300本目!
ついにレビュー記事が300回!
とおもってよく数えたら
実は 305回でした。 ┐(´-`)┌トホホ・・・
改めて
祝・305回!
我ながら、よく続いたものです。
振り返れば、いろんな映画を観たものです。
映画はその時代を反映していたりします。
これからも、どんな作品と巡り合えるのか
楽しみであります。
ついにレビュー記事が300回!
とおもってよく数えたら
実は 305回でした。 ┐(´-`)┌トホホ・・・
改めて
祝・305回!
我ながら、よく続いたものです。
振り返れば、いろんな映画を観たものです。
映画はその時代を反映していたりします。
これからも、どんな作品と巡り合えるのか
楽しみであります。
使徒と戦いに葛藤する、ヱヴァンゲリヲンのパイロット碇シンジ。そんな折、新しい仲間として式波アスカが2号機とともにやってきた。環境の変化に戸惑いながら、心をかよわせてゆく3人の少年少女。しかし、過酷な戦いにシンジは激しい感情を呼び醒ます。
前作の予告篇に興味をそそられながら、かなり待たされた感もある第2部がついに公開。いまだ各種のメディアやパチ○○など、なにかと熱い?・・作品だけに、今後の展開は要注目である。前作の第1部ではTV版の再構成といった内容だったが、今回は設定からして違っていて驚いた。まさに既存の概念を『破』るといったところだろう。それゆえに、新たに起こされたシーンがほとんどで、新鮮な驚きと劇場版ならではの迫力ある映像で迫る。そのあたり、ビジュアルがリファインされた使徒は不気味さも倍増して、エヴァとの戦闘シーンは圧巻だ。このシリーズはリメークではないらしく、知っているエピソードが微妙に違ってくるあたり、結末も違うことを暗示しているのだろう。もっとも、以前の劇場版に同じく、ヱヴァンゲリヲンならではのお楽しみでもある。
物語は、なぜか改名された式波・アスカの登場でひと波乱、3人の活躍、そして変化が描かれている。大まかにはエピソードは変わっていないわけだが、それぞれの立場が違ってきているのがミソだろう。そこに新キャラの真希波に、TVにはない仮設5号機が登場している。でも、真希波は冒頭と終盤での登場ゆえに、物語には深く絡んではいない。謎めいた言動に次の役回りがとても気になる。さらに、劇中の最後に渚カヲルが登場するわけで、物語は早くも佳境へと入ってしまうのだろうか。意味深なセリフを残しつつ第2部はEND・・・。
これでは、まるで予測不可能!次回のタイトルは『急』だけに、その意味をなにやら思案してしまう。またしても謎は深まるばかり、先の読めない展開に心の準備をしなければ。かつての内容をお浚いするつもりが、すっかりEVAに侵食されてしまいそうだ。 (・_・)エッ....?
評価:![]()
過去の記事:ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
オートボットとの戦いに敗れた悪のトランスフォーマー“ディセプティコン”は、キューブの破片を手に入れ、司令官メガトロンを復活させた。彼らの復讐が始まり、大学での新生活を始めたサムは、再び人類の命運を賭けた戦いに巻き込まれてゆく。
まだ、戦いは終わっていなかった・・・。悪の金属生命体ディセプティコンとの戦いから2年、再び人類への脅威が迫る。驚異のビジュアルで楽しませてくれた前作から、さらにスケールアップし、多様なトランスフォーマーが登場している。今回は怒涛の変身合体に、またもや驚かされた。
あの戦い以降、一見平穏な世界では、人知れずディセプティコンの残党との戦いが続いていたという。今ではNESTと呼ばれる精鋭部隊が組織され、オートボットたちと協力して戦っている。しかし、政府はトランスフォーマーの戦いは人類とは無関係として、NESTの活動も停止されてしまった。残念ながら人類とトランスフォーマーの関係は、良い方向へは向かっていなかった。
