスにたいして人間の力はおよばない。それでも、医療の現場で小林や松岡の熱意が伝わったように、人の絆に希望を見いだせるのだろう。それにしても、ウィルスも人を介して広がってゆくあたり、何の因果か皮肉なものである。 (u_u。)


評価:moon2

007 慰めの報酬

007 任務を共にした女性ヴェスパーの死に、愛と裏切りを知ったボンド。彼女を操っていた組織を執拗に追いかけ、環境保護団体の幹部グリーンの存在を突き止めた。しかし、天然資源をめぐる各国の思惑から、危険視されたボンドは孤独な戦いを続けることになる。

 ダニエル・クレイグの新生ボンド2作目は、冒頭からいきなりのカーチェイスにくぎ付けとなった。前作『カジノ・ロワイヤル』から続くエピソードは、スリリングなアクションの連続である。すっきりしないエンディングにもやもやとしていたところ、やっと吹っ切れた感じだろう。今回はシリーズ初の続編でもあり、お約束のパターンとはなっていない。まあ、2年も経ってしまっただけに、登場人物やボンドの行動を理解するには、前作をおさらいしたほうがよさそうだ。これは愛する者を失い、心に傷を負った男がOO要員として成長する物語なのである。主人公の内面が描かれて、これまでのクールなイメージが違ってみえてくる。
 そして前作から続く物語は、混沌とした世界を浮かび上がらせる。テロリストに反政府軍、環境保護団体にCIA。天然資源をめぐる思惑がからみ、各国の諜報部員が暗躍し、犯罪組織とさえ取引を行っている。もはや善悪では分けられない世界のようだ。もっとも、007も暗躍する一人であろう。しかし、悪党には容赦しないようで、ボスであるMの忠告もお構いなしに、突っ走るボンドが見ていてかっこいい。彼を突き動かすのは復讐心なのか?支援を受けられず孤独な戦いを続けることになる。もちろんボンド・ガールも登場するわけで、ともに傷を負ったもの同士の葛藤が見どころ。
 ドラマとして面白い展開となるが、もちろんアクションも期待を裏切らない。前作以上に陸海空と怒涛のアクションを楽しませてくれるわけで、秘密兵器やボンド・カーは登場しないものの十分に面白い。そこには、いたるところに過去の作品がフィーチャーされて、『007』の原点なのだと感じさせる。
はたして、ボンドは心の傷を癒せただろうか? 冷酷な暗殺者に熱い心を見るようで、シリーズを振り返りたくなった。 ヾ(*゚A`)ノ


評価:moon1

チェ 28歳の革命

Che 若きアルゼンチンの医師エルネスト・ゲバラは、カストロ兄弟と出会い独裁政権に苦しむキューバでの革命を志す。わずかな同志で始めた武力闘争は、やがて大きな波となりゲバラは革命の中心にいた。

 キューバ革命の英雄“エルネスト(チェ)・ゲバラ”の半生を描いた、スティーヴン・ソダーバーグ監督による2部作の第一弾。革命家として名前こそ知っていても、その実像については知らないことが多いものである。なんともドラマチックな波乱の人生ではないだろうか。82人の同志で海をわたり、戦闘で生き残ったのは12名だという。外国人であり医師でありながら、やがて革命の中心を担う人物になる。今作では、カストロ兄弟とともに革命を成し遂げるまでを、ドキュメンタリー風に描く。ゆえにドラマ性に欠けるようで、武勇伝を見るということではないようだ。断片的なシーンで、彼の言葉だけが重く伝わってくる。
 それにしても、なぜに今“チェ”なのだろうか。彼は世界中で愛される革命家と言われる。ベニチオ・デルトロが演じるゲバラはもとより、純粋に思想や生き方はかっこいいし、肖像がシンボリックに扱われるのもうなずける。いっぽう、武力闘争は多くの犠牲も伴ったわけで、善悪だけでは語れない釈然としない部分も感じられた。もっとも、一国の革命だけで戦いは終わっていない。その後の戦いのほうが苦悩ではなかっただろうか。ときおり挿入される国連での演説シーンに、彼の求めた理想の世界が見えてくる。自由を掲げる大国に、搾取されるラテンアメリカの窮状。そこで独裁政権に虐げられる民という、どこか矛盾した世界を指摘している。資本主義がもたらす影の部分なのだろう。
 彼は本当に世界を変えるつもりだったのか?すべてを捨てて国を後にしている。そのことは第二弾『39歳 別れの手紙』で描かれるわけで、手紙の真相が気になり最後を見届けたいと思える。今だからこそ手紙の意味を受け止められるのだろう。
彼の死後、まだ世界は変わっていないかもしれない。時代を超えて伝わるメッセージに、身につまされる思いがした。自由の意味、どこか履き違えていないだろうかと・・・。 \(*`∧´)/


評価:moon1

「日本インターネット映画大賞」に参加

2008年を振り返って、折角なので今年も「日本インターネット映画大賞」『外国映画部門』に
参加します。
まあ、すべての作品を観れていませんし、私が観た作品のなかでの評価ですので、
偏見があるかもしれませんがご了承願います。´ω`)ノドモ
『日本映画部門』については鑑賞数が少ないので不参加です。
 


