レボリューショナリー・ロード /燃え尽きるまで
郊外の住宅地に住む若い夫婦、ウィラー夫妻の幸せな生活の中、よぎる疑問。はたして、いま本当に幸せなのか?どれほど愛し合っているのだろうか?夢を追いかけ、現実の壁に阻まれたとき、幸せを求める二人の決断とは・・。
はたして、今は幸せなのか?ふと人生を振り返った時、湧き上がる疑問、普通の人生に埋没することへの不安。夢と現実の狭間で葛藤する、ある夫婦の物語である。フランクとエイプリルのウィラー夫妻は、郊外に家を買い、二人の子供に恵まれ幸せに暮らしている。はたから見れば完璧な夫婦。でも、そんな夫婦にも満たされないものがある。渇望するものは“夢”だろうか。
誰しも夢は抱くものだが、目の前の現実と秤にかけているはず。かつてエイプリルは女優になる夢を抱き、フランクはヨーローッパでの生活を夢見ていた。二人はそんな将来を夢見て結婚したはず。しかし、結婚7年目のいまでは家事と子育てに追われる日々、夫は事務機会社の社員として単調な日々を過ごしている。それはそれで、ごく普通な家庭の姿のようだ。
ただ、幸せの中にあって夢は失われてゆく。このままでいることへの失望感が妻には我慢できなかった。ある日、二人は口論となり、互いに心の内の不満を吐き出した。そこで壊れかけた夫婦の絆を取り戻したのは、やはり“夢”。突然にエイプリルはパリへの移住を提案した。はたから見れば無謀な計画も、二人の意見は一致している。パリに移住して何が変わるのか?といった疑問もお構いなしのようだ。今の生活と秤にかける価値があるということか・・。
しかし、偶然訪れた夫の出世話に、妻の妊娠。めでたい話も二人には苦渋の決断となってしまう。現実を見るフランクに、理想を追い求めるエイプリルの決断は・・・。理想と現実という誰しも通るであろう人生の岐路。どこにでもありそうな夫婦の姿に、自分を投影してしまうかも。互いの想いが伝わってくるだけに、悲しい結末に言葉を失う。幸せな人生とは・・・夢を追いかけるとは・・・。幸せの条件に他の選択肢はないものだろうか。 (u_u。)
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