そんな事とはいざ知らず、大学に進学することになったサムは、新しい生活をエンジョイしようとはりきる。もっか彼の悩みは、ガールフレンドとの遠距離恋愛。普通の少年に戻ってしまったところがサムらしい。バンブルビーとも別れなければならず、こちらの関係も変わろうとしている。そんな折、起こった世界の危機である。サムがまたしても重要な情報を握ってしまうあたり、飛躍したところも。まぁ、何でもありの世界だが、前作からの流れが面白く、シリーズ物ならではの楽しみ方ができる。そして、相変わらずどうなっているのか分からない映像に酔いしれることになった。なんか観ていて疲れを感じてしまうかも。
物語の中、今回明らかになるのは、人類とトランスフォーマーは遥か昔から深くかかわってきたということ。すでに人知れず共存していたのだろう。古代の遺物がトランスフォームするとは意外なところ。サムたちは、またもディセプティコンを撃退したわけで、もはや互いに必要な存在かもしれない。もっとも、戦いは終わらないようで、この次はサムやオートボットたちがどう変化しているのか楽しみである。 (゚0゚)
評価:![]()
64年前に祖母が祖父に宛てた手書きの楽譜が、なぜかアメリカから届けられた。その理由を知るために、倉本いずみは当時の潜水艦乗員・鈴木の元を訪れた。鈴木の語る話に、楽譜に込められた想いを知ることになる。
タイトルからは想像できなかったが、これは少々目線の違う戦争映画である。日本海軍の潜水艦と米駆逐艦の息詰まる攻防が描かれ、まるで大戦中の1シーンのような戦闘がみどころ。映像も雰囲気がでていて、双方からの視点で臨場感がある。劇中のほとんどは一対一の戦闘となり、何ともマニアックなものだろう。それゆえに、背景にあるドラマ部分が薄いのは気になるかも。戦時中のちょっといい話という内容にも、感動するのには、ちょっと物足りない。
ドラマとしては、イ-77の艦長である倉本の人柄が、つらい戦いの中で乗員の希望となっている。軍人らしくないキャラに違和感もあるだろう。でも、モデルとなった人物がいるらしく、当時の艦長たちはこうだったろうかと思うと、戦争にも違った面が見えてくるようだ。終戦間際で本土への脅威が迫る中、潜水艦は最後の砦である。さらに、倉本は潜水艦乗りは自由だと語るものの、乗員の命を預かる責任も感じていた。イー77には人間魚雷《回天》が搭載されていても、使おうとしないのは軍人としての誇りなのだろうか。死ぬために戦っているのではなく、生きるための戦いだと言い切るあたり、共感できるのだろう。
倉本と米駆逐艦の艦長スチュワートは、互いに難敵と認め、誇りをかけた戦いを繰り広げることとなる。倉本は魚雷も酸素も尽きかけるなか、奇抜なアイデアで難局を乗り越えてゆくのは痛快だ。そこで『真夏のオリオン』の楽譜が、戦闘中の駆け引きで敵艦の艦長の手に渡っている。少し無理があるところだが・・・ちょっといい話である。これは、親友の妹、志津子が倉本に送ったお守りの楽譜であって、込められた思いを読み取れる。オリオンは冬の星座で、夏には夜明け前に現れるという。詩的で意味深なメッセージ、戦時中での立場を超えて伝わる想いに救われるだろうか。 (ρ_;)
評価:![]()
2018年、軍事コンピューター“スカイネット”が引き起こした核戦争から10年後、機械軍と人類の戦いは続いていた。抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーは記憶を失くしたマーカスという男と出会うが、彼は半分が機械化されたターミネーターだった。
かつてアーノルド・シュワルツェネッガー主演で大ヒットしたSF作品が、ついに新シリーズとして再起動。ここで描かれているのは、未来を予見した前3作品で「審判の日」と呼ばれる核戦争後のエピソードである。機械軍と人類が戦う2018年の世界では、ジョン・コナーは抵抗軍の一部隊を率いており、そのカリスマ性で部下の信頼も厚い。しかし、前線で戦う彼らと司令部では意見が対立するあたり危うい。いっぽう、スカイネットも人類抹殺の手段を思案中というのが、この作品での時代背景となっている。スカイネットの暗殺リストで2番目のジョンにとって、本当の戦いはこれからというところだろうか。