 ・選出作品は5本以上10本まで
 ・持ち点合計は30点
 ・1作品に投票できる最大は10点まで

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『 外国映画用投票フォーマット 』

【作品賞】(5本以上10本まで)
  「最高の人生の見つけ方    」 8  点
  「 ダーク・ナイト         」  8  点
  「 スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 」  4 点
  「エリザベス ゴールデン・エイジ  」  4 点
  「 インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国 」  2 点
  「 大いなる陰謀       」    2 点
  「 奇跡のシンフォニー  」    2 点
 
【コメント】
大作の少なかった08年ですが、バラエティに富んでいて楽しめました。印象に残る作品も多かった
ようです。ベテラン俳優の活躍が目立っていますね。
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【監督賞】              作品名
   [ クリストファー・ノーラン  ] (「ダーク・ナイト  」)
【コメント】
全編にさりげなく散りばめられたテーマが、見事にまとめ上げられています。ヒーロー物の
娯楽作品の域を超えていますね。

【主演男優賞】
   [ ジョニー・デップ   ] (「 スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師  」)
【コメント】
ミュージカル挑戦で新たな一面を魅せてくれました。狂気の演技にはいつもながら
感心します。

【主演女優賞】
   [ ケイト・ブランシェット ] (「エリザベス ゴールデン・エイジ 」 )
【コメント】
2度目のエリザベス役で晩年までを見事に演じきりました。

【助演男優賞】
   [ ヒース・レジャー   ] (「ダーク・ナイト  」)
【コメント】
鬼気迫る演技は主役より目立っていますね。惜しまれます。

【助演女優賞】
   [ ケイト・ブランシェット ] (「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国  」)
【コメント】
イメージを変えてのアクション映画。重厚でありながらコミカルな悪役ブリが、作品を引き立てています。

【新人賞】
   [ 該当なし      ]

【音楽賞】
  「 奇跡のシンフォニー  」
【コメント】
いろんなジャンルの音楽が映像と一体になって飛び出してくる。音楽の素晴らしさが
伝わる、まさに奇跡のシンフォニー。
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【勝手に○×賞】
   [企画賞    ] (「ドラゴン・キングダム  」)
【コメント】
二度と共演はないかも・・・カンフー映画ファンの夢?実現です。
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ミラーズ

Mirror_2 同僚を誤って射殺した元刑事のベンは、職を失い家族との絆も危うい。再起をはかろうと、ある廃墟の夜警の仕事に就いた。そこには何故か磨かれた巨大な鏡があり、何かの存在を感じとったベンは、しだいに不可解な現象に悩まされてゆく。

 もはや24時間戦う男のイメージが定着(?)した、キーファー・サザーランド主演のスリラー作品。職務中の事故で同僚を射殺してしまった男は、酒に溺れ、家庭も失いかけている。再起を図ろうと職を探す彼は、ある廃墟の夜警に就いた。過去を背負った人物設定からしてドラマを期待するところ。そして、舞台となるのは火災によって大勢の死者を出したデパートという、いかにも何か出そうな雰囲気である。やがて廃墟のなか、鏡に映るおぞましい光景に悩まされてゆく。
 ベンの見たものは幻影なのか、怪奇現象なのか?といった謎もさることながら、どこか不思議な鏡に映る世界である。そこに映るのは本当の自分だろうか?心を映すならば・・という、もしもの世界がフィーチャーされる。身近にあるアイテムが恐怖心を煽るのである。前任者の死や廃墟の過去、謎を秘めたストーリーはまるでJホラーのよう。謎を探るうちに、鏡に纏わる忌まわしい過去が明らかになってゆく。謎解きもからめて意外な展開を期待するところだが、ホラー映画の定番すぎる内容が残念だ。
 鏡の中にいる存在はなにか?やがて家族にも危害が及びはじめる。思えばいたるところに鏡が溢れている。鏡から家族を守るため、ベンは家中の鏡を取り外しているあたり滑稽だろう。しかし、姿を映すのは鏡だけではなく、濡れた床やドアノブといったあらゆるものに映っていることに恐怖する。
 精神的に追い詰められたベンは、家族を守るためなら法を犯し、ことの発端の人物エシカはどうなったのかも気になる。最後はJホラーのような雰囲気が一変、アクションを交えたアメリカンな展開。強引なストーリーはまるで某TVドラマのよう。不死身のジャック・・いや、ベンの活躍が見られそうだ。まとまらないところが、なんとも脱力感を覚えた。まあ、すべてが解決したかに見えたエンディングに、一ひねりあって余韻を残している。不思議な物語として観られるのではなかろうか。劇中のショッキングなシーンが脳裏に残って、鏡をつい覗き込みたくなるかも。
ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ

評価:moon3

HAPPY NEW YEAR!!

taurus当Blogにお越しの皆様、今年もよろしくです。

またしても1年が始まるわけで、昨年を振り返ってみます。
気がつけば観た映画の本数は若干減っていました。作品自体
が減っているというハリウッドの諸事情もあるのでしょう。
乱発されるのも困りものですけどね。
質のよい作品を期待したいものです。
そして、邦画の勢いを感じます。新しいモノが観られそうで
期待するところ。これも本数よりも質を追求してほしいですね。
今年もリメイクにひさかたの続編という流れは続くようです。
それもアリですが、映画界もchangeできるか注目です。

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