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『ファースト・マン』の感想

Firstman アポロ11号の船長として人類初のミッションに挑むニール・アームストロング。数々の困難を乗り越えて迎えた月への旅だったが還れる保証はない。

 人類で初めて月面に降りたニール・アームストロングを本人や家族の視点で描いた作品です。アポロ計画については栄光の部分がクローズアップされることが多いですが、ここでは陰の部分を見るようですね。ファースト・マンとしての栄光のドラマには紆余曲折、生死の狭間を生きてきた一人の人間が見えてきます。娘の死、訓練での仲間の死。そしてミッションでは自らの死と向き合うこととなるわけです。月へのミッションが失敗したなら帰還することすらままならない。家族やニールの思いは如何に・・・。淡々と描かれていて、観る側の想像に任せられている感じです。
そして月へ降り立っての一言、
「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」
名言ですけどねぇ。いえいえ、ニールにとって凄く大きな一歩のようでした。

『メリー・ポピンズ リターンズ』の感想 

Meripopinzu 大恐慌時代のロンドン。バンクス家の長男マイケルは、3人の子を持つ父親となっていた。しかし、妻を亡くし家庭はうまくいっていない。さらに融資の返済期限が迫ていた。そんなある日、バンクス家に20年前と同じ姿のメリー・ポピンズがやってきた。

 なんと前作から半世紀ぶりの続編です。物語は20年後、バンクス家のピンチに再び現れた魔法使いのメリー・ポピンズってわけです 。続編とはいえ話はリメイクに近いかもしれません。両方を観れば楽しめる要素もあるようだけれど、なにせ昔の映画ですからねぇ。
 ここでメリーの使う魔法はアニメと融合した世界で描かれています。いま見ても斬新な表現ですが、その世界は子供たちに夢と希望を与えているらしい。一方で大人たちは厳しい現実のなかで夢見ることさえ忘れています。なにより真実が見えなくなって家庭をギクシャクさせていることにも気づいていない。そんな大人たちにこそメリーの魔法が必要なのでしょう。
 それにしても、ちょっと不思議な存在ですねぇ。派手な魔法は使わないけど、先生みたいに間違いを気付かせてくれるようです。

『TAXi: ダイヤモンド・ミッション』の感想

Taxi5 スピード狂の警官マロはマルセイユ警察へ左遷された。そのころマルセイユではスポーツカーを駆使した宝石強盗団が出没していた。マロは強盗団に対抗するために伝説のタクシーを手に入れようとするが、プジョー407の持ち主ダニエルの甥とタッグを組むことに。

 前作から10年以上たちましたが『TAXi 』シリーズが再始動です。これって5作目になるんですねぇ。舞台はお馴染みマルセイユ。でも主要キャストは新メンバーとなっています。警官マロはスピード狂で、間抜けなタクシードライバーのエディとコンビを組むという、これまでとは逆の構図です。笑いとカーアクションのノリで突っ走る作品で、シリーズものとしては前作を超えるものを期待したいところ。
 しかし、何だか物足りない。マルセイユ警察の超個性的な面々にも、ついてゆけない笑いの連続です。もちろん時速300キロのスーパーカーとのカーアクションは楽しめましたが、はたして前作を超えているのか?伝説の TAXiも10年前のままですからねぇ。まぁ、最後に大破しちゃってるし、次回は新型になるのでしょう。何も考えずに楽しめる娯楽作ですから、スピードとスケールアップを期待するところです。


『クリード 炎の宿敵』の感想 

Creed2 ついに世界チャンピオンとなったアドニス。彼に挑戦状を叩きつけたのは、試合で父の命を奪ったイワン・ドラゴの息子ヴィクターだった。ロッキーの反対を押し切って対戦するも、ヴィクターの反則によって鹹くも勝利する。結果に納得できない両者は再戦することに・・・。