まぁ以前から垣間見ていた未来の戦争は、想像を超えたハードな世界のようだ。作品としても、コメディ部分も楽しめた前作にくらべて、とてもシリアスな内容となっている。もっとも、人類の存亡をかけた戦いの真っ只中ゆえに当然か・・。毎回スケールの大きなアクションが見どころだったが、もはや機械軍との戦争は、ド迫力の映像に圧倒されるばかり。巨大なものからバイク型など、多種多様なターミネーターの登場が面白い。そして、半分が機械という謎の男マーカスの登場が戦いの鍵を握る。彼は意思をもった機械なのか?機械の体を持った人間なのか?敵か味方か?その存在には、人間へと近づくターミネーターの進化が見える。前作ではあくまでもマシーンであると自覚していたシュワちゃんとは対照に、人間としての自覚を持っている。機械と人間とをつなぐ存在のようでもあり、彼のエピソードには風刺的なところも。
そして、若きカイルがジョンと出会うというエピソードに、過去との繋がりが見えてくる。最後には、やはり“あの男”が登場するというサプライズも!ただし今回の結末は曖昧で、マーカスの存在が意味するところ、どう次へとつながってゆくのか気になる。戦いの行方が見えないだけに次回作が待ち遠しいものだ。 (TωT)ノ~~~ I'll be back
評価:![]()
惑星連邦艦隊の士官候補生ジェームズ・T・カークは、成績優秀ながらトラブルばかりを起こしていた。そのころ、惑星バルカンの緊急事態に候補生たちも宇宙へと旅立つ。ひとり任務から外されたカークは、最新鋭戦艦・USSエンタープライズに潜り込むことに。
TVドラマや劇場映画にと、長らく続いてきた人気のシリーズ。すでに40年も続いているとは、壮大な歴史を網羅するには骨が折れそうだ。今回はシリーズの続編ではなく、「クローバーフィールド」のJ・J・エイブラムスによって新たな解釈がなされたもの。どうなることかと思ったら、過去のイメージは壊さずに、アクションや変化に富んだ映像が面白い作品である。
後にキャプテンとなる若き日のカークやスポック、お馴染みのクルーの活躍で地球の危機に立ち向かう。このときは士官候補生として未熟なカークが、過酷な冒険を経て成長してゆくという、まさに始まりのストーリー。マニア向けで敷居がたかそうなSF作品も、初めて観ても分かり易い。
物語は、未来から時を超えたロミュラン人がバルカン星を襲い、連邦艦隊が出動する事態となった。バルカン星はスポックの故郷であり、何やら未来でのトラブルが持ち込まれたということ。元祖スポックも登場するあたり、シリーズのファンも密かに楽しめる。そしてカークにとっても、この時代では父親の仇という因縁があるようだ。ロミュランの出現で過去は変わってしまったわけで、シリーズとは別の歴史を歩む、もう一つのスター・トレックなのである。
そこにはドラマとして、二人の出生に纏わる幼少期のエピソードも挿入されるのは注目だろう。破天荒なカークに、どんなときでも論理的な思考のスポックという対照なふたり。対立しながらも、やがて互いを認める友となる。この出会いが描かれているとは、これまでの人物像も違って見えてくるようだ。
まさに時代を超えて続くシリーズ、まだまだ夢を見せてくれそう。キャストもこれを機に若返ったわけで、新たな冒険を見たいものである。 ヾ(*゚A`)ノ
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ワシントン・グローブ紙の敏腕記者カルは、ある殺人事件を追いかけていた。そのころ、友人で国会議員のコリンズは不倫スキャンダルの渦中にいた。コリンズのもとで働く女性職員が地下鉄で自殺したのだ。カルは二つの事件につながりを見つけ、背後に潜む陰謀を突き止めていく。
事件を追いかける新聞記者が、裏側にある深い闇を暴いていくサスペンス。リアルな陰謀モノの作品として見ごたえのあるドラマが展開する。もとはイギリスで大ヒットしたテレビドラマということ、次第に明らかになってゆく事件の全容、状況のかわってゆくそれぞれの立場が面白い
