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『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の感想

Jyura5 閉鎖されたテーマパーク〈ジュラシック・ワールド〉を大噴火が飲み込もうとしていた。世界では恐竜たちを保護するかで論争が起こるも一刻の猶予もない。元パークの責任者クレアはオーウェンと共に行動を起こすが、思わぬ事態に遭遇する。
 
 『ジュラシック・ワールド』の続編となる作品で、事故を起こしたパークと恐竜たちの、その後が描かれています。パークのある島が噴火の危機に直面して、恐竜たちは再び絶滅の道を辿ろうとしています。そこで遺伝子操作され生まれた大古の生物は保護するべきか?といった悩ましい問題となります。そんなときでも、いろんな思惑を持った人たちが群がってくるあたり、結局のところ身勝手な人間のエゴが見えてきます。
 ジュラシック・パークから続くシリーズを完結するような内容で、原作の発するテーマが強く読み取れます。ゆえにシリーズの中では恐竜の怖さより人間の怖さを見るような作品になっていますね。前半は噴火の中に飛び込むディザスター・ムービーのよう。クレアやオーウェンの島からの脱出にハラハラさせられます。そして無事救出された恐竜たちの末路に切なくなります。けして夢のある話ではないようで、むしろ人類の未来のほうが危惧されるかもしれません。


『ハン・ソロ/スター・ウオーズ・ストーリー』の感想

Hansoro 帝国の支配が強まるなか、自由を夢見て惑星コレリアからの脱出を企てたハンと幼馴染みのキーラ。しかし、脱出できたのはハンだけだった。月日が流れ、いつの日か宇宙船を手に入れるため盗賊に加わると、キーラとの意外な再会をはたすことに。

 エピソード4~6の主要キャラ“ハン・ソロ”の若き頃を描いたスピン・オフ作品です。ファルコン号や相棒チューバッカとの出会いなど、本編では語られないエピソードは興味深いですね。それにしてもチューバッカの年齢にはビックリ。
 そして、そこに至る前、幼馴染みのキーラとの惑星脱出などドラマがあります。パイロットになって迎えに行くはずが、彼女は犯罪組織の幹部になっているとは・・・。互いに生き抜く為には手段を選べないのですね。後にキーラはどうなってゆくのか気になりますが、本編にかかわってないのが残念。ちょっぴり切ない別れとなってしまいます。
 今作はスピン・オフとしてスター・ウオーズの世界を拡げています。登場するキャラやバックグラウンドでの繋がりも楽しめました。エピソード3からの繋がりは物足りないかもしれないけれど、まさしく遠い銀河のお話でした。

『空飛ぶタイヤ』の感想

Soratobutaiya 運送会社のトラックが起した交通事故。走行中にタイヤが外れ、歩道を歩いていた一人の主婦が亡くなったという。整備不良を疑われ、世間やマスコミのバッシングを受け追い込まれるなか、自動車会社の説明に納得できない社長の赤松は独自に調査を始める。

 自動車会社のリコール隠しを題材にした作品です。大企業内部の闇を見るようですが、「ある、ある!」と思えてしまうのは根深い問題だからでしょうか。ここでは社長の赤松だけが調査結果に疑問をもって戦っています。自分の会社と社員の生活が懸かっていますからねぇ。とはいえ、大企業を相手に一人で戦っても相手になりません。正論を言ってみても追い込まれてゆくあたり苦しい。
 結局のところ、自動車会社の内外から疑問に思った者たちによる蜂起という展開でした。
それぞれに事情があってのことですが、大きな力の前に苦境に立たされています。企業とは・・コンプライアンスとは何か?釈然としないですし、組織が変われるのか疑問をなげかけています。ここで企業内部の闇が明るみになり、赤松たちは救われたけれど立場が大逆転とまではいかないでは・・・。そう思えてしまう。

『メイズ・ランナー 最後の迷宮』の感想

Meizuran3 仲間の裏切りから謎の組織WCKDに捕らわれたミンホ。彼を救いだす為、トーマス達は輸送列車を襲撃するが、そこにミンホはいなかった。ミンホはフレアウィルスの抗体を作る実験台にされているという。トーマスはWCKDの本部ラスト・シティへ決死の潜入を試みる。

