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『ラプラスの魔女』の感想

Laplace_2 離れた2つの場所で起きた怪死事件。どちらも自然現象による硫化水素中毒死と思われたが、刑事の中岡は二人の接点に気づき事件性を疑う。依頼を受けて調査に赴く大学教授の青江は計画殺人は不可能と断定するが、もしも自然現象を予知できたなら・・・

 東野圭吾のミステリー小説を映画化です。これから起きる自然現象を予知できたなら、計画殺人も可能なのか?といったミステリーだけれど物理学や医学的な話も入っていて、SF的にさえ思える異色作です。数学者ラプラスが提唱した「ラプラスの悪魔」をモチーフにした話で、全ての物質の力学的状態と力が見えて、解析できる能力をもった知性がいたら未来も見えるだろうと・・・。まぁ、振ったサイコロの目を当てることができるってことです。
 ここでは二人の「ラプラスの悪魔」が登場します。能力を偶然手に入れた者、自ら望んで手にした者。その能力を何に使うのかが問題ですし、人が持つべきものなのかといったところも考えさせられるところです。事件の背景と共に、それぞれの心の闇が明らかになってくるあたりミステリーとしては面白いですね。しかし、自然現象を操るがごとく予測するなんて人知を超えていますし、派手なエンディングはミステリーを超えているようです。


『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の感想

Abenjya3 ついに全宇宙の支配を目論む黒幕サノスが現れた。6つのインフィニティ・ストーンを集めて無限の力を手に入れようと目論む。これを阻止すべくアベンジャーズが集結するも苦戦を強いられ、全てのインフィニティ・ストーンをサノスは手にいれてしまう。

 ヒーロー大集合のアベンジャーズの物語は佳境に入ってきました。ヒーローそれぞれの物語との繋がりも楽しめましたが、アイアンマンから始まってだいぶ続きましたねぇ。今作では最強の敵が遂に姿を現しました。それにしても、強すぎです・・・。ヒーローたちがボロボロにやられてますもの。今作では冒頭から戦い続けていて、何だか観ていて疲れました。雰囲気も重いです。これでは、まるで悪役サノスが主人公のよう。
 もっとも、これまでもシリーズの中で問われてきた正義とは何か?サノスが云うには、増えすぎた宇宙の人口を減らさないと争いが起こり宇宙は滅びるというわけです。そこで宇宙を司るインフィニティ・ストーンの力で人口を半減させようってことです。それは大虐殺か?はたや救済なのか?ヒーローと悪は表裏の存在なのだろうか。
 何だか意外な展開に絶望感に襲われます。次回への前ふりにしてはキツイですねぇ。希望はあるのか、とても気になるところです。

『レディ・プレイヤー1』の感想

Player1 2045年、荒廃した世界に現れた仮想ネットワークシステム「オアシス」。人々はVR世界で願望を叶えることができる。ある日、創設者の遺言として世界に向けてメッセージが告げられた。オアシスに仕掛けられた3つの謎を解く、莫大な財産を巡っての壮大な争奪戦が始まる。

 何とも不思議な感覚の映画です。VR世界であらゆる体験が可能になった未来の話ですが、どこか風刺的ですね。VR世界ゆえに何でもありだけれど、この世界の権利を手に入れるための争奪戦はリアルでも行われてゆくわけです。しかも手段を選ばないあたり、VRとの境界は無いようなものかもしれません。
 そして、映像として面白いのは、この世界では映画やアニメキャラなど総動員ってなところです。スピルバーグ作品のみならず、メカゴジにガンダムまで登場にはシビレますねぇ。オアシスを支配しようとする企業と阻止するため立ち上がった少年たちの戦いは、VR世界での戦争となっています。近未来の話ですが、すでに実現しているところもあってかVRに映画にリアルの世界が一体になった感覚を覚えます。久しぶりに観た爽快な映画でした。

『パシフィックリム:アップライジング』の感想

Pasifikku kaijuの脅威が去って10年後の平穏な世界。ある日、再び進化したkaijuが現れ世界に危機が訪れようとしていた。英雄となった父の影を背負うジェイクは、すさんだ生活を送るなか戦災孤児の少女と出会う。二人は巨大ロボット《イェーガー》の操縦席に乗り込むことに。