 映画『ロッキー』シリーズの後を引き継いだ作品の二作目です。このシリーズではロッキーのライバルで親友だった、アポロの息子アドニスが主人公となっています。まぁ、スタローンの存在感が強いんだけど、今作ではチャンピオンになって、やっと主役になれた感じですね。とはいっても『ロッキー』シリーズを引きずるかたちで最強の敵ドラゴが登場しています。因縁の対決を再びってところで、展開も被ってますし懐かしいです。
 何でイワン・ドラゴが登場するかといえば、ロッキーに敗れて全てを失ったったようです。それを恨んでいて息子で復讐するというわけですね。アドニスにとっても父の敵討ちですからねぇ。それで世間が煽っても、意外にもロッキーは対戦に反対でした。あの時から何のために戦うのかを問い続けていたのでしょう。歳を重ねて言葉に重みが出てきたし、前シリーズを補完しているようです。

『アリー/スター誕生』の感想

Star 自分に自信がなく、歌手の夢を諦めかけていたアリー。バーで歌うアリーは、偶然に立ち寄った有名ミュージシャンのジャクソンと出会う。その歌声と才能に惹かれたジャクソンは、ライブでアリーに歌わせると彼女は瞬く間にスターダムへ駆け上っていった。

レディー・ガガ主演で描くシンデレラ・ストーリーです。ゆえに、ライブのシーンなど圧巻ですね。そのあたり、もっと見せてほしいところでした。本作の監督でジャクソンを演じるブラッドリー・クーパーも、イイ感じに多才ぶりを見せています。
 物語として栄光と挫折が描かれるのはありがちなところですが、二人がスターとしてパートナーとしての立場が交錯してゆくさまが心に響きます。それぞれに過去のしがらみから抜け出せずにいるけれど、進む未来も違ってゆきます。そして、互いを想うがゆえのすれ違いは最悪な結末となってしまうのは切ないです。
 それにしても、スター誕生の物語というよりも、ジャクソンの心の闇が深すぎます。アル中に薬中ですからねぇ。スターの悲劇のようです

『機動戦士ガンダムNT』の感想 

Gundam_nt U.C.0097年、『ラプラス事変』の騒乱は収束し、人知を超えた能力を示し戦った2機のフル・サイコフレームのモビルスーツは封印されていた。しかし、2年前に消息不明となったRX-O 3号機が地球圏に姿を現し、再び火種となってゆく。

 『機動戦士ガンダムUC』の後を描いた作品です。あの終わり方はモヤモヤの残るところで、その後の世界がどうなってゆくのか気になるものでした。劇中では前作の登場人物もときおり登場していて、前作との繋がりが垣間見えます。
 そして、ファースト・ガンダムより続くテーマであるニュータイプの意義や超常的な能力を発揮するサイコフレームなるメカは、どう帰結するのか注目でした。しかし、世界はさほど変わっていませんし、RX-O 3号機を巡ってサイコフレーム技術の争奪戦という事態になってゆきます。そのあたり3号機はオカルトチックなところもあって、どうなってしまうのかと思ったら、なんだか人知を超えた存在、人が扱うには危うい技術ということで落ち着いてしまった。全ては闇に葬られてしまうのか?壮大なテーマに一区切りではあるものの、やはりスッキリしないところです。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の感想

Fantabi2 捕らえられていた黒い魔法使い、グリンデルバルドが逃げ出した。魔法動物学者のニュートは、魔法学校の恩師ダンブルドアの依頼でグリンデルバルドを追ってパリへ向かう。しかし、心を操る敵を前に仲間たちに試練が訪れる。

 『ハリー・ポッター』以前の世界を描いた新シリーズ2作目です。魔法動物を愛するニュートが主人公ですが、シャイでおっちょこちょいゆえにハラハラさせます。動物に助けられたりするのが、彼らしいですね。今作では舞台をロンドンやパリに移して、ホグワーツ魔法学校や若きダンブルドア先生も登場するあたり、ハリポタの世界を強く意識させられます。ちなみにダンブルドアを演じるのはジュード・ロウでグリンデルバルドはジョニー・デップですから手強そうです。
 それにしても謎めいた物語は分かりにくい。まだまだ序章的な展開で伏線が盛りだくさんです。ニュートの仲間たちは黒い魔法使い側に引き込まれり、グリンデルバルドとダンブルドアの関係などの謎にモヤモヤしてしまいます。次の展開が気になるけれど、このシリーズも長くなりそうですね。

