November 2019
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Recent Trackbacks

Categories

  • HOBBY
  • 日記・コラム・つぶやき
  • 映画・テレビ
  • 書籍・雑誌

『エンド・オブ・ステイツ』 

End_of3 かつて2度も未曾有のテロから救ったシークレット・サービスの英雄マイク・バニング。引退を考え始めたある日、休暇中の大統領を狙ったドローン攻撃を受ける。からくも大統領と共に危機を脱したものの、バニングはテロの首謀者として追われることに。

 

  『エンド・オブ~』シリーズ3作目となる作品。大統領から信頼の厚いマイク・バニングでしたが、今回はテロの首謀者としてFBIからも追われながらの孤軍奮闘です。英雄から一転して犯罪者として逃亡する羽目になり、違った展開が面白いです。まぁ、どこかで見たような感じもするけど、よくある陰謀のセオリーだろうか。
 このシリーズは、アクションもさることながらドラマ部分も楽しめるのがいいですね。心身ともにに限界を感じ始めたバニングですが、大統領には打ち明けられずにいます。そこに付け込まれた陰謀でした。それでも大統領との信頼は揺るぎないのが救いです。そして孤軍奮闘の中にも、バニングの父親が登場するなど過去も明らかになってきます。父親もただものではないですねぇ。
 人間関係も面白くなってきたのだけれど、さすがに4度目は無いですよね。

 

『ターミネーター:ニューフェイト』の感想

Tamineta 人類滅亡の危機は去っていなかった。メキシコシティの工場作業員ダニーのもとに未来から送り込まれたターミネーターが迫る。彼女を護るために未来からきた兵士が現れ、さらにターミネーターを倒すことに生涯を捧げるサラ・コナーの姿も。

 『ターミネーター2』の後の世界を描いた作品です。3と4や、その他の作品が作られていても、納得できる未来ではなかったのかもしれません。それにしても、ジョン・コナーの未来は作品によってだいぶ違いますねぇ。まさかの展開でした。そして、未来を変えても運命は変わらないということで、同じ展開だけれど再び歴史の無限ループに入ってしまうのか?まぁ、マシンが進化すれば必然の事態なのでしょう。
 今作ではキャメロン監督の再登板やリンダ・ハミルトンのサラ・コナーなど『T2』に続く作品という印象は強いですね。登場するターミネーターT800型は前作よりも人間を学んでいますし、未来の兵士はターミネーター化された強化兵ってわけで、マシンと人間の境界も曖昧になっているよう。前作よりも共存できる未来が垣間見えるけど、もはや予測不能ですね。

『ジェミニマン』の感想

Gemini 伝説的スナイパーのヘンリーは、課せられたミッションに疑問を抱き始めた。引退を決意したある日、自分の動きを読む、自分そっくりな凄腕の暗殺者に狙われる。

 果たしてどちらが強いのか?恐れを知らない若き自分と経験を積んだ今の自分。ここでは自身との対決が実現するかもしれないクローン技術の暴走が描かれています。最強の暗殺者には最強で対抗するってことだけれど、それが自身とは不思議なものです。互いに行動を読めるし、能力も同等とあって二人の間の不思議な感覚が伝わってきます。同じ画面で二人のウィル・スミスを観ているのも不思議な感覚ですね。
 近未来のSFではよくあるクローンの話だけれど、互いの心のやりとりが深いです。ヘンリーとしては、これまでの過去を反省するところもあって、若い自分(クローン)にたいして伝えたい思いがあります。年齢的に親子の対決のような感じで、ちょっとイイ話になってました。

『マレフィセント2』の感想

Marefisento2 オーロラ姫がアレステッドのフィリップ王子からプロポーズを受けた。これにより、妖精の暮らすムーア国とアレステッド国も一つになろうとしていた。しかし、結婚式の日に仕掛けられた恐るべき罠により、妖精界に危機が迫る。