 怪獣vs巨大ロボット。やってくれますねぇ。何とも言えない子供の頃の夢がリアルに展開します。ここで描かれているのは前作から10年後の世界。巨大ロボット《イェーガー》も鉄人?から洗練されてエヴァ?のように進歩していました。それでもって進歩しすぎて無人化さえされようとしていますから。どっかで見たような・・・。登場人物の設定やら、ちょっと盛り込みすぎの話が駆け足で付いていけないところでもあります。突飛な展開も多いですね。
 まぁ、ツッコミどころの多い古き怪獣映画のようですが、映像を楽しむには良いかも。日本が決戦の舞台になってたり、いろんな作品を連想させるあたりオマージュに満ちています。欲を言えば、映像が洗練されてきただけにストーリーが物足りないですねぇ。もっとも、まだ続くのかな。


『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』の感想

Jyumanji ゲームオタクのスペンサーら4人の問題児は、居残りで倉庫の整理を言いつけられた。気のない彼らは古びたTVゲームを見つけると遊び始めてしまう。すると突然、ゲームの中に引き込まれてジャングルの中に。元の世界に戻るにはゲームをクリアしなければ・・・

 懐かしい映画が再び登場です。かつてはボードゲームでしたが、今作ではTVゲームとなって帰ってきました。クリアしなければ戻れないのは同様。しかも、ライフは3回となっていますから死の恐怖を味わうことにもなるわけです。
 今回、ジュマンジにチャレンジするのは気弱なゲーマーや乱暴者にシャイなガリベン少女、そして自惚れ美人など問題ありです。しかも好きなゲームキャラを選択しているあたり、現実とは正反対のキャラになってしまいます。自惚れ美人がデブオヤジだったり、ゲームオタクがマッチョな冒険家になっています。変身していても中身が誰か分かるようで面白いですね。それぞれが自らの問題をを乗り越えてゆくあたりが、ゲーム攻略の鍵のようです。
 昔に観たときは不思議な話だったけれど、いまでは究極のVRゲームのように思えますね。

『レッド・スパロー』の感想 

Redsupa 事故で将来を失ったバレリーナのドミニカ。叔父を頼り母親の治療と引き換えにロシアの秘密諜報機関で訓練を受けることになる。そこでは肉体での誘惑や心理操作するすべを学んだ。やがて、ロシアに潜伏するスパイを探すためCIA捜査官に近づくことに。

 心理的な駆け引きが見どころのスパイ映画ですが、リアルな世界を見せられるようで衝撃的でした。ターゲットに近づく為には、いわゆるハニートラップを仕掛けるわけです。当然ですがテクニックは訓練されているという。現実にあるならば怖い話です。
 ここではバレリーナのドミニカが女スパイ〈スパロー〉に成らざろう得ない状況に置かれています。そしてロシアで活動するCIA捜査官ナッシュに近づくミッションがあたえられます。そもそもナッシュがヘマしたことから始まっているけれど・・それはフェイクかも。ドミニカとは本当に惹かれ合っているのか?互いに相手の素性を知りながら騙し合う駆け引きに注目するも、観ている側も訳が分からないですね。いったい誰が仕組んだ罠なのか?最後までモヤモヤしてしまいそうな話です。もっとも、訓練所のシーンが強烈でしたからねぇ。後半の駆け引き部分が物足りないところでした。

『トゥームレイダー/ファースト・ミッション』の感想

Tombraider 冒険家の父親が失踪して7年。事態を受け入れらず、人生の目的を見失っていた一人娘ララ・クロフト。ある日、遺品の中から父が最後に目指した場所を探し出した。そこは伝説の眠る絶海の孤島、ララの波乱に満ちた冒険が始まる。

 ゲームでお馴染み、トレジャーハンター“ララ・クロフト”の冒険が再始動です。今作ではトレジャーハンター として最初の冒険が描かれていて興味深いところですね。舞台は日本のとある離島。女王、卑弥呼の眠る伝説の島ということらしい。封印された謎を巡って、ある組織の陰謀に巻き込まれてゆきます。まぁ、日本といっても無人島ですし、古代遺跡ということで日本的なところはないですが・・・。あとは、いつものように封印を護る仕掛けがあってゲームのアクションを彷彿させます。
 今回、ララにとって最初の冒険ですからねぇ。ゆえに、ちょっと頼りないところもあって、大胆なゲームキャラとは違和感がありました。もっとも、父親のエピソードを絡めて物語は進行していて、設定がしっかりとできています。試練を乗り越えて、しだいにゲームキャラのララらしく強くなってゆくわけです。いくつもの伏線が張られていますし、新たなシリーズとして楽しみです。