 3部作の完結編です。全ては繋がったストーリーだけど、それぞれ違う作品のような印象でした。1作目の迷路脱出から2作目のゾンビ世界、そして今回はハードアクションといったところでしょうか。ゆえに強引な展開も感じつつ、どういう結末を迎えるのか気になるところです。
 そして観終えて「最後の迷宮」ってサブタイトルが意味深ですね。1作目の迷路が象徴的に思えます。ここではウィルスによって人類が存亡の危機に立たされているわけで、生き残る選択肢のようです。レジスタンスはウィルスのいない孤島をめざし、WCKDはワクチンの為に人体実験を繰り返しています。しかも、全ての人を救おうと思っていないのは問題ですね。やがて、トーマスは抗体を持った希少な存在ということがわかるけど、事は遅し・・・。まぁ、それは彼の心の内に秘めておくのだろうか?もはや混乱した世界に出口は見い出せません。
 


『デッドプール2』の感想 

Deddopuru2 恋人とお気楽な日々を送っていたデッドプール。ある日、未来からやって来たマッチョな機械男ゲーブルが現れて、大きな事件に巻きこまれてゆく。そこで、特殊能力を持った奴らを集めた激ヤバチーム“Ⅹフォース”を結成して立ち向かう。

 お気楽で相変わらずのノリで戦うヒーロー?デッドプールの2作目です。前作はどうだったのか?ストーリーを忘れてしまいましたが、最早どうでもいいのかもしれません。何せブラックユーモアとパロディ満載の映画ですから。とはいえ、今作では恋人を殺され傷心のデッドプールです。自らも死を望むけれど、死なないのが彼の能力ですからねぇ。
 そこで使命感に燃え、ミュータントの少年を救うべくⅩメンに対抗してⅩフォースを結成しています。かなり特殊?な能力を持った面々を集めたものの、やっぱり・・・といった展開です。やりすぎ感も笑って流すくらいでないと楽しめませんね。ヒーローが活躍する昨今、シリアスな中に、こんな、おバカでお気楽なヒーローがいても、いいのかもしれません。仲間も増えたし、次もあるのか・・・


『万引き家族』の感想 

Eafletimg_r_l 高層マンションの谷間に佇む古い一軒家。治たちの家族4人が転がり込んで暮らしているものの、頼りはこの家の持ち主、初枝の年金だ。生活で足りない物は万引きで賄う日々。そんな社会の底辺にあっても笑いが絶えず、口は悪くも仲良く暮らしていた。

 カンヌ映画祭でパルムドール受賞作品です。ニュースにならなければ見過ごしてしまいそうな地味な作品ですが、現代社会の影を描いています。はじめは単なる社会の底辺にいる家族の話かと思っていたら違いました。物語が進むにつれて分かるのだけれど、彼らには血のつながりがないということ。それでいて本当の家族より絆が強く、貧しくとも笑いの絶えない理想的な家族の姿があります。
 まぁ、やっていることは犯罪ゆえに許されないけれど、彼らをこの境遇に追い込んだものは何か考えさせれます。底辺の生活から逃れることができず、もっとも訳ありで普通の生活は出来ないのかもしれません。それぞれに理由はあって家族との絆を無くした者同士なのでしょう。しかし、ずっと続けられる関係ではないわけで終わりも突然に訪れます。何だか釈然とせずに切なさだけが残る作品でした。

『ランペイジ 巨獣大乱闘』の感想

Ranpei_2 宇宙基地で事故が発生。製薬会社が密かに実験していたウィルスと共に地上に落下してしまう。それによって巨大で凶暴になった生物が街を襲いはじめた。巨大化したゴリラとは意思を通わせていた霊長類学者のデイビスは事態を収拾しようと奔走する。

 もはや怪獣ですね。遺伝子変異を起こした動物たちは巨大で、いろんな能力も身に着けています。登場するのはゴリラにオオカミ、そしてワニでしたがゴリラはキングコングでお馴染みだけど、オオカミとワニは他のDNAも入って違う生物のよう。当然、怪獣のように街を破壊しまくるわけです。
 これに対抗するのは霊長類学者で元軍人というデイビス。演じるのはドウェイン・ジョンソンですから、規格外の彼なら巨獣にも勝てそうな気がします。巨大化する前のゴリラとは手話で会話できたり、深刻な事態なのだけれど笑ってしまいそうなノリの映画ですね。軍が出動してもことごとくやられるなか、動物に詳しく強靭な肉体を持つデイビスの出番ですよ。3体の巨獣とのバトルの行方はどうなることか・・・。まぁ、楽しく観れました。いろんな問題を盛り込んでるけど、どうでもいいですねぇ。