なかでも主人公カルに扮するラッセル・クロウが、いい味をだした中年男を演じている。近年の太った(?)役でも、いろんな顔を見せてくれるものだ。新聞記者のカルは、警察などにコネクションを持っていて違法な取材もやってのける。粗雑な感じだが、事件を嗅ぎつける勘の鋭さは随一なのである。
そこで、友人である議員コリンズの一大スキャンダルが世間を騒がせているなか、事件に疑問を抱きはじめる。はじめは自殺と思われていた事件は、他殺の疑いが浮上し、そこからさまざまな謀略や利権の構図が明らかになってゆく。
新聞の売上が第一の編集長に対して、真実を追求しようとする記者カル。そのせいで、せっかく掴んだ情報にも他紙に先を越されてしまう。明日の一面を飾るはずの大事件、〆切までのタイムリミットもせまっている。そのなかで、明らかになってゆく新事実に奔走するカル。この緊迫感は伝わってくる。
しかし、もとがTVドラマだからなのか?足早な展開に複雑に絡んだ人物相関、利権の構図は分かりにくいところも。はたして得したのは誰なのだろう。政治と利権に女性スキャンダル。なんだかよく聞く話に苦笑してしまう。報道されるものが全てではなく、人もまた表と裏の顔をもっているのだろうか。なにを信じるのか?真実がどこにあるのか?深い闇が見えそうで見えない。 ( ̄Д ̄;;
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宗教象徴学者のラングドン教授は、いにしえの秘密結社イルミナティの復活を探りローマへと飛んだ。そのころ教皇選出を控えたバチカンでは、4人の枢機卿がイルミナティに誘拐されてしまう。犯行を阻止するため、ラングドンはガリレオの暗号を解読する。
暗号に秘められた歴史の謎を解き明かす、宗教象徴学者のラングドン。今回、彼が挑むのはガリレオの秘密結社に纏わる謎である。ガリレオといえば宗教裁判が知られるところで、宗教と科学が対立する歴史的背景が興味深い。「この物語はフィクション・・」と念を押しているのがかえってリアルに思えるが、宗教と科学の対立は今も続いているのである。科学は神の領域に踏み込んでしまったというわけだろう。
物語は、かつて迫害をうけた科学者たちの秘密結社イルミナティが復活し、バチカンへの復讐を企てる。そこで使われようとしているのが、最新の物理学が創りだした反物質というシロモノ。莫大なエネルギーを生み出す半面、また強大な破壊力をもっている。これがイルミナティの手にわたってしまったという。
そして事件の舞台は、過去から時間が止まっているかのようなバチカンである。でも、警備システムにハイテクが使われているあたり異質な世界を感じられる。そんな中、新たな教皇を選出する儀式が行われる直前に、有力候補である枢機卿が誘拐されてしまう。殺害が予告され、さらに反物質の爆発するタイムリミットが迫る。ラングドン教授は、ガリレオの暗号からイルミナティの所在を追いかけてゆく。このとき行動を共にするのは、科学者のヴィットリア。彼女は反物質を創り出した責任を感じての行動だった。原作では父親が殺害されるという因縁があったわけで、彼女のエピソードが少ないのが残念なところ。科学の説明が薄くて、思想的な対立もぼやけてしまった。劇中では何かテロリストとの戦いのように見える。それでも次々に現れる謎に数々の難関、スリリングに二転三転する展開は目が離せない。
またしても歴史の闇を解き明かしたラングドン、それが真実かは神のみぞ知る・・だろうか。物語のなか一見すると相反するように見えて、過去と現在、信仰と科学が重なる部分が不思議で面白いものだ。すべての物事は二つの面を持っていて、天使にも悪魔にもなりえるということか・・。それにしても、昔の偉人たちは謎なぞがお好きなようだ。 (@Д@;
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世界を股にかけ、どんな依頼も完璧に遂行する暗殺者ジョー。自らが決めた厳しいルールに従い、この世界を生き抜いてきた。そんな彼は、バンコックでの4件の暗殺を最後の仕事と決めている。しかし、いつもと違う決断が思わぬ事態へと追い詰めてゆく。
