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幸せの1ページ

Shiawase 人気の冒険小説家アレクサンドラは、引きこもって何年も家を出ていない。そんな彼女が、小説のネタを探して孤島で暮らす学者ジャックにメールを送った。ある日、ジャックの娘・ニムから、物語のヒーローに助けを求めるメールが届く。アレクサンドラはニムを救うため島へと旅立つことに。

 ウェンディ・オルーの人気児童書を映画化。引きこもりのベストセラー作家と、南の孤島で父親と暮らす少女の出会いを描いた冒険コメディ。ジョディ・フォスターにジェラルド・バトラー、さらに子役で注目されるアビゲイル・ブレスリンが共演。ジェラルド・バトラーの二役に、ジョディのコミカルな演技もみどころ。しかし、物語は笑ってよいのか、泣かせるのか?唐突な展開にせっかくの演技が台無しのようだ。何かかみ合わないのが歯がゆい。もとが児童書ゆえに、子どもの視点では伝わらないところも多いのだろう。少々、退屈に思える。
 でも、物語はいい話である。海に出て帰らぬ父を待つ少女と、遥か彼方のSOSに応えようとする小説家の出会い。そこには互いに成長する必要があった。アレクサンドラは対人恐怖症に、外出恐怖症、潔癖症と外部との接触を拒んでいた。そんな彼女が冒険小説で描くヒーローは、自身とはまったくかけ離れた存在。それは彼女が思い描く理想の男性なのだろう。母親のいないニムにしても、ジャック以外の人を避けている。楽しみはアレクサンドラの冒険小説であって、主人公が憧れの人物となっていた。孤島で暮らすことも、ある意味で引きこもりかも。立場や環境は違っても、他人との関わりを避けてきた二人の出会いがもたらすものは・・。
 家から出ることさえ困難なアレクサンドラは、勇気を振り絞っての大冒険である。そして嵐の中を無茶する姿は小説のヒーローさながら。しかし待ち続けるニムのもと、たどり着いたのは夢見るヒーローではない。それが現実・・・。夢の世界を抜け出すには、ときに冒険しなければ始まらないこともあるだろう。はたして、二人の出会いは何かを変えただろうか。それが幸せの始まりかは分からない。でも、新たな1ページ目を描くには、一歩踏み出すことが必要なのだろう。   ┐(´-`)┌


評価:newmoon


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Posted by: みんな の プロフィール | September 15, 2008 at 11:40 AM

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