『ラプラスの魔女』の感想

Laplace_2 離れた2つの場所で起きた怪死事件。どちらも自然現象による硫化水素中毒死と思われたが、刑事の中岡は二人の接点に気づき事件性を疑う。依頼を受けて調査に赴く大学教授の青江は計画殺人は不可能と断定するが、もしも自然現象を予知できたなら・・・

 東野圭吾のミステリー小説を映画化です。これから起きる自然現象を予知できたなら、計画殺人も可能なのか?といったミステリーだけれど物理学や医学的な話も入っていて、SF的にさえ思える異色作です。数学者ラプラスが提唱した「ラプラスの悪魔」をモチーフにした話で、全ての物質の力学的状態と力が見えて、解析できる能力をもった知性がいたら未来も見えるだろうと・・・。まぁ、振ったサイコロの目を当てることができるってことです。
 ここでは二人の「ラプラスの悪魔」が登場します。能力を偶然手に入れた者、自ら望んで手にした者。その能力を何に使うのかが問題ですし、人が持つべきものなのかといったところも考えさせられるところです。事件の背景と共に、それぞれの心の闇が明らかになってくるあたりミステリーとしては面白いですね。しかし、自然現象を操るがごとく予測するなんて人知を超えていますし、派手なエンディングはミステリーを超えているようです。


『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の感想

Abenjya3 ついに全宇宙の支配を目論む黒幕サノスが現れた。6つのインフィニティ・ストーンを集めて無限の力を手に入れようと目論む。これを阻止すべくアベンジャーズが集結するも苦戦を強いられ、全てのインフィニティ・ストーンをサノスは手にいれてしまう。

 ヒーロー大集合のアベンジャーズの物語は佳境に入ってきました。ヒーローそれぞれの物語との繋がりも楽しめましたが、アイアンマンから始まってだいぶ続きましたねぇ。今作では最強の敵が遂に姿を現しました。それにしても、強すぎです・・・。ヒーローたちがボロボロにやられてますもの。今作では冒頭から戦い続けていて、何だか観ていて疲れました。雰囲気も重いです。これでは、まるで悪役サノスが主人公のよう。
 もっとも、これまでもシリーズの中で問われてきた正義とは何か?サノスが云うには、増えすぎた宇宙の人口を減らさないと争いが起こり宇宙は滅びるというわけです。そこで宇宙を司るインフィニティ・ストーンの力で人口を半減させようってことです。それは大虐殺か?はたや救済なのか?ヒーローと悪は表裏の存在なのだろうか。
 何だか意外な展開に絶望感に襲われます。次回への前ふりにしてはキツイですねぇ。希望はあるのか、とても気になるところです。

『レディ・プレイヤー1』の感想

Player1 2045年、荒廃した世界に現れた仮想ネットワークシステム「オアシス」。人々はVR世界で願望を叶えることができる。ある日、創設者の遺言として世界に向けてメッセージが告げられた。オアシスに仕掛けられた3つの謎を解く、莫大な財産を巡っての壮大な争奪戦が始まる。

 何とも不思議な感覚の映画です。VR世界であらゆる体験が可能になった未来の話ですが、どこか風刺的ですね。VR世界ゆえに何でもありだけれど、この世界の権利を手に入れるための争奪戦はリアルでも行われてゆくわけです。しかも手段を選ばないあたり、VRとの境界は無いようなものかもしれません。
 そして、映像として面白いのは、この世界では映画やアニメキャラなど総動員ってなところです。スピルバーグ作品のみならず、メカゴジにガンダムまで登場にはシビレますねぇ。オアシスを支配しようとする企業と阻止するため立ち上がった少年たちの戦いは、VR世界での戦争となっています。近未来の話ですが、すでに実現しているところもあってかVRに映画にリアルの世界が一体になった感覚を覚えます。久しぶりに観た爽快な映画でした。

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