 『眠れる森の美女』を悪役“マレフィセント”の視点で描いた前作に続く作品です。妖精たちと平穏に暮らすオーロラ姫が結婚することになり、育ての母であるマレフィセントの心中も穏やかではありません。なんたって前作で真実の愛を証明したのは自身でしたからねぇ。自立しようとする娘との心のすれ違いなど母子の物語としてはありがちですが、もはやマレフィセントは悪ではありませんね。
 今回は羽を持つ同じ種族も登場して何だか違う話になりそう。何者かの陰謀も加わって妖精界と人間は戦争へと進んでゆきます。おとぎ話の続きということで後付け感のある物語ですが、こういうifもアリですね。
 視点を変えると違った物語が見えてくるけれど、昨今の悪役目線が多いのが気になります。

『ジョーカー』の感想

Jyoka

 「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見るアーサー。街でピエロを演じて、母を助けながら細々と暮らす。しかし、信じてきたものに裏切られ、全てを失ったとき・・・・。狂気に満ちた悪のカリスマへと変貌してゆく。

 バットマンの宿敵“ジョーカー”誕生のストーリーです。アメコミのキャラを題材にしているけれど、シリアスで風刺的な感じもします。心優しきアーサーが悪のカリスマへと変貌する姿が描かれていて、一見して平穏なゴッサムシティも荒廃してゆきます。貧富の差が広がり、不満のはけ口を求める市民にとって、ある意味ダークなヒーローなのでしょう。
 ここで描かれているのは人の二面性のようです。笑わせているのか、笑われているのか?ピエロを演じる主人公をとおしてみえてくる社会の歪みのよう。何が正義かは視点が違えば変わってしまう。バットマンことブルース・ウェインとの接点も描かれていて興味深いところでした。
 これからは『バットマン』を見ても悪役ジョーカーに感情移入してしまい、憎めなくなってしまいそう。

『アド・アストラ』の感想 

Adastra 父親の背中を見て育ち、自らも宇宙飛行士となったロイ・マグブライド。しかし、父は地球外知的生命体の探査に出て太陽系の彼方で行方不明となっていた。ある日、父親が生きていることを知らされ、太陽系の生命を滅ぼしかねない計画に関わっていたという。

 

 近未来の宇宙探査を描いたSF作品です。行方不明の父親を追って遥か彼方の海王星への旅となりますが、リアリティーのある映像が見どころですね。リアルすぎるのか、ちょっと難解なところや説明不足なところがあって緊迫したシーンもイマイチです。ドラマも淡々とした展開になっていますね。そういえば、ロイが所属しているのは宇宙軍ですし、月面では謎の敵に襲撃を受けたりしてますから。何だか宇宙も平和ではないようですねぇ。陰謀の匂いもしますが、このあたりの事情もよくわかりません。
 もっとも、主人公が壮大な宇宙の旅のすえに見つけたものとは。父親との再会は希望か絶望か?精神敵な葛藤は深くて、人間の存在意義や邂逅など哲学的でわからないところです。精神世界の比喩としての宇宙の旅だろうか。結局、分かるような分からんような、なんだかモヤモヤする映画でした。

 

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の感想

Hollywood

 1962年のハリウッド。かつての西部劇スターのリック・ダルトンは人気も落ち目となり、いまは悪役ばかり。嘆くリックを支えるのは彼のスタントマンのクリフだけだった。ある日、リックの家の隣に新進気鋭の監督、ロマン・ポランスキーと女優のシャロン・テート夫妻が引っ越してきた。
 
 60年代のハリウッドと世相を描いた作品で、ディカプリオとブラッド・ピットの共演に注目です。まぁ、この二人の浮き沈みのドラマは淡々と描かれていて退屈に感じるところですね。それぞれに存在感があるだけに救われています。物語としては背景となる60年代の文化や当時の出来事を知っていれば、より楽しめたでしょうか。ベトナム戦争やヒッピー文化など、時代背景にピンと来ないところでした。
 そして、女優シャロン・テート殺人事件が物語に絡んできます。実際の事件ということで、これを知ってから見れば、作品の見かたも変わってきます。この作品を観るまで知りませんでしたから、大きな時代の転換点のようで60年代に興味を持てますね。
 あとは事件へ向かってタランティーノ監督らしいアクの強い演出が見られます。何だか普通っぽい作品と思ってたら、やってくれました。そして事件について事実とは異なるエンディングは、これがエンタメだからですよね。