『ブラックパンサー』の感想 

Burakkupansa アフリカの小国ワカンダには、実は超文明国という秘密があった。高度な科学技術と希少資源ヴィブラニウムの悪用を防ぐためである。若くして国王になったティ・チャラは、秘密を守るべく漆黒のスーツに身を包んだ戦士〈ブラックパンサー〉として戦う。

 国王の裏の顔はヒーロー。黒いパンサー・スーツ姿でアフリカ出身という異色?のヒーローがアメコミから登場です。ちょっと、悪役にも見えてしまいそう。まぁ、ヒーローたちの生い立ちも様々ですからなんでもありですが・・・。超人集結のアベンジャーズ・シリーズとの繋がりのなかで、単独主演の作品となっています。そういえば父親の国王が『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』でのテロで亡くなったことから、ブラック・パンサーとしても後を引き継いだわけですね。  
 今作での舞台はワカンダ。国王ティ・チャラは自国の危機に立ち向かう戦士として戦っています。物語は跡目争いとか人種問題とか部族間の対立とか入っていて、けっこう政治的な話も入っているようです。そして戦いは超文明国ですから、ハイテク武器を駆使するのだけれど・・・殴り合いですか・・・。何だか原始的ですねぇ。まぁ、そのあたりが独特の世界観なのでしょう。次の戦いの場が何所になるのか気になりますが、クロスオーバー作品のようでヒーロー達の関係は複雑化してきそう。
 


『マンハント』の感想 

Manhanto_2 天神製薬の顧問弁護士ドゥ・チウはパーティの翌朝、ベッドで目を覚ますと隣に社長秘書の死体があった。突然、殺人事件の犯人とされた彼は、ハメられたことに気づき逃亡をはかる。いっぽう敏腕刑事の矢村は独自に捜査を進めるなか事件の真相にせまってゆく。

 1976年の映画「君よ憤怒の河を渉れ」をジョン・ウー監督によってリメイクです。サスペンス的な作品が、過剰な?アクション満載のジョン・ウーらしいクライムムービーになっていました。相変わらずハトも飛んでますねぇ。
 犯人とされたドゥ・チウは、自らの潔白を証明すべく逃走しながら事件の背後を調べています。陰謀モノのストーリーは使い古された感じがするけれど、スリリングな展開でたのしめます。刑事の矢村は正義感の強いアウトローって感じですね。二人が同等の存在感で描かれていて、敵対しながらも最後に共闘するあたり面白いです。こうなると昔の映画と比べて観たくなります。
 そこで比べてみると、全く違う作風なのだけど随所にイメージが残っていて興味深いところです。今作では殺し屋軍団の登場など無茶苦茶なシーンが多いと思っていたら、昔の作品も意外に無茶なストーリーのようです。いくつもの伏線が張られていてサスペンスの基本のような作品でした。

『不能犯』の感想

Funou 不可解な自殺や変死事件が相次ぎ、現場で目撃される黒服の男。刑事の多田は宇相吹という男が他人の心を操ることができるのではと怪しむ。しかし、その男の行為では殺人を証明することができない。 

 マインドコントロールで他人を殺す謎の男が登場。殺しの依頼を請け負うけれど、純粋な殺意でなければ依頼者にも悲劇が訪れるという。もちろん報酬は要りませんって・・・どこか喪黒服造にも似てますね。殺したい相手が溢れている世知辛い世相を映しているけど、純粋な殺意とは何なのか意味を考えてしまいます。依頼者の妬み、恨みは巡り巡って結局のところ皆、不幸になっていますね。
 ここでは性善説と性悪説がテーマのようで、刑事の多田と宇相吹は対称な関係となっています。唯一、マインドコントロールできない相手が多田ということで、二人の対決はどうなるのか気になります。宇相吹がしていることは依頼者の救いとなるのか?どちらも殺しては、ただの殺人鬼でしかないようですが・・・。依頼者それぞれのエピソードを見ると、何だか全てが善悪で単純には割り切れないところです。


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