華やかで危険、表と裏の世界が交錯する街バンコック。凄腕の暗殺者が犯した一つのミス、それは、引退前に芽生えた人間性だろうか。いつもと変わらぬ手はずを踏めば、何事もなく済んだはず。ルールを破ったことが自らを追い詰めることになる。
数ある暗殺者の物語にあって、少々ありがちなストーリーである。もっとも、この作品はパン兄弟によるセルフリメイクということ、人物の設定は変わっているようなので、もとの作品『レイン』と比べてみたくなった。
ここでは主人公であるジョーの変化が見どころで、冷酷な暗殺者である反面、不器用な優しさを見せている。二面性を演じるニコラス・ケイジが、何かいい感じだ。暗殺者としてのジョーが痕跡を消すためには、雇ったアシスタントさえ殺す非情さを見せる。今回の仕事で雇った男も殺すはずだった。しかし、なぜか殺しをためらい弟子として技術を伝授している。おかげで悪人を始末するヒーローと慕われるが、現実とのギャップに苦悩することになる。さらに、薬局で働く聾唖の女性フォンとの出会いが運命を変える。他人との関わりを極端に避けてきたジョーは、ある意味で言葉を失くした男だろう。対照的な世界にいる二人が出会い、孤独な心が通じ合う。恋の行方が気になるところで、二人の微妙な関係がおもしろい。ただし、裏の世界で生きている現実に切ない恋を見るようだ。せっかく期待させるドラマだったが、曖昧なままでは物足りない。その分アクションで見せるのだろう、緊迫のクライマックスへとつながってゆく。
暗殺者ジョーは、結果として自らに課していたルールをすべて破ってしまった。それは人間的な行為にほかならない。しかし、その後始末に自らケリをつけるとは、あくまで完璧な暗殺者ではなかろうか。二人の心に痕跡を残したことが、せめてもの慰めのようだ。 ( Д) ゚ ゚
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ライバル会社の新製品開発情報を入手した新進企業のCEOディック。彼はその詳細をつかむため、元MI6のレイを雇う。しかし、相手も元CIAのクレアを雇っていた。過去に遺恨のある二人だったが、じつは彼女はディックが潜入させたスパイだった
もはやライバル企業を蹴落とすためには手段を選ばないのか?ここでの新製品開発競争は、まさに戦争状態だ。新進企業の諜報活動は、盗聴にハッキング、さらにライバル企業へ元CIAを潜入させるまでエスカレート。連絡員として元MI6を雇う念の入れよう。まあ大げさだけど分かり易い構図。ジェイソン・ボーン3部作で脚本を手掛けたトニー・ギルロイの作品ということで、ハードなスパイ合戦を期待していたが、ちょっと違った。これはもう、ラブコメかも。
元CIAのクレアと元MI6のレイは仕事で鉢合わせ。二人は過去にただならぬ遺恨があるらしく、その関係は微妙な雰囲気だ。劇中では現在と過去の断片的なシーンが挿入されていて、互いに置かれた状況が変わってゆくのが面白いところ。企業や諜報部のいろんな思惑が絡んでいて、なにやら厄介な展開である。
二人は敵か?恋人なのか?最後まで油断できない展開が続いてゆく。まったくスリリングな関係だ。ただし、二人の掛け合いは言葉の応酬が説明じみて疲れるかも。さらに時間が前後する構成に混乱してしまう。やがてすべてが明らかになってゆく終盤、最後のオチにはちょっと脱力してしまった。できればもうひと波乱を期待するところ。
まぁ二人の関係が見どころの映画なので、その成り行きをたのしみたい。スパイの宿命ゆえに相手を信じられない、でも自分を理解できるのはスパイだけ。と、微妙な恋心が見え隠れしている。企業間の駆け引きと、男女の駆け引きとを絡めて描かれるなか、案外ありがちな恋人のようにも見える。それにしても、二人がスパイに見えないのは一流だからか?どこか詰めの甘さは元スパイだからか?そもそも誰が仕掛けた作戦なのだろうか。
騙し合いの結末に、残ったものは大人の恋・・・?スパイとしては失格かもしれないが、なかなかお似合いの二人だろう。 (´,_ゝ`)プッ
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