幸せの教室
仕事熱心なラリー・クラウンは、長年勤めたスーパーを突然リストラされてしまう。その理由は学歴だと知り、再就職のため大学に入学することに。新生活に希望を抱くラリーだったが、スピーチ・クラスの教師メルセデスは仕事への情熱を失っていた。
リストラされてもどこまでもポジティブな中年男のラリー・クラウン。いっぽう結婚生活が破綻して憂鬱な日々を過ごす女性教師メルセデス・テイノー。そんな二人の出会いが互いの人生を変えてゆくという、トム・ハンクスとジュリア・ロバーツの演じるいい大人の恋物語である。
ここでの主人公ラリーは、仕事熱心でやる気も人一倍なのだが何故か突然のリストラにあう。大学を出ていないと出世できないという理不尽な・・そして厳しい現実に直面するわけだ。当然ショックをうけて最初は落ち込んでいたものの、ラリーはやはりポジティブだった。再就職のために大学へ入学して必要なスキルを身につけようとしている。しかも若い友達もできて学生生活を楽しんでいる様子。これなら明るい未来を感じずにはいられない。そういえばラリーはすでに離婚しているわけだが、理由は語られていない。しいて言えばヒトがよすぎるのだろうか。
対照的に破綻した結婚生活を酒で紛らす日々のメルセデス。授業への情熱も失っていている。ゆえに人当たりもきつくなり、生徒の信頼も得られない。そんなこんなで二人が出会い、ラリーの前向きな姿勢に影響をうけてゆくことに。ラリーもクラスメイトから影響を受けていて、良いオジサンからイケテル良いオジサンになってゆくようだ。そんな彼を見て、クラスの仲間たちも前向きになっている。いい雰囲気の教室だろう。
メルセデスが自ら意味のない講義と言っていたスピーチは、ラリーを変えていたわけだ。さえない中年男が語るスピーチは皆をひき付ける。それはメルセデス自身が忘れかけていたものではなかろうか。なんだかちょっぴりいい話のようである。
そのなかで二人の関係はどうしてこうなるのかといった感じだった。成り行きは予想できるだけにひと波乱あってもよさそうだが、すんなり行きすぎかも。ラリーよりも変わったメルセデス先生から、一言スピーチを聞きたいものである。(* ̄ー ̄*)
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