『ワイルド・スピード /スーパーコンボ』の感想

Waisupi9 元FBIのホブスと元MI-6エージェントのデッカード・ショウが手を組むことに・・・。危険なウィルスと共に行方をくらませたMI-6エージェント、ハッティの保護を政府から依頼された。ハッティはショウの妹だという。しかし、肉体改造された戦士プリクストンが立ちはだかる。

 

 シリーズ9作目となる今作。ときに敵であり、共闘してきた強烈なキャラクターの二人が主役として登場です。ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムですから、かなり濃いですね。ゆえに二人のかけあいがコミカルすぎる気もします。シリーズは次第にスケールアップしているけど、物語もテロリストが敵になってきて、何だか『ミッション・イン・・・』のような感じにさえ見えますね。まぁ、カーアクションはもとより、肉弾戦ありとアクション好きにはたまらない作品です。
 今回はホブスのファミリーとデッカードのファミリーの複雑な事情が描かれていて、シリーズとしてはスピンオフのような内容です。ただし、カーマニアが喜ぶような名車や日本車の爆走シーンが無いのはワイルド・スピードらしくなく残念でした。新たなキャラも登場して今後は二つのファミリーの行く末が気になります。

『天気の子』の感想

Tenkinoko 高一の夏、離島から家出をして東京へ来た少年、帆高。あいにく記録的な長雨が続くなか都会を彷徨う。やがて怪しいオカルト雑誌のライターの仕事と居場所をようやく見つけた或る日、祈るだけで晴れにできる不思議な能力を持った少女と出会う。

 ありがちな日常のなかから、壮大なファンタジーへと繋がってゆく不思議な物語です。驚くような結末は、まさに新海ワールドってことですね。家出少年が辿りついたのは雨の降り続く街、異常気象に見舞われている東京が舞台になっています。そこで出会う「晴れ女」の少女との切ないラブストーリーだったりするけれど、社会のいろんな問題が垣間見えますし考えさせられます。
 しかし主人公の少年、帆高の事情はあまり語られていません。家出の理由も漠然としたものです。ごく普通の少年に見えるけれど、心の内は分らないものです。後半は暴走しまくりですからねぇ。もっとも、ここに登場するキャラクターたちは、皆いろんな事情を抱えているようです。変わらなければいけないと思いつつも変われない。実際は変わっているのかもしれませんが予測できない未来です。心と環境の問題が繋がっているあたり、風刺的でなるほどねって感じです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の感想

Supaidaman2 友人たちと夏休みの旅行中のピーター・パーカー。そこに元シールド長官ニック・フューリーが現れた。新たな脅威に備えて、スパイダーマンの力が必要だという。そのころヨーロッパの都市を自然を操るクリーチャーたちが襲い、異次元から来たヒーロー、ミステリオが戦っていた。
 
 『アベンジャーズ:エンドゲーム』後の世界。アベンジャーズ やアイアンマンの居ない世界はどうなるのか気になるところ。アイアンマンから後継者の指名をうけたピーターですが、学生ゆえに覚悟ができていないわけです。そんな中で現れたのが異次元から来たとミステリオというヒーロー。これで世界は救われると思いきや、何とも胡散臭いヒーローでした。
 今作でもヒーローと悪が表裏の存在のようで、ミステリオはアイアンマンの陰で生まれた悪ということですね。自作自演のヒーローはVRを駆使して戦います。何が現実か分からなくなるけれど、これが今どきの悪なのでしょう。なかなかの曲者でした。今回はピーターの活躍で事なきを得たけれど、事態は良からぬ方向へ進んでしまいました。次回はどうなるのか、まったく読めない展開になっていますねぇ。ピーターだけでは苦しい戦いになりそう。新たなヒーローたちの出番だろうか。

«『X‐MEN ダーク・フェニックス』の感想