『ヴェノム』の感想

Venomu 敏腕記者のエディは、人体実験をしているという情報を得て〈ライフ財団〉の真相を探るなか、研究所で謎の物体に接触してしまう。それは凶暴な地球外生命体で、エディに寄生し一体化してゆく。

 スパイダーマンの宿敵「ヴェノム」を主役に描いた作品です。以前の作品では黒いスパイダーマン姿だったりしますが、ここではグロテスクな姿をしています。元はアメーバみたいな生命体ですから、初めて人間に寄生したヴェノム誕生の物語というわけです。
 そんな宿敵にも物語があって、その存在は善か悪か曖昧でグレーな感じですね。自己中かもしれないけれど、結果として仲間を裏切って地球を守ってますもの。寄生されたエディも取材のためなら突っ走る似た者同士のようです。宿主の力によってヴェノムの力も強くなるようで、最初はコントロールできなかったエディもヴェノムと共生するようになって能力にまんざらでもない様子。二人の掛け合いも笑えるところで、悪役にも感情移入できそう。とはいえヴェノムは人間を喰うモンスターですからねぇ。ダークなヒーローというには怖すぎです。
 


『イコライザー2』の感想

Equali2 タクシードライバーのロバート・マッコール。裏の顔は、元CIAのトップエージェントで自らの流儀で世の不正を裁く。ある日、友人で元上官のスーザンが何者かに殺された。独自に捜査したマッコールはCIA内部の関与に気づく。

 昼間は人の良いオジサンですが、夜は困った人を助けるヒーローです。しかも、元CIAエージェントとしての戦闘スキルで悪人には容赦ない制裁をしています。これは、もう必殺、仕事人のようですねぇ。
 今作は2作目となり、マッコールの過去に焦点が当てられています。どうしてエージェントを辞めたのか?表向きは死んだことになっているし、妻の死の真相も謎でした。そんな謎が明らかになるなか、元部下と対決することなります。まるで戦闘のよう。復讐に燃えるマッコールの戦いは凄まじいです。痛快を通り越して恐怖を感じますね。
 劇中では正義とは何か問われているようで、善と悪の狭間に揺れる若者を助けたりしています。もっとも、マッコールがエージェントに戻らないのは、世の悪人を許せないだけなのでしょうけど。過去を垣間見れて魅力的なキャラになったようです。

『プーと大人になった僕』の感想

Poo_2 100エーカーの森でプーと過ごした日々から数十年、クリストファー・ロビンはロンドンで忙しい毎日を送っていた。仕事に夢中で妻や娘との関係は危うい。そんな彼のもとに突然プーが現れ、いなくなった仲間を探してほしいという。

 『くまのプーさん』が実写化です。ここでは縫いぐるみと少年の話ではなく、森を離れ大人になったロビンとプーの物語でした。ロビンは大人になって、昔のことなど忘れてしまったようです。もっともロンドンには言葉を話す縫いぐるみなど居ませんし、ロビンは仕事に追われて家族ともギクシャクしています。まぁ、これが現実なのでしょう。
 プーがロンドンまで会いにきた訳は、森の仲間たちがいなくなったからという。仲間を探す旅は抽象的ですが、ロビンが失くした心の旅のようです。仲間たちもロビンが誰か分からなくなっていましたからねぇ。何が大切なのか?何所かゆとりのない大人たちへのメッセージが込められた映画ですね。ゆえに大人向けか子供向けなのか中途半端な感じがしました。はたして大人にとって喋る縫いぐるみは必要なのか?ときおり森に戻れたらよいのかもしれません。

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